古家のモールガラス 奈良県東吉野村

2023.09.21 Category :


こんにちは。

夏の暑さもようやく落ち着いてきましたね。

今年の夏は奈良県によくお邪魔しました。
出張買取で奈良市や生駒市に赴くことが多かったのですが、休暇でも奈良県を何度か訪れました。

特に奈良県東吉野村がとても気に入って、いつか住みたいとさえ思いました。
大阪市内から車で1時間半程で行くことのできる自然豊かで静かな山村です。

アユやアマゴの生息する清流高見川でのぼーっとした時間は至福でした。
秋の景色を見に行く日が今から楽しみです。

さて写真の建具は東吉野村のとある建物の玄関戸です。
モールガラスと呼ばれる板ガラスが使われておりますが、国産では現在は製造されておりません。

昭和期に建てられたお家の窓ガラスや家具の扉などによく使われていますが、背丈を超える大判のモールガラスは迫力があっていいですね。
縞模状の凹凸が直接的な視線を遮り、絶妙な風景を生み出しています。

昭和期の板ガラスには様々なデザインのものがありますが、モールガラスが一番好きです。

小さなサイズのモールガラスは沢山、現存しているので扱えませんが大判のものがあればご連絡ください。

睡蓮は建具とはなんの関係もありませんが、育てていた睡蓮が数日前に綺麗な花を咲かせたので載せてみました。

いただきものの睡蓮なので品種はわかりませんが、めっちゃ気に入っております。
大切に育てます。

ここからは買取のご案内です。

戦前の古い建具・大判の希少ガラスの買取はご相談ください。

家の建替えや解体工事を予定されているお客様より、家屋に付随している建具や古いガラスの買取相談を多数お問い合わせいただいておりますが、残念ながら一部例外を除き、昭和レトロの型ガラスの買取はしておりません。

基準としましては戦前(昭和20年以前)の建具や古いガラスのみが買取対象となります。(本ブログに掲載の大判のモールガラスは買取対象)

また住宅や店舗内装に再利用されるという性質上、デザインや寸法により取り扱いのできないものの方が多いのが実情です。

直接拝見する前に写真をお送りいただきますようお願いしております。

メール・LINEからお気軽にご相談ください。


買取相場について

建具や古いガラスは住宅や店舗内装に再利用される目的で買取をさせていただいております。

再利用するまでには引取・修繕・再生・リサイズ・取付け工事といった多数の工程があり、非常に手間の掛かるお品ものになります。

ですので一部の希少な例外品を除き、買取相場は数枚で数千円〜数万円程度の買取相場となっております。

それでも廃棄するのが忍びない場合や築年数が100年を超える住宅の建具など、再利用価値・希少性がご不明な場合はお気軽にお問い合わせください。


買取・取扱品目について

明治以前から大正、昭和初期までの格子戸・升格子戸・網代戸・蔵戸・ガラス戸・色ガラス・モールガラスから時代家具・照明器具まで幅広く買取しております。

家の建替えや解体工事を予定されているお客様で処分をご検討されておられましたら是非一度、当店にご相談ください。

よろしくお願いいたします。


丁寧な査定と明朗会計をお約束。骨董品・時代物・美術品の売却は高価買取の当店にお任せください。

ORIGENでは骨董品を中心に時代建具から美術品まで幅広いお品ものを取り扱いしております。
どんなお品ものでも拝見いたします。

お品ものの買取や売却に関してのご相談はお電話またはメールフォーム・LINEよりご相談ください。
よろしくお願いいたします。

買取のご依頼・商品のお問い合わせは06-7509-5761までお気軽にお電話ください。
お手軽なLINEでのお問い合わせはこちらから簡単にトーク画面にアクセスできます。
メールフォームからのお問い合わせはこちらからお気軽にご相談ください。


出張買取エリア:大阪・奈良・兵庫・京都・和歌山を中心に全国に対応いたします。

弊社では近畿・中部・中国地方をはじめ、ご相談に応じて全国に出張いたします。

大阪・奈良・兵庫・京都・和歌山は最短で当日にお伺いが可能です。

お所に関わらず、お気軽にご相談ください。


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花入・花瓶など花器の買取はORIGENへ



花入・花瓶など花器の買取はORIGENへ

2023.09.06 Category :

花瓶や花入などの花器を探しております。

買取にお伺いするとご依頼品の中に必ずあると言っても過言ではない花器。

ひと口に花器と言っても陶器・磁器・漆器・硝子製など、その材質や姿形は実に様々です。

旅先で買われたであろう花入や贈り物でいただいた花瓶類。

海外ブランドの高級花瓶、蒐集したアンティークの一点もの。

有名作家の希少品や大昔から家にある骨董品まで査定対象は多岐に渡ります。


草花を生けると空間が瑞々しく潤い、日常生活に彩りと活気を加えてくれますよね。

主役である草花を引き立たせてくれるのが花器。

花器によって草花の印象は大きく変わります。

そんなことを言い訳に「草花に合うものを」と新たなものを求めていると知らず知らずのうちに数が増えてしまいます。。。

華道のお稽古用花器もご相談ください。

華道の先生をされていた方やいけばな教室に通われていた方がお持ちのお稽古用の花器も買取が可能です。

数点では買取が難しいかもしれませんが「数が沢山あり処分に困っている」場合などお気軽にご相談ください。


買取相場について

数点集めることで買取が可能になる贈答品や記念品から1点で数万〜数十万単位のお品まで幅広い買取相場となっております。
価値があるかわからない・買取対象になるかご不明な場合でもお気軽にお問い合わせください。


