スタッフ日録:染付ふくら雀型もの皿#29

2025.01.17 Category :

骨董品買取大阪
あけましておめでとうございます。

年明けからあっという間に二週間が過ぎましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年最初のスタッフ日録では「福良雀」を象った豆皿をご紹介いたします。

この豆皿は大阪府八尾市の古いお宅の蔵の中で長い間、眠っていたお品ものです。

スズメが厳しい冬の寒さを乗り越えるために膨らんだ状態を「ふくら雀」と言い、そのまん丸とした姿が見事に再現されています。

羽根や顔は絵付けによるものと思いましたが、よく見ると羽毛の細かい質感まで丁寧に陽刻(ようこく)されています。

並べてみると、微妙に表情や濃淡の違いがあり、一羽一羽に個性を感じ、とても愛らしいです。
骨董品買取 大阪
実は、11月に開催されたオリナスジカンにも出品しており、多くの方に「かわいい!」とお声をいただく人気ぶりでした。

身近な存在であるスズメですが、縁起物としての人気も高く、ふくふくとした佇まいから、福良雀は五穀豊穣や子孫繁栄のシンボルとして好まれています。

これからの季節は卒業式や入学式、節分などお祝い事が続きますが、特別な日の食卓にさりげなく取り入れることで縁起を担ぐアイテムとして場を和やかに盛り上げてくれそうです。

この度は大切なお品ものをお譲りいただき、誠にありがとうございました。


品名:染付ふくら雀型もの皿
産地:愛知県|瀬戸焼
時代:明治


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大阪府和泉市で平安竹泉の煎茶器を買取させていただきました!


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大阪府和泉市で平安竹泉の煎茶器を買取させていただきました!

