兵庫県宝塚市のお客様より、お譲りしていただきました。
生後1ヶ月程の小さな雛を優しく見守る姿が印象的なNoritake製のフィギュリンです。
見つめ合うが親子の表情が愛らしいですね。
磁器の肌がとてもなめらかで質の高い絵付けが美しい。
鶴の体型と複雑な姿勢を磁器で造形するのには高い技術が必要でしょう。
熟練工あっての一品。
Noritake社と言えば日本陶器として明治37年創業し、TOTOや大倉陶園の元となる世界最大の磁器メーカーとして知られています。
明治期から戦前までに輸出用として作られたものはオールドノリタケと呼ばれ、コレクターの蒐集対象として有名です。
今回のものは現代のNoritake製品です。バックスタンプは60年代から90年代まで使われていたランプマーク。
昭和初期の古い木製の陳列ガラスケースに入れて撮影してみました。
最近、鶴がモチーフのものを連続してご紹介しましたが、全く意図しておらず後から気がつきました。思えば以前から鶴がモチーフのものに目が向いているように思います。おめでたい縁起のいいものが案外好きなのかもしれません。
以上、簡単ではありますがNoritake製のフィギュリン『鶴の親子』のご紹介でした。
この度は綺麗なお品ものをお譲りいただきありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
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