丁寧な査定と明朗会計をお約束。

贈答品や記念品の花瓶〜陶磁ブランド/メーカー製品、作家物・骨董品まで幅広く買取しております。

お持ちの方で処分をご検討されておられましたら是非、当店にご相談ください。

よろしくお願いいたします。


骨董品・美術品・時代物の売却は高価買取の当店にお任せください。

ORIGENでは骨董品を中心に美術品から時代物まで幅広いお品ものを取り扱いしております。

どんなお品ものでも拝見いたします。

お品ものの買取や売却に関してのご相談はお電話またはメールフォーム・LINEよりご相談ください。

よろしくお願いいたします。

買取のご依頼・商品のお問い合わせは06-7509-5761までお気軽にお電話ください。

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出張買取エリア:大阪・奈良・兵庫・京都・和歌山を中心に全国に対応いたします。

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大阪・奈良・兵庫・京都・和歌山は最短で当日にお伺いが可能です。

お所に関わらず、お気軽にご相談ください。


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金継ぎ教室開催のお知らせ



金継ぎ教室開催のお知らせ

2023.08.21 Category :

金継ぎ教室のお知らせ

金継ぎ/金繕いとは漆と金銀粉を用いた日本独自の陶磁器修復技術です。

カケ・ヒビ・ワレといった陶磁器の傷を隠すのではなく、むしろ新たな鑑賞要素、景色の一部へと昇華させ、破損してしまった器に新たな価値を吹き込む極めてユニークな修復手法です。

近年、非常に注目されている日本の古典技法ですが今日では日本以上に海外でその独自の技術への関心、認知が広まっております。

かねてより興味があった金継ぎを学んでみたいと思い、講師の方をお招きし全8回の金継ぎ教室を行なっていただくことになりました。
※回数8回は金継ぎがスムーズに進んだ場合の目安になります。修復する器の程度や状態、経験や個人差等により回数は前後いたします。