2025.01.06 Category :

三浦竹泉買取大阪
大阪府和泉市のお客様より、古い煎茶器や骨董品の買取をご依頼いただきました。

近年、人気の高まりを見せている煎茶器。

京焼の名跡である三浦竹泉(初代)のお品で、白磁に藍色で山水図が染付された爽やかな煎茶器です。

成形、絵付、焼成の全てにおいて確かな技術で作られております。

弊社では煎茶器を高価買取しておりますので、処分をご検討されておられましたら是非ご相談ください。


「価値があるか分からないけれど、大切に残してあったものを廃棄するのは忍びない」

日々、このようなお声をお寄せいただいております。

買取・引取できないお品もございますが、ものを大切にされるお客様からのご依頼には精一杯応えられるように努めさせていただきます。

弊社へとお譲りいただいたお品は、ご所望の方へと橋渡しさせていただきます。

この度は大切なお品ものをお譲りくださり、誠にありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。


骨董品の買取は安心・丁寧査定・実績多数のORIGENへ

買取実例

品名:染付|山水図|煎茶器揃

作者・産地:初代|三浦竹泉|みうらちくせん|平安竹泉|

種別:煎茶器・磁器

出張買取エリア:大阪府和泉市

参考買取価格:60,000円

※写真以外のお品が含まれる場合がございます。
※参考買取価格は商品の状態や市場相場により、変動いたします。


煎茶・茶道具の買取は安心・丁寧査定・実績多数のORIGENへ

煎茶碗・抹茶碗・茶瓶・急須・宝瓶・湯冷・涼炉・炉扇・羽箒・瓶掛・瓶敷・碗筒・茶托・茶則・茶合・茶量・振り出し

瓶座・結界・炉屏・棗・茶入・茶筒・茶壺・茶心壷・巾盒・茶巾筒・茶杓・茶釜・建水・柄杓・茶筅・茶筅筒・茶具褥

水指・盆・菓子鉢・薬鑵・鉄瓶・銀瓶・水注・洗瓶・滓盂・香炉・香合・茶櫃・提籃・茶籠・茶箱・茶盤・長板・器局

年代ものや有名作家の作品は思わぬ高額査定になる場合もございますので、是非一度ご相談ください。

ORIGENでは骨董品・古美術品・古道具等を高価買取しております。

「査定対象かわからない」

「価値があるものか確認したい」

「売れるものがあるか一度見て欲しい」

ご相談だけでも大丈夫です。

お気軽にお問い合わせください。


ORIGENでは骨董品を中心に美術品・古美術品・古道具などの年代物を幅広く出張買取しております。

年代物の骨董品、価値の気になる美術品・希少な古美術品から昔懐かしい古家具、古道具まで幅広く買取しております。

査定対象か不明な場合のご質問やご相談だけでも、お気軽にご連絡ください。


丁寧な査定と明朗会計・高価買取をお約束いたします。

お品ものに応じて細かく、丁寧に。専門バイヤーが正しく査定・評価いたします。

お持ちの方で処分をご検討されておられましたら是非、安心の当店にご相談ください。


出張買取エリア:大阪・奈良・兵庫・京都・滋賀・和歌山を中心に全国に対応いたします。

弊社では近畿・中部・中国地方をはじめ、ご相談に応じて全国に出張いたします。

大阪・奈良・兵庫・京都・滋賀・和歌山は最短で当日にお伺いが可能です。

お所に関わらず、お気軽にご相談ください。


骨董品・美術品・古家具・古道具の出張査定は高価買取の当店にお任せください。

ORIGENでは希少な骨董品や価値ある美術品、歴史を感じる古道具などを探しております。

どんなお品ものでも拝見いたします。

出張査定や買取、売却に関するご相談はお電話またはメールフォーム・LINEよりご相談ください。

買取のご依頼・商品のお問い合わせは06-7509-5761までお気軽にお電話ください。

お手軽なLINEでのお問い合わせはこちらから簡単にトーク画面にアクセスできます。

メールフォームからのお問い合わせはこちらからお気軽にご相談ください。

よろしくお願いいたします。


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謹賀新年|新年のご挨拶


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謹賀新年|新年のご挨拶

2025.01.01 Category :

ORIGEN
あけましておめでとうございます。

旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

本年もお客様のお役に立てられるよう、誠心誠意努めて参ります。

何卒、よろしくお願い申し上げます。


弊社ごとにはなりますが、本年は開業十周年にあたる年となります。

成果が出ていないことや、中途半端に放置していることなど課題は沢山ありますが、牛歩の如く、着実に歩みを進め、挑戦と成長の一年にしたいと思っております。

2025年がどんな一年になるのか、どんな一年にできるのか今から楽しみでなりません。
ORIGEN
皆様は今年の抱負を考えられましたでしょうか?

私は「不動心」にしました!!

挑戦の年にしたいと思っておりますが、気持ちは常に「不動心」

常に冷静に判断し、動揺せず、落ち着いた心でどっしりと構えていたいですね。

本年も皆様のお役に立てるよう、精一杯挑戦したいと思います。

2025年もORIGENをどうぞよろしくお願い申し上げます。

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大阪府豊中市で館林源右衛門の食器を買取させていただきました!

2024.12.30 Category :

館林源右衛門買取大阪
大阪府豊中市のお客様より、館林源右衛門の食器やお祖母様が使われていた煎茶道具、茶道具などの出張買取をご依頼いただきました。

お祖母様が住まれていたお家の処分に伴い、家財整理をされる中で見つかった食器や御道具を集めてくださいました。

「価値があるか分からないけれど、大切に残してあったものを廃棄するのは忍びない」

日々、このようなお声をお寄せいただいております。

買取・引取できないお品もございますが、ものを大切にされるお客様からのご依頼には精一杯応えられるように努めさせていただきます。

弊社へとお譲りいただいたお品は、ご所望の方へと橋渡しさせていただきます。

この度は大切なお品ものをお譲りくださり、誠にありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。


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品名:館林源右衛門・茶道具等

作者・産地:有田・京焼等

種別:有田焼・陶磁器

出張買取エリア:大阪府豊中市

参考買取価格:80,000円

※写真以外のお品が含まれます。
※参考買取価格は商品の状態や市場相場により、変動いたします。


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「価値があるものか確認したい」

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出張買取エリア:大阪・奈良・兵庫・京都・滋賀・和歌山を中心に全国に対応いたします。

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大阪・奈良・兵庫・京都・滋賀・和歌山は最短で当日にお伺いが可能です。

お所に関わらず、お気軽にご相談ください。


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よろしくお願いいたします。


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スタッフ日録:島岡達三|象嵌赤繪 草花文組皿#28


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スタッフ日録:島岡達三|象嵌赤繪 草花文組皿#28

2024.12.27 Category :

島岡達三買取大阪
奈良県香芝市にお住まいのお客様より、人間国宝・島岡達三の小皿をお譲りいただきました。

素朴な絵付けと独特の模様が印象的で、落ち着いた色合いが魅力的な一品。

使いやすいサイズ感と日常に馴染むデザインが、普段使いだけでなく来客時にも活躍しそうです。
島岡達三買取大阪
小皿に浮かび上がった模様から、ボコボコとした手触りを想像しましたが、触れてみると滑らかな質感で驚きました。

