今日の一品は青鳳作の『七草香炉』をご紹介いたします。
こちらは大阪府枚方市のお客様よりお譲りしていただきました。
草花と共に蝶やキリギリスといった小さな昆虫も細かく彫金されており、とても優雅な一品です。
秋の七草かと思いましたが、花の種類が判然としないものもあるので季節を問わずお楽しみいただける一品かと思います。
香炉は「観ること・香ること」と日常的に楽しめるのでいいですね。
私も季節や気分で取り替えて楽しんでいます。
網代編の竹籠形もいいですね。
材質は銀900。 1000が純銀ですので10%別の金属が加えられております。
銀は少し前に比べ、倍以上の価格となっており価値が高まっています。
状態も良好で共箱のお品で高評価となりました。
以上、簡単ではありますが青鳳の『七草香炉』 のご紹介でした。
この度は貴重なお品ものをお譲りいただきありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
ORIGENでは銀製香炉を始め、様々な銀製品を探しております。
古美術品などの骨董品を中心に時代家具や建具まで幅広く取り扱っております。
丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。
お品ものの買取や売却に関してのご相談はお電話またはメールフォームよりご相談ください。
よろしくお願いいたします。
青鳳(せいほう)
本名は内島市平、富山県高岡市生まれ。彫金家。1928年、高岡工芸学校にて教諭として勤務。国会議事堂銅扉装飾金具仕上げに従事したり、ベルギー万国博覧会にて名誉大賞を受賞するなどしている。