本金継ぎ

合成接着剤を使う簡易金継ぎではなく、本漆を用いた本金継ぎを学べます。

古いものを大切に守り、次代に繋げる技術を一緒に学びませんか。

折角の機会ですので、ご興味のある方は是非ご参加ください。

ご興味、ご関心と直したい器があればどなたでもご参加いただけます。

少人数制の為、席に限りがございます。

お早めにお申し込みくださいませ。

修理中の陶磁器・道具類は保管いたしますので身軽にお越しいただけます。


お申し込み方法

メールもしくはinstagramのDMからお申し込みください。

ご参加希望・お名前・電話番号・メールアドレスをお知らせください。

メールアドレス:info@osaka-origen.com

instagram:origen_osaka


先生のご紹介

大阪福島金継ぎ教室 むつき
森本直子先生

2003年 大阪芸術大学デザイン学部卒業
2007年 裏千家茶道専門学校卒業
10年以上茶道に関連する仕事に従事した後に金継ぎと出会い、技法を習得

instagram:kintsugi.fukushima
https://www.kintsugi-fukushima.com/


開催場所

SHINGAN
大阪市天王寺区城南寺町1-16-3F

大阪メトロ谷町線:谷町6丁目駅
大阪メトロ千日前線:谷町9丁目駅
大阪メトロ長堀鶴見緑地線:玉造駅
近鉄大阪線/難波線:大阪上本町駅
JP環状線:鶴橋駅・玉造駅

各最寄駅から12-15分


教室開催日と時間

毎月第1・3木曜日:13:00-15:00


スケジュール

2023年
10月5日/10月19日
11月2日/11月16日
12月7日/12月21日

2024年
1月18日/1月◯日
※1月の第2回のみ日付未定
※欠席時は福島教室への振替可能
※器の修復状況や金継ぎの習得状況・ご希望により継続受講も応相談可


費用について

入会金
5,000円
※筆・ヘラ・真綿含む

受講料
月2回8,500円材料費込み
※本金・本銀粉は別途購入
※月初に現金払い


持ち物

修復したい陶磁器3~5点程度
※器のご用意が足りない方はご相談ください。
エプロン/汚れてもいい服装/アームカバー



大阪市都島区にて銀メダルを買取させていただきました。

2023.08.20 Category :

フランクリン・ミント社の『100点の偉大な傑作集を買取させていただきました。

100人の偉大な傑作集とはアメリカに本社のある民間造幣局FRANKLIN MINT社が手掛けた銀製のコインコレクションです。

1970年台に銀品位925製のメダル100枚を約8年間かけて1枚ずつ購入し、コレクションするというスタイルで販売されていました。

メダルには世界の名だたる絵画・彫刻作品が刻印されています。

月1枚。。。96ヶ月。。。

長い歳月が掛かるのがコレクションというものであり、その醍醐味ですが8年間とはなかなか長い期間ですね。

せっかちな私は待てません。

西洋の名画・彫刻がその多くを占めるなか、葛飾北斎作の富嶽三十六景『神奈川沖浪裏』が採用されています。

メダルは芸術界の権威が選定したそうですが、西洋人の目から見れば北斎の大波は日本人以上に衝撃的なものがあったのかもしれません。

因みに北斎はオランダのエッチング技法による風景画からヨーロッパ遠近法の影響を受けております。
そういったヨーロッパ遠近法と浮世絵の融合が名画たらしめる所以かもしれません。


買取相場について

商品価値+銀相場により変動いたしますが、400,000〜550,000円程度の買取価格で推移しております。※2023年8月現在


丁寧な査定と明朗会計をお約束。

こちらのお品物は大阪市都島区のお客様から買取させていただきました。

お父様がかつて百貨店で購入されたもののひとつだそうです。
その他にもマイセン・ヘレンドなどの西洋食器を多数お譲りくださいました。

銀相場の高騰により、買取価格が上昇しています。
お持ちの方で処分をご検討されておられましたら是非ご相談ください。

この度は弊社に買取のご依頼をくださり、誠にありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。


骨董品・美術品の売却は高価買取の当店にお任せください。

ORIGENでは骨董品を中心に銀製品から美術品まで幅広いお品ものを取り扱いしております。
どんなお品ものでも拝見いたします。

お品ものの買取や売却に関してのご相談はお電話またはメールフォーム・LINEよりご相談ください。
よろしくお願いいたします。

買取のご依頼・商品のお問い合わせは06-7509-5761までお気軽にお電話ください。
お手軽なLINEでのお問い合わせはこちらから簡単にトーク画面にアクセスできます。
メールフォームからのお問い合わせはこちらからお気軽にご相談ください。


出張買取エリア:大阪市都島区

弊社では近畿・中部・中国地方を中心にご相談に応じて全国に出張いたします。

大阪・奈良・兵庫・京都・和歌山は最短で当日にお伺いが可能です。

お所に関わらず、お気軽にご相談ください。


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奈良県生駒市にて涼し気なお品を買取させていただきました。

参考サイト
葛飾北斎 Wikipedia



奈良県生駒市にて涼し気なお品を買取させていただきました。

2023.08.18 Category :


こんにちは。

お盆には台風7号が関西地方を横断し、荒れ模様でしたが皆様、平穏にお過ごしされましたでしょうか。

私は奈良の山奥で過ごしましたが台風の影響で一時停電に見舞われました。
電源喪失によりポンプが停止してしまい水が使えない状態に。
幸い翌朝には復旧しましたが一時的であっても水が断たれるというのは何より辛いですね。

台風通過後も蒸し蒸しと過ごしづらい日々が続いていますので、涼し気なお品を見て気分だけでもひんやりしたいと思います。

清らかな白磁の器に爽やかなコバルトブルーで描かれた愛らしい唐子の姿。

物陰に潜んで何かを企み、ほくそ笑んでいるようです。

目線の先には。。。。。。

もうひとり、可愛らしい唐子がおりました。

手で口を塞ぎ、何やらくすくすと笑っているようです。

全体を見てみると。。。。。。

大きな雪玉の裏に身を屈めて隠れている子と捕まえてやろうと潜む子が描かれていました。

「ここなら見つかるまい。飛び出して驚かせてやろう!!」
と、悪巧みを考えて今にも笑いだしてしまいそうな茶目っ気たっぷりの表情と無邪気に遊ぶ子供の可愛らしい光景を見事に捉えています。

この後、一体どうなったのか。展開を想像するのが実に面白いお品ですね。

画面の大部分を占める大きな雪玉ですが、同時に想像力を掻き立てる大きな余白となっています。

大胆な構図と的確かつユーモラスな描写は葛飾北斎のそれのようです。

当時、大流行した北斎漫画を手本に考案された図案かもしれません。

こちらのお品物は奈良県生駒市のお客様から買取させていただきました。

お父様が趣味で骨董品屋さんや骨董市で集められたもののひとつだそうです。

この度は弊社に買取のご依頼くださり、誠にありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

古伊万里/唐子雪玉文/鉢
江戸後期

前回のブログ↓
大阪市住吉区にて古伊万里などの骨董品を買取させていただきました。

葛飾北斎
北斎漫画Wikipedia


丁寧な査定と明朗会計をお約束。骨董品・美術品・時代物の売却は高価買取の当店にお任せください。

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出張買取エリア:大阪・奈良・兵庫・京都・和歌山を中心に全国に対応いたします。