独特な模様は「縄文象嵌」と呼ばれる技法で、島岡達三が発案した独自の技法によるものです。

制作方法は、半乾きの生地に組紐などを用いて縄目を施し、その上から色の異なる化粧土を掛けて乾燥させます。

乾燥した表面を薄く削ることで、縄目によって凹んだ部分に化粧土が残り独特な模様が浮かび上がるのです。
島岡達三買取大阪
素朴な見た目ながらも、手間のかかる工程を経て仕上げられた作品からは、手仕事ならではの温かみや作り手の息遣いを感じることができます。

また、高台の裏には「タ」の一文字が刻印されており、シンプルで控えめなサインから作家本人の人柄が垣間見えるようです。

この度は、大切なお品ものをお譲りいただき、誠にありがとうございました。


早いもので、今年最後のスタッフ日録となりました。

これからも面白いと感じたお品ものや、珍しいお品ものを皆様にご紹介できればと思っております。

来年もどうぞ、よろしくお願いいたします。


島岡達三(しまおかたつぞう)
1919年 東京市芝区愛宕町(現:東京都港区愛宕)に生まれる
1939年 東京工業大学窯業学科に入学、陶磁器を専攻
1946年 浜田庄司に師事
1954年 益子に住居と窯を築き独立
1962年 日本民藝館新作展で日本民藝館賞を受賞
1978年 国画会工芸部会会員
1980年 栃木県文化功労賞を受賞
1994年 日本陶磁協会賞金賞を受賞
1996年 重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定
2007年 12月11日、急性腎不全により逝去。享年88歳。


品名:象嵌赤繪 草花文組皿
作家:島岡達三
時代:昭和-平成


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歳末のご挨拶とお知らせ


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歳末のご挨拶とお知らせ

2024.12.21 Category :

ORIGEN大阪
2024年の営業も残すところ、1週間となりました。

本年も沢山のご相談やご依頼をいただき、誠にありがとうございました。

大阪だけでなく、近畿圏内を中心に遠方からのお問い合わせも多数いただきました。

遠方への出張は道中も楽しみのひとつで、各地の博物館や美術館を訪れ、知見を深めることができました。

来年も沢山のお客様との出会いや、お品ものとの巡り合わせを楽しみに精一杯頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

最後になりましたが、ご依頼くださったお客様並びに協力業者様、提携企業様には1年間、お世話になりました。

この場をお借りして、お礼申し上げます。
ORIGEN大阪
年末年始の営業日をお知らせいたします。

2024年の最終営業日は12月28日(土)
2025年は1月6日(月)より営業を開始いたします。

皆様、年末の大掃除で古いものが見つかりましたら、廃棄せずに是非ご相談くださいね。

最終営業日までご依頼をお待ちしておりますので、どうぞお気軽にご連絡ください。

よろしくお願い申し上げます。


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スタッフ日録:Nikon MS型#27


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スタッフ日録:Nikon MS型#27

2024.12.13 Category :

Nikon買取大阪
こんにちは。スタッフNです。

大阪府和泉市にお住まいのお客様より、Nikon MS型をお譲りいただきました。

Nikon MS型は、Nikon初の量産カメラ「Nikon I」の改良型として1951年1月から12月に製造されました。

クラシックでコンパクトな外観が魅力的で、手に取るとしっかりとした重みや堅牢さが伝わってきます。
Nikon買取大阪
Nikon MS型を観察していると、現代のカメラにはない特徴がたくさん備わっていました。

まず最初に驚いたのは、電池を入れる場所や充電端子がない点でした。

動力なしにどのように動くのか?と疑問に思い本体からレンズを外してみると、カメラ内部にミラーがないシンプルな構造でさらに驚きました。

ファインダーとは別に距離を測定するための窓が付いていたり、ピント調節もレンズではなく右上のダイヤルを回して行う仕様だったり、慣れない操作や不思議な構造にアナログ特有の面白さを感じました。
Nikon買取大阪
残念ながら、手元にフィルムがなく実際に写真を撮ることは叶いませんでしたが、デジタルや合成には表現ができない質感や色合いを映し出すのだろうと想像いたします。

お譲りくださったお客様もカメラを携え、様々な場所に赴き、たくさんの風景や人々を写しとられたのでしょうか。

この度は大切なお品ものをお譲りいただき、誠にありがとうございました。


メーカー:日本光学工業(現:株式会社ニコン)
型式:Nikon MS型
専用レンズ:NIKKOR 50mm F2
年代:昭和26年(1951年)


公式サイト↓
ニコンの歴史について


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只今、鑑定中!


