第三弾|本うるし金継ぎ教室 in ORIGEN

2026.01.30 Category :


こんにちは。

出張査定&金継ぎ担当のスタッフSです!

更新が随分と滞っておりましたが、変わらずコツコツと修復を続けております。

金継ぎはとても時間が掛かりますが、漆の乾燥時間に合わせてゆっくり進むのがいいですね。

コスパ、コスパと言われる時代ですが、なんでもかんでも効率的なことばかり追求するのはいかがなものでしょうか。

かく言う私も普段はせっかちですが、、、金継ぎの時だけは時間が過ぎるのを忘れられます。


さてさて、金継ぎも第三弾に取り掛かっております。

修復スピードに反比例して、訳アリの器は沢山集まっております、、、一生分あるかもしれない。

その中から今回は古伊万里の皿2種と島岡達三の水指にしました。

同業者さんに「良い感じに割れてる皿があったら、教えてください!」と頼んでおいたら、ナイスな古伊万里を見つけていただきました。

ぶち割れですので本来はものになりませんが、金継ぎでかっこよくなればスキモノの方が買ってくださるかも。

数ヶ月掛かっていますので、採算度外視ですが。笑

こちらはなかなか見事な割れ方です。

どうなったらこんな風に割れるのでしょうか。

手で圧着しようとしても、強い反発力で押し返されて到底密着できませんでしたが、紐を使った圧着方法で見事にピタッと嵌りました。

面白い曲線なので、仕上がりが楽しみです。

お次は人間国宝|島岡達三の地釉象嵌縄文水指です。

こちらも「なんでこんなにカケてんねやろ」と言いたくなるカケっぷり。

確かに角張った形なので、角がカケやすいかもしれませんが、、、

しかしながら、なかなかバランスの良い感じにカケていたので修復することにしました。

カケた箇所を錆漆で補っては削るの繰り返し。

錆漆が足りなかったり、削り過ぎたり、、、

でも、面取りが上手くいくと気持ちがいい。

なかなか上手く馴染んだのではないでしょうか。

次の工程が楽しみです。

つづく。


本金継ぎ


合成接着剤を使う簡易金継ぎではなく、本漆を用いた本金継ぎを学べます。

古いものを大切に守り、次代に繋げる技術を一緒に学びませんか。

折角の機会ですので、ご興味のある方は是非ご参加ください。

ご興味、ご関心と直したい器があればどなたでもご参加いただけます。

少人数制の為、席に限りがございます。

お早めにお申し込みくださいませ。

修理中の陶磁器・道具類は保管いたしますので身軽にお越しいただけます。

受講の回数は2~3点の修復で約8回です。
金継ぎがスムーズに進んだ場合の目安になります。
修復する器の程度や状態、経験や個人差等により回数は前後いたします。


お申し込み方法


下記のウェブサイトより、お問い合わせくださいませ。
大阪福島金継ぎ教室 むつき
https://www.kintsugi-fukushima.com/


先生のご紹介


大阪福島金継ぎ教室 むつき
森本直子先生

2003年 大阪芸術大学デザイン学部卒業
2007年 裏千家茶道専門学校卒業
10年以上茶道に関連する仕事に従事した後に金継ぎと出会い、技法を習得

instagram:kintsugi.fukushima
https://www.kintsugi-fukushima.com/


開催場所


SHINGAN
大阪市天王寺区城南寺町1-16-3F

大阪メトロ谷町線:谷町6丁目駅
大阪メトロ千日前線:谷町9丁目駅
大阪メトロ長堀鶴見緑地線:玉造駅
近鉄大阪線/難波線:大阪上本町駅
JP環状線:鶴橋駅・玉造駅

各最寄駅から12-15分


教室開催日と時間


毎月第1・3木曜日:13:00-15:00
※欠席時は福島教室への振替可能(天王寺教室での振替受講はできません)
※器の修復状況や金継ぎの習得状況・ご希望により継続受講も応相談可


費用について


入会金
5,000円
※筆・ヘラ・真綿含む

受講料
月2回8,500円材料費込み
※本金・本銀粉は別途購入
※月初に現金払い


持ち物


修復したい陶磁器3~5点程度
※器のご用意が足りない方はご相談ください。
エプロン/汚れてもいい服装/アームカバー


前回の金継ぎブログ↓
やっと完成!|本うるし金継ぎ in 天王寺