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一緒に働いてくださる方を募集しております。

2023.08.14 Category :

ORIGENでは一緒に働いていただける方を募集しています。

出張買取や協力業者様などから買付けした古いものを次のお客様の元に届けるお仕事です。

骨董品などの時代物からアンティーク家具など古いものを中心に様々なものを扱います。

あまり馴染みのない業種ですが、未経験の方でも大歓迎です。

今回は週3~5日・1日3~8時間程度の勤務が可能な方を募集いたします。

働き方や勤務シフトは可能な限り調整いたしますのでご相談ください。

継続的に勤務が可能で向上心のある方、好奇心のある方からのご応募お待ちしております。

買取業界・写真撮影・デザイン職などの職務経験、スキルお持ちの方は別採用枠もございます。
詳しくはinfo@osaka-origen.comまでお問い合わせ下さい。

募集業務内容
【1】オークションサイトへの出品作業・商品検品など
【2】デジカメによる商品撮影・画像編集・画像作成など
【3】グラフィックデザイン・SNSの更新・情報発信など

【募集概要】
年齢:年齢不問
雇用形態:パート・アルバイト
試用期間:3ヶ月
勤務時間:1日3~8時間
休日:シフト制
アルバイト:未経験時給1050円~
※買取業界・写真・デザイン経験者は応相談
交通費支給有
労働・社会保険など各種保険完備
勤務地:天王寺区城南寺町1−16

【事業所概要】
株式会社IWAGON
ORIGEN 古いもの買取・大切なもの売却代行
所在地:天王寺区城南寺町1−16
電話:06-7509-5761

【応募方法】
郵送もしくはメールにてご応募ください。

【郵送】
543-0017
天王寺区城南寺町1−16
ORIGEN 採用係宛
TEL:06-7509-5761
まで履歴書を郵送してください。

【メール】
info@osaka-origen.comに履歴書(PDFデータ)を添付してください。

ご質問・ご不明点はお気軽にご連絡ください。
ご応募お待ちしております。



大阪市住吉区にて古伊万里などの骨董品を買取させていただきました。

2023.07.26 Category :


大阪市住吉区のお客様から骨董品買取のご依頼をいただきました。

「古い家を建て替えすることになり、家財を処分するので値の付くものがあるか見に来ていただけますか」とご連絡くださいました。

住吉区と言えば万葉集にも登場する大阪でも最も歴史ある地域です。

中でも有名な住吉大社は日本の三大神社の1つに数えられ、その歴史は凡そ1800年にもなります。

今回、ご依頼いただいたのは住吉大社から直ぐ側の昔ながらの商店が立ち並ぶ場所にある古いお家でした。

早速、御座敷にお邪魔して買取できそうなお品を探し始めるやいなや、すぐに床の間に鎮座するものが目に入りました。

細かい文様が瓶の全面に描かれた焼き物。

離れた場所から見ても、とても目を引くお品ものです。

「日本を代表する磁器の産地である有田。そこで19世紀に作られた古伊万里の蛸唐草文瓶で間違いありません」
という、なんでも鑑定団でお馴染みのフレーズが聞こえてきそうなお品です。

蛸唐草とは古伊万里の主文様のひとつ。
蔓にある無数の突起物が蛸の足のように見えることから名付けられました。

制作年代が下るに連れて、蛸足の図案が簡略化されるので年代を見分けるポイントになります。
今回のものは19世紀に量産されたものですが、大きく立派で首一杯にまで正確に絵付けされた蛸唐草は有田の職人の熟練した絵付け技術が垣間見られるお品ものです。

その他にも明治〜昭和初期の古家具や骨董品など、お家の片隅で眠っていた品々をお譲りいただき誠にありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

ORIGENでは古伊万里などの古い陶磁器類を探しております。

丁寧な査定と明朗会計をお約束。骨董品・美術品の売却はORIGENにお任せください。
お品ものの買取や売却に関してのご相談はお電話またはメールフォーム・LINEよりご相談ください。
よろしくお願いいたします。

買取のご依頼・商品のお問い合わせは06-7509-5761までお気軽にお電話ください。
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堺市で骨董品の買取。朱泥急須や茶托などの煎茶器を買取させていただきました。



堺市で煎茶器などの骨董品を買取させていただきました。

2023.07.22 Category :


大阪府堺市のお客様より、出張買取にて古い朱泥急須などの煎茶器を買取させていただきました。

古い茶櫃に大切に保管されていました。
朱泥急須と言えば主に中国の宜興市で作られるものの質が高く、有名です。
粒子の細かい土に含まれる鉄分がお茶を美味しくするそうです。

日本でも昔から珍重されており、在銘品や製作時期の古いものは非常に高額で取引されております。

ですが、朱泥は非常に軟質な土ですのでとても脆い焼き物です。
注口や把手、蓋がカケたり、ワレたりしていることも日常茶飯事。
良い品だけど・・・残念・・・という場合も少なくありません。

今回お譲りいただいたお品ものを見てみると、蓋が銀で作られております。
恐らく、古い時期に蓋が割れてしまった急須のために特別に銀で誂えたのだと思います。
珠摘みには翡翠が使われており、とても凝った作りになっています。