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只今、鑑定中!

2024.12.06 Category :

こんにちは。

出張査定担当のSです。

師走、師走、師走。。。

2024年も残り一ヶ月を切りましたね。

大変、ありがたいことに年末までバッタバタと東西奔走。

嬉しい悲鳴ですが、査定と目の前の積み上がった事務作業に忙殺されております。。。

脳と身体の両面において、かなり疲労が蓄積されておりますが、年内最終日まで、ご依頼にお応えできるように体調管理に努めてまいります!

さて本日は、買取先の古いお宅で発見したナイスなアイテムのご紹介です!

ペンキ塗りの表示板です。

レトロな丸文字が可愛いですね。

自分の仕事で使える文言なので、見つけた時は「あっええやん」と、ちょっとツボに入りました笑

古いお宅の離れに保管されていたお品で、昔に骨董品屋か質屋でもされていたのかと思いましたが、お客様にお聞きしたところ、曾祖母様が姓名鑑定をされていたそうです。

なるほど、そっちの鑑定でしたか笑

裏面は「本日不在」

会社のエントランスに掲げておこうかとも思いましたが、出かけてばかりなので毎日「本日不在」になりそうです。

そう言えば、子供の頃にホームセンターに行く度にプラスチックの表示板が欲しくて仕方なかったことを思い出しました。

御手洗いとか、駐車禁止とか。。。何らかの病ですね笑

さてさて、今年も12月28日まで元気に営業しておりますので、ご相談お待ちしております!


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スタッフ日録:KUMATORI MUSEUM2024#26


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スタッフ日録:KUMATORI MUSEUM2024#26

2024.11.29 Category :

KUMATORI MYUSEUM2024
こんにちは。スタッフNです。

先日、ご案内させていただきましたKUMATORI MUSEUM in 重要文化財-中家住宅|オリナスジカン vol,4に今回も店番として参加させていただきました!

古いものでは古墳時代の須恵器や古越前の壺をはじめ、陶磁器を中心とした生活骨董を展示販売させていただきました。

明治期のお盆やお膳などの漆器が好評で、最終日までに多くお求めいただき驚きました。ありがとうございます!
KUMATORI MUSEUM
前回のイベントにお越しいただいたお客様が再び足を運んでくださったり、購入されたお品ものの使い道を教えていただいたりと心温まる瞬間がいくつかございました。

このイベントをきっかけに骨董品に興味を持たれたとお伺いし、大変やりがいを感じ嬉しく思います。
KUMATORI MYUSEUM2024
また、イベント開催期間は天候にも恵まれ、休憩の際に食事をしながら中庭でゆっくり過ごしたり、展示作品や中家住宅を見て回ったり穏やかな時間を過ごすことができました。

出店者の方々やアーティストの方と交流する機会にも恵まれ、それぞれの作品や取り組みに触れることでたくさん刺激をいただきました。
KUMATORI MYUSEUM2024
イベントでの素晴らしい体験をふりかえりつつ、今後も精進してまいります。

お越しいただいたお客様や、運営にご尽力いただいたスタッフの皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。

貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。


【KUMATORI MUSEUM】
Instagram:kumatori_museum


【オリナスジカン】
Instagram:orinasujikan


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骨董品買取のORIGEN YouTubeチャンネルを開設しました!!


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骨董品買取のORIGEN YouTubeチャンネルを開設しました!!

2024.11.26 Category :

こんにちは。

寒暖差の激しい日々で自律神経が乱れまくりのスタッフSです。

昨日、突然に目がぐるぐる回ってその場に座り込んでしまいました。

季節の変わり目と一年間の疲れがどっと出たのかもしれません。

皆様も呉々もご自愛ください。


さて、本日はYouTubeチャンネルを開設のお知らせです!

遅ればせながら、今日からYouTuberです(笑)

今回の動画は過去に投稿したBlogの再編集になりますが、今後はオリジナルの動画も作って見たいと思っております。

最初はそんなに乗り気ではなかったのですが、作ってみると案外楽しくてやる気が湧いてきました!

とは言っても、、全然、時間は無いんですが。。。また仕事を増やしてしまいました。。。

少しずつにはなりますが、いい動画をアップできるように努めますので、チャンネル登録よろしくお願いいたします!

