こんにちは。
スタッフSです。
金継ぎ教室も第二期に突入しまして、また新たなお品の修復に着手いたしました!
今回の修復品は。。。
京焼の『舟形吹き墨造り皿』
Victorのロゴマークでお馴染みの『ニッパー犬置物』
そして以前、旅行で訪れた佐賀県有田市で購入した『十四代李参平作・飯茶碗』
こちらの3点を本うるしで修復していきたいと思います。
ニッパー犬はセメダインで接着された状態で売られていたもの。
あまりにもかわいそうな接着だったので、情が移ってしまい、連れ帰ってしまいました。
とは言うものの、実はこのサイズのニッパー犬をコツコツ集めているんですが。。。
ガッチガチに固まったセメダインをあの手この手で剥がし、接着できる状態にするまでに時間が掛かりました。
綺麗にワレているものの、ガラス釉の細かい破片が欠損しており、漆で滑らかに造形するのが難しく、手こずりそうです。
舟形のお皿は錆漆を盛って、乾燥後に研ぎ出しです。
今回も苦戦しそうですが、根気よく修復していきたいと思います。
ご清聴ありがとうございました。
続く。
本金継ぎ
合成接着剤を使う簡易金継ぎではなく、本漆を用いた本金継ぎを学べます。
古いものを大切に守り、次代に繋げる技術を一緒に学びませんか。
折角の機会ですので、ご興味のある方は是非ご参加ください。
ご興味、ご関心と直したい器があればどなたでもご参加いただけます。
少人数制の為、席に限りがございます。
お早めにお申し込みくださいませ。
修理中の陶磁器・道具類は保管いたしますので身軽にお越しいただけます。
受講の回数は2~3点の修復で約8回です。
金継ぎがスムーズに進んだ場合の目安になります。
修復する器の程度や状態、経験や個人差等により回数は前後いたします。
お申し込み方法
下記のウェブサイトより、お問い合わせくださいませ。
大阪福島金継ぎ教室 むつき
https://www.kintsugi-fukushima.com/
先生のご紹介
大阪福島金継ぎ教室 むつき
森本直子先生
2003年 大阪芸術大学デザイン学部卒業
2007年 裏千家茶道専門学校卒業
10年以上茶道に関連する仕事に従事した後に金継ぎと出会い、技法を習得
instagram:kintsugi.fukushima
https://www.kintsugi-fukushima.com/
開催場所
SHINGAN
大阪市天王寺区城南寺町1-16-3F
大阪メトロ谷町線:谷町6丁目駅
大阪メトロ千日前線:谷町9丁目駅
大阪メトロ長堀鶴見緑地線:玉造駅
近鉄大阪線/難波線:大阪上本町駅
JP環状線:鶴橋駅・玉造駅
各最寄駅から12-15分
教室開催日と時間
毎月第1・3木曜日:13:00-15:00
※欠席時は福島教室への振替可能(天王寺教室での振替受講はできません)
※器の修復状況や金継ぎの習得状況・ご希望により継続受講も応相談可
費用について
入会金
5,000円
※筆・ヘラ・真綿含む
受講料
月2回8,500円材料費込み
※本金・本銀粉は別途購入
※月初に現金払い
持ち物
修復したい陶磁器3~5点程度
※器のご用意が足りない方はご相談ください。
エプロン/汚れてもいい服装/アームカバー
前回の金継ぎブログ↓
ついに完成|本うるし金継ぎ教室 in ORIGEN