わざわざ、蓋を誂えるということはそれだけ思い入れのある大切な朱泥急須であったのでしょう。

あっ、カケやワレならば金繕いでいいですね。
蓋が丸ごとどこかへいってしまった可能性の方が高そうです。

ORIGENでは古い煎茶道具を探しております。

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骨董品出張買取 in 奈良市



骨董品出張買取 in 奈良市

2023.07.21 Category :


奈良県奈良市のお客様より、骨董品買取のご依頼をいただきました。

「家が古いので昔のものが色々あります。見に来ていただけますか」とご相談くださいました。

お家は東大寺の正倉院から徒歩圏内の歴史風情ある地域にありました。

数年間、空家になっていたかつてお祖父様が建てられた家の整理を始められたとのことでした。

長年止まったままになっていた古いダルマ時計。

昭和初期に建てられたという古いお家では家のあちらこちらから骨董品などの古い物が見つかります。

「沢山ありますね」と話したところ・・・

「叔父が相当な博打好きでして、そのせいで昔にトラックいっぱいの骨董品を売ったと聞いています。いい品物はその時に全部なくなってしまったそうです・・・」

漫画みたいな話ですが、案外同じような話を聞く機会は少なくありません。
なるほど。古い物は沢山ありますが、確かにお家の風格から言えばもっと古い時代の骨董品があっていいように思いました。

それでもなんとか家に残った昔懐かしい古道具やお家の片隅で長年眠っていた茶道具・煎茶道具・花入・花篭・掛軸などを買取させていただきました。

帰りに奈良公園を少し散策して帰りました。
随分と久しぶりですが、いつ来ても鹿のいる景色だけは変わりません。

この度は数ある買取店の中から弊社にご依頼くださり誠にありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

ORIGENでは骨董品を中心に古道具から古家具まで幅広いお品ものを取り扱いしております。
どんなお品ものでも拝見いたしますのでお気軽にご相談ください。

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柿右衛門買取 in 平野区
東大寺公式サイト
正倉院公式サイト
奈良国立博物館公式サイト


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柿右衛門買取 in 平野区

2023.07.19 Category :


大阪市平野区のお客様から酒井田柿右衛門の買取のご依頼をいただきました。

「頂き物の食器が沢山あるのですが買取していただけますか?」とご連絡くださいました。

早速、査定にお伺いし拝見しますと……
「頂き物の食器」とのご相談でしたので、てっきりよくある進物の食器かと思いきや…全て酒井田柿右衛門窯の作品でした。

詳しく内容を聞かず査定に伺った為、驚きました。
数も沢山あり、加えて全て未使用未開封。

柿右衛門と言えば佐賀県は有田の陶芸家で15代続く名跡として有名です。
濁手と呼ばれる美しい白磁の余白を活かした構図に細密な花鳥図や伝統的な文様による絵付は柿右衛門様式と称されます。

酒井田柿右衛門本人が制作した作品を濁手と呼び、工房で制作した作品を錦手と呼びます。

今回、買取させていただいたお品は全て錦手(染錦)となりますので本人作のお品との買取価格差は大きく異なりますが、未開封かつ纏まった数のお取引でしたので精一杯頑張らせていただきました。

その他にも煎茶道具や骨董品など、お家の片隅で眠っていた品々をお譲りいただき誠にありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

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どんなお品ものでも拝見いたしますのでお気軽にご相談ください。

前回のブログ
出張買取 in 福島区
参考ウェブサイト
酒井田柿右衛門公式サイト
酒井田柿右衛門ウィキペディア


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出張買取エリア:大阪・奈良・兵庫・京都・和歌山を中心に全国に対応いたします。

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骨董品出張買取 in 福島区

2023.07.15 Category :


大阪市福島区のお客様から出張買取のご依頼をいただきました。

「祖父が愛用していた古い茶器や瀬戸物を買取していただけますか?」
とご相談いただきました。

梅田や中之島など大阪の中心部からもほど近い福島区は戦前大阪の町並みを今も残す風情ある地域です。

私自身とても好きなエリアで住んでみたいと思い、当時の名残を感じられる町家を探したことがありますが、非常に人気があり、近頃は土地の価格が高騰しているせいか古い建物は借家にはせずに家主がいなくなると直ぐに取り壊されることが多いように思います。

まだ古いお家が残っているため、比較的ご依頼の多い地域ですが、行く度に更地や新築戸建やマンションが増え、仕方がないことですが私が好きな福島の町並みは次第に姿を消しつつあります。

今回ご依頼をくださった方も先々代の時代から福島区でご商売をされていたとのことでした。
しかしながら家を手放す事となり、古い時代からのお品を処分することになったそうです。

お祖父様が毎日、使っておられた錫製の茶心壺や茶托、常滑焼の朱泥急須といった煎茶器類をお譲りいただきました。

染み込んだ茶渋や手の油分で飴色に変色した茶器の経年変化は一朝一夕では得られない味わいです。

舟形の古伊万里の染付皿はこれからの夏の季節に良いですね。
水まんじゅうやわらび餅なんか良さそうです。

その他にも昭和初期の古家具や骨董品など、お家の片隅で眠っていた品々をお譲りいただき誠にありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

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骨董品出張買取 in 天王寺区


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骨董品出張買取 in 天王寺区

2023.06.29 Category :


大阪市天王寺区のお客様から骨董品買取のご依頼をいただきました!