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スタッフ日録:大聖寺伊万里|特徴と見どころ#25

2024.11.22 Category :


こんにちは。スタッフNです。

大阪府柏原市にお住まいのお客様より、大聖寺伊万里(だいしょうじいまり)の菊形皿をお譲りいただきました。

端正な菊形の器の全面に吉祥文様が施され、鮮やかな色絵と金彩の縁取りがとても豪華絢爛なお品です。

うつわの表面には、いくつもの菊の文様が絵付けされており、小さな花弁や葉っぱの葉脈といった細部に至るまで、非常に丁寧に描かれています。

伊万里(古伊万里)と聞くと、佐賀県の有田焼や長崎県の波佐見焼を思い浮かべますが、大聖寺伊万里は石川県の九谷で作られた伊万里風のやきものを指します。

九谷で作られているなら九谷焼では?と疑問も浮かびますが、慶応三年(1867年)国内外の需要に応え伊万里を模したうつわを大量に生産したのが大聖寺伊万里の始まりです。

慶応三年は幕藩体制が崩壊した大政奉還の年であり、大きな変革の時代を迎えていました。

そのような激動の時代の中、職人たちは生き残りを懸けて「本歌取り(ほんかどり)」を掲げ、制作に励んだと言われています。

その作風は当時、非常に人気であった伊万里焼の染錦を中心に、柿右衛門様式や鍋島様式にまで及びます。

本歌の伊万里焼より格下と見られることもありましたが、豪華絢爛な絵付けや細部まで凝った成形は本家の伊万里でもなかなか見られるものではないそうです。

単なる模倣にとどまらず、丁寧な技術と手間を惜しまない制作姿勢により「本物以上に本物」と評されるまでになりました。

では、どのようにして本歌の伊万里と大聖寺伊万里を見分けるのでしょうか?

お品によっては「九谷」とだけ記されたものや、本作のように「奇玉宝鼎之珍」と記されたものなど、一見ややこしく、銘での判断は難しそうです。

見分け方のポイントとしては、呉須の明度や色絵の色調、畳付の鋭角、銘の流麗な字体などが特徴として挙げられます。

素人目に判断が難しく感じますが、骨董市や骨董品屋さんで伊万里焼を見かけた際には、見分けの特徴を参考に目利きに挑戦してみたいと思います。

この度は大切なお品ものをお譲りいただき、誠にありがとうございました。


品名:大聖寺伊万里|金襴手 十六弁菊花 吉祥文 菊形皿
産地:日本
時代:明治期


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KUMATORI MUSEUM in 重要文化財-中家住宅|オリナスジカン vol,4


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KUMATORI MUSEUM in 重要文化財-中家住宅|オリナスジカン vol,4

2024.11.12 Category :

オリナスジカンこんにちは。

スタッフSです。

やっと冬らしくなってきたと思いきや、今日はやけに暑くて嫌になりますね。

それが原因か、自律神経が乱れてフラフラ倒れそうになりました。

皆様も呉々もご自愛くださいませ。

さて、本日はイベント出店のお知らせです。
KUMATORI MUSEUM
6月にも参加させていただきましたKUMATORI MUSEUMに、今回も参加させていただくことになりました!

大阪府泉南郡熊取町にある中家住宅は江戸時代初期頃に建立された貴重な建物です。

前回に続き、貴重な建物の中で展示販売する機会をいただきました。
オリナスジカン
今回は幕末〜昭和初期頃までのうつわを中心に日常使いができるお品ものをセレクトしてお持ちしようと思っております。

ご都合が合えば、是非ご来場くださいませ。

なお、KUMATORI MUSEUMは11月15日(金)〜11月23日(土)※11/20(水)休館日の7日間、アート・クラフト・フードイベントのオリナスジカンvol,4は11月23日(土)1日のみの開催となっております。

よろしくお願いいたします。
KUMATORI MUSEUM


公式Instagram
オリナスジカン
KUMATORI MUSEUM


KUMATORI MUSEUM
日時11月15日(金)〜11月23日(土)※11/20(水)休館日
場所重要文化財・中家住宅


オリナスジカンvol.4
日時 : 11月23日(土・祝)10:00-16:00※雨天決行、荒天中止
場所 : 熊取交流センター煉瓦館・重要文化財・中家住宅
駐車場 : 約150台
出店数 : 約60店舗


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スタッフ日録:昭和初期の肘掛け椅子#24

2024.11.08 Category :

骨董 古美術 古道具 古玩 アンティーク
こんにちは。スタッフNです。

先日とは打って変わって一気に寒くなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は、昭和初期の古い洋館で使われていた肘掛け椅子についてご紹介させていただきます。

奈良県橿原市にお住まいのお客様より、昭和初期の肘掛け椅子をお譲りいただきました。

元々は「応接セット」として応接間で使われていたそうです。

椅子自体は昭和初期によく見られたタイプのデザインですが、緩いカーブをつけた肘掛けが特徴的で、一手間かけて加工されたお品であることが伺えます。

また、国産の貴重な楢材が使用された木部は、古くなった塗膜をヤスリをかけて除去し、本来の質感を残すため、木に浸透するタイプの塗料を塗りナチュラルに仕上げました。

その後、職人さんにヨーロッパのデットストック生地に張り替えていただき、ボロボロだった椅子が見事に生まれ変わりました。

シンプルな生地と無垢材の組み合わせは、現行製品のような新しさを感じますが、これから先どのように変化し、味わいを増すのか密かに楽しみにしています。

この度は大切なお品ものをお譲りいただき、誠にありがとうございました。


品名:肘掛け椅子
産地:日本
時代:昭和初期


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大阪市港区にて骨董品出張買取のご依頼をいただきました!


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大阪市港区にて骨董品出張買取のご依頼をいただきました!

2024.10.29 Category :

骨董品買取大阪市港区
大阪市港区のお客様より、やきものや古道具などの骨董品の出張買取をご依頼いただきました。

お祖父母様が住まれていたお家の処分に伴い、家財整理をされる中で見つかった骨董品を集めてくださいました。

「価値があるか分からないけれど、大切に残してあったものを廃棄するのは忍びない」

日々、このようなお声をお寄せいただいております。

買取・引取できないお品もございますが、ものを大切にされるお客様からのご依頼には精一杯応えられるように努めさせていただきます。

弊社へとお譲りいただいたお品は、ご所望の方へと橋渡しさせていただきます。

この度は大切なお品ものをお譲りくださり、誠にありがとうございました。
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買取実例

品名:骨董品・古道具等

作者・産地:瀬戸・常滑焼等

種別:骨董品・古道具

出張買取エリア:大阪市港区

参考買取価格:100,000円

※写真以外のお品が含まれる場合がございます。
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ORIGENでは骨董品・古美術品・古道具等を高価買取しております。

「査定対象かわからない」

「価値があるものか確認したい」

「売れるものがあるか一度見て欲しい」

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ORIGENでは骨董品を中心に美術品・古美術品・古道具などの年代物を幅広く出張買取しております。

年代物の骨董品、価値の気になる美術品・希少な古美術品から昔懐かしい古家具、古道具まで幅広く買取しております。

査定対象か不明な場合のご質問やご相談だけでも、お気軽にご連絡ください。


丁寧な査定と明朗会計・高価買取をお約束いたします。

お品ものに応じて細かく、丁寧に。専門バイヤーが正しく査定・評価いたします。

お持ちの方で処分をご検討されておられましたら是非、安心の当店にご相談ください。


出張買取エリア:大阪・奈良・兵庫・京都・滋賀・和歌山を中心に全国に対応いたします。

弊社では近畿・中部・中国地方をはじめ、ご相談に応じて全国に出張いたします。

大阪・奈良・兵庫・京都・滋賀・和歌山は最短で当日にお伺いが可能です。

お所に関わらず、お気軽にご相談ください。


骨董品・美術品・古家具・古道具の出張査定は高価買取の当店にお任せください。

ORIGENでは希少な骨董品や価値ある美術品、歴史を感じる古道具などを探しております。

どんなお品ものでも拝見いたします。

出張査定や買取、売却に関するご相談はお電話またはメールフォーム・LINEよりご相談ください。

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スタッフ日録:ミューラー兄弟|卓上ランプ#23


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スタッフ日録:ミューラー兄弟|卓上ランプ#23

2024.10.25 Category :


こんにちは。スタッフNです。

今回は大阪府高石市にお住まいのお客様より、お譲りいただいたミューラー兄弟の卓上ランプをご紹介いたします。

ランプシェードに描かれた鳥と、アイアンフレームに施された宿り木のデザインは、イソップ童話「燕と鳥たち」を彷彿とさせますが、これは偶然の一致でしょうか。

明かりを灯すと、鳥や雲の輪郭がやわらかく浮かび上がり心が惹きつけられます。

ミューラーはフランス北東部出身のガラス工芸一家。

10人兄弟であったことから「ミューラー兄弟」と呼ばれています。

1890年代〜1930年代という激動の時代に生きた彼らですが、戦争を乗り越え、数々の作品を世に残しています。

多彩な技法を駆使することで知られ、特にアール・ヌーヴォー期の「異色熔かし込み」と呼ばれる技法を用いた作品は、雲のような美しい斑模様が特徴的です。

サインには制作した兄弟の頭文字のみを記したものや、CroismareやVSL、MULLER FRES Lunévilleと記されたものなど様々なものがあるそうです。