お祖父様が遺した骨董品を見て欲しいとご相談をくださいました。

「祖父が骨董品好きだったようで色々なものがあります。価値がわからないので私達にはガラクタにしか見えませんが……」

近くのお家でしたので、直ぐにお伺いさせていただきました。

床の間で埃を被っていたのは…米俵の上に立ち、財宝袋を担いぎ、小槌を高らかに突き上げた大黒様!
よくある縁起物ではありますが、なかなか肌艶、金味の良き一品です。
きっと、お祖父さんは毎日大切に磨いていたのではと思います。

同じく床の間の隅に置かれていた鷹の置物。

翼を大きく広げ、荒波の岩壁をしっかりと掴む勇ましい姿は実に勇猛果敢。

睨みつける先には同じ獲物を狙うライバルがいるのかもしれません。
嘴の先端から爪の細部まで非常に良く作り込まれています。

大量生産の鉄製のものではなく、何れも手の凝った銅製。

その他にも壷や皿・茶器など、お家の片隅で眠っていた品々を買取させていただきました。
お譲りいただき誠にありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

ORIGENでは骨董品を中心に古道具から古家具まで幅広いお品ものを取り扱いしております。
どんなお品ものでも拝見いたしますのでお気軽にご相談ください。

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出張買取旅 in 島根


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出張・骨董品買取旅 in 島根

2023.06.15 Category :


今回はちょっとばかり遠方の島根県江津市のお客様よりご依頼いただきました。

きっかけは以前に書いたblog記事。
お家にあるものについて調べている中で過去のblogに目をとめてくださり、お電話いただきました。

ちょっとした記事がきっかけとなり、ご連絡いただきありがたい限りです。
遠方からのご相談も少しずつではありますが着実に増えてきており、地道にですがblogを書いてきてよかったと思います。

さて、今回のご依頼内容はご自宅横にあるかつて、ご両親がお住まいになられていた昭和初期の建物と蔵の中にあるお品ものの買取り査定。

島根県からのご相談ということもあり、事前に参考の為の写真をお願いしましたが中に入る事ができず写真撮影が難しい…とのこと…

片道5時間超の距離ということもあり、一瞬迷いが生じましたが「つべこべ言わず行ってみよう!」ということで出張査定に伺わせていただきました。

5時間かけて現着。
なるほど…これでは写真が撮れないというのも納得です。

生い茂る草木と崩れた蔵の一部が入り口を塞いでいます。

ご依頼人様が枝切り鋏で木の枝を伐採し、私は瓦礫を退かせてなんとか中に入ることができました。

中の状況は…こんな具合です。

白蟻にかなり侵食されていて1階の床が落ちてしまい、古い家財品が散乱しています。

かなり苦戦しそうですが、落ち着いて手前の家財を整理しながら買取りできそうなものを探します。

当然、照明は無く、入り口からの明かりとハンドライトを頼りに隅々まで目を通します。

白蟻に喰われスッカスカになった階段を恐る恐る上がり二階を見てみます。

二階には着物箪笥や長持などが残されておりました。

崩れた蔵の土が積もり、軋む床板は今にも抜け落ちてしまいそうなほど傷んでいました。

そんな状況の蔵から体を張って発見した数々のお品もの達がこちらです。

抹茶碗に煎茶器、香炉に花瓶、床置物などなど。

煎茶器好きには嬉しい茶器類の多さです。

一点一点拝見させていただき、一番高くお値段を付けられたのは銀瓶でした。

その他にも掛軸や古家具など多数のお品ものをお譲りいただきました。

今回は遠方からのご依頼で少し心配でしたが、車いっぱいの嬉しい仕入れ旅となりました。
大阪からということを心配し、色々とお気遣いいただきありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

ご相談内容によっては大阪からの出張が難しい場合もございますが、中部と中国地方には信頼できる協力業者様もおりますのでお所に関わらず、お気軽にご相談ください。

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前回の出張買取ブログ↓
出張買取 in 東住吉区


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骨董品出張買取 in 東住吉区

2023.04.27 Category :


大阪市東住吉区のお客様からご依頼いただきました!