サインを見るに本品は、1919年から1930年頃の間に制作された作品かと思われます。

宿り木は神聖な植物とされ、再生や復活のシンボルとして数々の神話や伝承に登場します。

その宿り木と、悠然と空を飛ぶ鳥たちが組み合わさったデザインには、まるで一つの物語が紡がれているようです。

アール・ヌーヴォー様式のデザインは、現代のインテリアと組み合わさることで新たな魅力を引き出してくれそうです。

この度は大切なお品ものをお譲りいただき、誠にありがとうございました。


ブランド:MULLER FRES/ミューラー兄弟
特徴:異色熔かし込み/被せガラス
年代:1919年〜1930年頃


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常滑|とこなめ陶の森資料館に行ってきました!


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常滑|とこなめ陶の森資料館に行ってきました!

2024.10.22 Category :

常滑
こんにちは。

出張査定担当のスタッフSです。

やっと長く暑い日々が過ぎ去ったと思いきや、今度は肌寒い季節の到来ですね。

束の間の過ごしやすい季節をゆっくりと満喫したいところですが、、、

ありがたいことに暑い時期を避けていたお客様方が一斉に動き出し、東奔西走させていただいております。

なかなか連休は取れないのであまり遠くへは行けませんが、隙を見つけて愛知県常滑市のとこなめ陶の森資料館に行ってきました。
常滑
周知のことではありますが、愛知県常滑市は古の頃より窯業が非常に盛んな地域であり、常滑焼は日本六古窯のひとつに数えられます。

六古窯の中でも最も古く、また規模が大きかったと言われております。

人々の暮らしの必需品であった壺や甕から、経塚に埋設した広口壺や三筋壺といった宗教色の強いものまで、多様な器種があります。

とこなめ陶の森資料館では、中世から現代までの常滑焼の歴史が時系列に展示されており、非常に見やすくわかりやすい展示となっております。
常滑
定期的に企画展も開催されており、しかも、入館料は無料となっております。