ご自宅のリフォームに際して長年眠っていた古道具類の買取りのご相談をくださいました。

時代の移り変わりと共に使われなくなってしまった火鉢や古家具などを引き取りさせていただきました。

使われることなく、保管されていた当時物の籐手提げ籠。

職人さんが編んだばかりのような綺麗な状態です。
自然素材の籐は乾燥に弱いですが、経年を全く感じさせず、しなやかさを保っています。

籐籠好きの方から「仕入れてもらえたらすべて買います」とご注文をいただいていますので、すぐにお嫁入りします。

かつて、暖を取るために使われた真鍮製の手炙り火鉢。

昭和に大量生産されたものには残念ながらあまり価値がありませんが、高名な鋳物師の作品や古作のものであれば期待できます。
一対入の木箱が複数ある場合や彫刻の無いものは大量生産の可能性が高いですが、ひとつずつ個別の木箱に入っているものや銘のあるものであれば、ひょっとするといいお品ものかもしれません。

その他にも古家具や建具類などなど、お家の片隅で眠っていた品々をお譲りいただき誠にありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

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今日の一品 瑠璃色琺瑯水筒


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今日の一品 瑠璃色琺瑯水筒

2023.04.11 Category :


大阪市天王寺区の古いお家の蔵から発見し、お譲りいただきました。

瑠璃一色の琺瑯水筒です。

見つけた時には虫喰だらけの古いカーキ色のフェルトカバーに包まれておりました。

傷んだフェルトカバーを取ってみると中から綺麗な瑠璃が姿を見せてくれました。

戦前の琺瑯製品は粗雑な作りのものが多い中、この水筒は細かい部分にまで手をかけているようです。

とてもおおらかな曲線とたっぷりと掛けられたガラス釉薬の風合いから見て、大正〜昭和初期のものかと思います。
製造時に意図せず発生した青から群青、紫まで色ムラのグラデーションがとても綺麗です。

大量生産された工業製品であり日用品ですが、希少な一点物のやきものにも負けない魅力があると思います。

飲み口には古いコルクキャップが付いていました。

これを肩から提げていた戦前の人々を想像するとかっこいいですね。

素材が鉄なので水筒として使うのはちょっと勇気がいりますので一輪花生にしました。
玄関に然りげ無く飾るだけで目に留まることは間違いないでしょう。

以上、簡単ではありますが瑠璃色琺瑯水筒の紹介でした。

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経験豊富な店主が細かく拝見いたします。

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下山道-GEZANDOU-#2


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下山道-GEZANDOU-#2

2023.03.31 Category :


今年は「専門知識を深める」ために出来るだけ時間をつくり、やきものの産地や美術館、博物館など全国津々浦々に赴きたいと考えています。
GEZANDOUはその旅の記録と備忘録のための写真アルバムです。

今回は過去記録となりますが昨年、姫路市立美術館に行った際の記録写真を。

姫路市立美術館の建物は旧姫路陸軍兵器倉庫だったそうです。
敗戦後は姫路市役所としての利用を経て美術館として今日に至ります。
ひと言では語り得ない歴史を持つ建物ですが赤レンガと瓦葺屋根が実に綺麗で惚れ惚れする建築です。

姫路城
別名:白鷺城
本丸の大天守は国宝でユネスコ世界遺産にも登録されています。
夕日に照らされた白漆喰総塗籠の壁面が神々しい。
姫路市立動物園内に撮影ベスポジを発見し、ベストタイミングにパシャリ。

姫路市立美術館公式サイト
https://www.city.himeji.lg.jp/art/
姫路城公式サイト
https://www.city.himeji.lg.jp/castle/


展覧会は現代美術家の杉本博司による『本歌取り 日本文化の伝承と飛翔』
会期:二〇二二年九月十七日-十一月六日※既に終了

折りに触れ、赴いている杉本博司の展覧会ですが今回の展示が最も巫山戯ておられました。
作品のクオリティもさることながら、文化財級の希少な古美術品との取り合わせは氏にしかできない芸当です。

真言密教における種子曼荼羅を本歌とする東西曼荼羅では鎌倉時代の種子曼荼羅(胎蔵界)を1930年代に印刷されたニュートンの宇宙所見を表具にして掛軸に仕立てておられました。
西洋的な世界観の中心に東洋の宇宙観(胎蔵界)が配されている点が印象的でした。

人間は神によって創られたのか、それとも人間が神を考えだしたのか。。。それとも。。。

杉本博司公式サイト
https://www.sugimotohiroshi.com/

また次回も旅の記録を紹介したいと思います。

ご清聴ありがとうございました。



スタッフMの日録:6 博多探訪・発見

2023.03.17 Category :

お久しぶりです。スタッフMです。
スタッフMの日録も6回目を迎えました。
一番身近な仕事場の作業机からスタートして、事務所近辺の探索、出張の記録…
と徐々に範囲を広げていった日録ですが、今回は一気に博多へと飛びます。

目的は福岡県立美術館で開催される『野見山暁治 寄贈記念展』(現在会期は終了しています。)
いつか実物を間近で見たいと思いながら幾年。
会期最終日に弾丸旅程で滑り込むことができました。

作家の出身が福岡県ということもあり、展示品は作家本人による寄贈作品。
100歳を超えてから制作された新作も含めた総点数約60点の作品が一堂に集められていました。

初期の作品から102歳で制作された最新作まで衰えぬ筆致と実物のマチエール。
一見すると多数が抽象画。しかし本人は「抽象画を描いたことはない」と言う。
心象風景でもあり、同時に目で見たありのままのものでもある。
炭鉱の風景から一枚一枚辿っていくと、
作家の思考の過程までをも作家ゆかりの地で追体験した心地でした。
ひとつの納得と大いなる刺激を得て、美術館をあとにしました。

余談ですが、福岡県立美術館は移転となる予定のようで、
現在の美術館の建物自体がもうすぐ見られなくなるようです。
隈研吾氏の設計による新福岡県立美術館は2029年開館予定とのこと。
再訪する楽しみがひとつ増えました。



新しい風を吹き込みながらもその歴史を端々に垣間見ることができる、
商人によって復興し栄えた力強い町博多…
きっとまた近いうちに明太子ご飯をお腹いっぱい食べにいこうと決意しました。

前回の日録はこちら
スタッフMの日録:出張・引取・覚書



ORIGEN買受帳 十. 亀文堂 波多野正平造 紫斑銅双耳花生

2023.03.10 Category :

十. 亀文堂 波多野正平造 紫斑銅双耳花生

京都市内ノオ宅ニテ買受ケル。
亀文堂初代デアル波多野正平作ノ独創的ナ鉄瓶ハ高額デ取引サレル。

前頁「九. 手吹き硝子霰コップ

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下山道-GEZANDOU-#1

2023.02.28 Category :

今年は「専門知識を深める」ために出来るだけ時間をつくり、やきものの産地や美術館、博物館など全国津々浦々に赴きたいと考えています。

目標は月イチか隔月に一度。休暇を兼ねて出かけたいと思います。

GEZANDOUはその旅の記録と備忘録のための写真アルバムです。


KATACHI museum in VISON
三重県多気町に2021年にオープンしたVISONという商業施設内にある食をテーマにしたミュージアム。
陶芸家の内田鋼一氏が館長だそうです。
広大な敷地に様々な商業施設が立ち並んでいます。2021年に開業した施設。これからの景色が変化することを望む。

写真メモ
奥の黄土色がKATACHI museum
高度な左官技術で仕上げられた土壁造
中のショップではアンティーク品の販売有
手前の白い建物はGallery 泛白 uhaku 白色という縛りで集められた陶磁器などを展示販売

https://vison.jp/shop/detail.php?id=43


愛知県陶磁美術館
ここの古陶磁コレクションは素晴らしかった。
平安時代の灰釉短頸壺の完璧な曲線と玉垂れにうっとり。
エントランスに陳列されている室町-江戸期に瀬戸や美濃で焼成された狛犬の中でイチ推しは白釉狛犬の阿。
憎めない間抜けな姿が可愛らしい。
建築は谷口吉郎氏による設計。
大瓦葺屋根x格子xタイルは背筋がピシッと伸びます。

写真メモ
瀬戸・美濃の狛犬群像
白釉狛犬 阿
瀬戸/美濃
江戸時代前期

灰釉短頸壺
猿投窯
平安時代前期

織部
寄向

建築家
谷口吉郎

https://www.pref.aichi.jp/touji/index.html


明治村
愛知県犬山市にある明治村
国の指定文化財を含む明治期の価値ある60以上もの建物が移築・復元建築されています。
テンションが上がりすぎて、時間内に全体の10%しか見れませんでした。必ず再訪します。
因みに創設者のひとりは愛知陶芸美術館の設計者である建築家の谷口吉郎氏

写真メモ
帝国ホテル中央玄関東京都千代田区
高田小熊写真館新潟県上越市
聖ザビエル天主堂京都市中京区
菊の世酒蔵愛知県刈谷市
宇治山田郵便局舎三重県伊勢市
本郷喜之床東京都文京区

https://www.meijimura.com/


豊田市美術館
ゲルハルト・リヒター展
現代画家の最高峰と言われるゲルハルト・リヒター氏
今まで見た展覧会の中で紛れもなく、最も素晴らしい構成でした。
展示は鏡から始まり、グレイペインティング、8人に看護婦見習い、髑髏、フォトペインティング、ガラス板:深紅、8枚のガラス、アブストラクト、、、、、、、、、そしてビルケナウ。
今一度、想起。鳥肌が立つ。もう一度、見に行きたいが残念ながら会期終了。次回の国内大規模展が待ち遠しい。
因みに豊田市美術館を設計した建築家谷口吉生の父は明治村創設者であり愛知県陶芸美術館を設計した谷口吉郎
親から子へと設計思想が脈々と受け継がれていることが見て取れる。

写真メモ
宮脇綾子
藍染・絣など古布で作ったアプリケ

建築家
谷口吉生
https://www.museum.toyota.aichi.jp/

前回のブログ↓
ORIGEN買受帳 九. 手吹き硝子霰コップ



ORIGEN買受帳 九. 手吹き硝子霰コップ

2023.02.24 Category :


九. 手吹き硝子霰コップ

高槻市ノ土蔵ニテ。
「手吹キ硝子」ト「プレス硝子」ノモノガ、アル。
見分ケ方ハ、コップ内側ノ凹凸ニヨル。

前頁「八. 松本民芸家具 44型 ウインザーチェア

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