中央にあるショーケース。

この眺めは絶景です。

「いつのひか じていをたてることあらば かならずかような ところもうけし」

お気に入りの壺を並べて、好きなだけ眺めていられたらどれだけ幸せでしょうか。
常滑
少しずつ、好きな壺をコレクションしていきたいですね。

今回はゆっくりと常滑を満喫することができなかったので、近々再訪したいと思います。

以上、簡単ではありますが、とこなめ陶の森資料館のご紹介でした。

ご清聴くださり、ありがとうございました。


とこなめ陶の森資料館
公式サイト


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スタッフ日録:南京形銀瓶#22


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スタッフ日録:南京形銀瓶#22

2024.10.11 Category :


こんにちは。スタッフNです。

今回ご紹介するのは、女性スタッフ一同「かわいい!」と声を上げた中国の南京形の銀瓶です。

実物は写真で見るより小振りで、繊細な作りと可愛らしさに一目惚れいたしました。

把手は南京の茎や蔓ではなく、竹を模した珍しい意匠です。

凝った細工と可愛らしい南京の形は、お茶の席で目を引くのではないでしょうか。

黄正元は19世紀中国(清代)の官吏の名前で壬子(じんし)は干支のねずみ年を意味します。

この刻印により、今から172年前の咸豊(かんぽう)2年(1852年)に作られたお品であることが解ります。

長い時を経たお品ですが、凹みや修繕された形跡もなく、綺麗な形状を保っていて驚きました。

お譲りくださったお客様も、先祖代々受け継いだお品ものを大切に保管されていたのでしょう。

また、蓋の摘みには茎の管が緻密に施されており、その技術力と再現力の高さが素晴らしいです。

そして南京は、種の多さや蔓の伸びが子孫繁栄、家系が長く続く象徴として、世界それぞれの文化で好まれる吉祥模様です。

素晴らしいお品ものを手に取って見ることができ、大変光栄に思います。

この度は大切なお品ものをお譲りいただき誠にありがとうございました。


品名:南京形銀瓶
時代:清時代|咸豊(かんぽう)2年(1852年)
国:中国


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白髪一雄 作品展|行為にこそ 総てをかけて


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白髪一雄 作品展|行為にこそ 総てをかけて

2024.09.28 Category :

白髪一雄
こんにちは。

スタッフSです。

つい数日前まで暑さでバテていましたが、嘘のように涼しくなりましたね。

そろそろ、山にでも登りたい気分です。

先日、尼崎市へ出張査定に伺った帰りに偶然ポスターを見つけて、白髪一雄の作品展「行為にこそ 総てをかけて」を見てきました!※会期終了

白髪一雄といえば、尼崎市出身の抽象画家でアクションペインティングの第一人者として世界的に評価されている画家です。
白髪一雄
吉原治良をリーダーとする重要な前衛美術運動である「具体美術協会」に参加し、活躍しました。

1963年に制作された「天富星撲天雕」(てんふせいはくてんちょう)は中国の歴史小説である水滸伝をイメージして描かれた作品だそうです。

具体的なモチーフの無い抽象絵画かと思っていましたが、歴史小説内の豪傑をイメージして描かれているということは知りませんでした。

水滸伝を幼いころからの愛読書だそうで、この作品も作者自身が長い間、大切にしていた一作だそうです。
白髪一雄
制作姿の再現模型。

めちゃくちゃ滑る油絵具の上を、角刈りジーンズでガンガンに攻めてる姿は実に渋くて格好いいですね。

初めはロープ無しだったそうですが、滑ってひっくり返った際に見上げた天井の梁を見て閃いたそうです。
白髪一雄
フットペインティングと呼ばれ、文字通り足で描かれる絵画。

60年前の作品ですが、今も美しい光沢を保っています。

会場には初期の人物画や風景画も展示されていましたが、フットペインティングからは想像できないほどの画力でした。

手で上手く描くことは簡単に出来た上で、足で描いています。
白髪一雄
実は天台宗の僧侶でもあり、密教の世界観を表現した作品も多くあります。

写真は比叡山での修行僧時代の白髪一雄氏。

なんと!!!
鞍作鳥が造仏した法隆寺金堂のお釈迦様にそっくりではないですか!!!

そう思うのは僕だけでしょうか?!
白髪一雄
1971年に制作された『五大』

宇宙の全ての構成要素を意味する空・風・火・水・地がモチーフになっております。

それぞれに梵字が書き込まれています。

発表された当時は仏塔をイメージし、縦に並べられていたそうです。
白髪一雄
1975年の『文殊菩薩供』は密教修業を終えた直後に円を描いた作品の1枚。

「それが現れるまでやる」と予めイメージした仏教教義と絵が一致するまで描いたそう。

イメージを超える作品が現れるまで描き続けるのは、もはや修行そのものです。

個人的には、この作品が一番好みでした。
白髪一雄
吉原治良の作品を始め、具体の作品には円をモチーフにした作品が多数ありますね。

円を描くという行為は単純でありながらも、意味深い行為なのか、はたまた無意味なのかどうかはわかりません。

白髪一雄は世界的に高く評価されていますので、宝くじでも当たらないと買えませんが、いつか小さな作品をひとつ手に入れたいなぁと思います。

助手として、制作を手伝っていた割烹着姿の奥様も素敵でした。

展覧会の会期終了してしまいましたが、尼崎市総合文化センター内の白髪一雄記念室では所蔵作品が見られますのでおすすめです。

以上、簡単ではありますが、白髪一雄 作品展「行為にこそ 総てをかけて」の所感でした。

ご清聴ありがとうございました。


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白髪一雄記念室


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スタッフ日録:Christofle MARLY|マルリー#21


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スタッフ日録:Christofle MARLY|マルリー#21

2024.09.27 Category :

クリストフル買取大阪
京都府伏見区にお住まいのお客様より、クリストフルのマルリーをお譲りいただきました。

マルリーは、アンカンサスとシェルのモチーフを非対称的に配置した優雅で美しいデザイン。

制作を開始した1896年から120年以上経った現代も人気の高いコレクションです。

本来は洋食器とコーディネートを組むカトラリーですが、今回はDAWSON社製(イギリス)のシノワズリ図案の小皿と組み合わせてみました。

異なる文化と合わさることで新たな魅力を引き出すことができます。
クリストフル買取大阪
マルリーのデザインは、ルイ14世によってパリ近郊に建てられたマルリー城に由来しており、マルリー城はルイ14世にとって他の宮殿とは異なる特別な宮殿でした。

べルサイユの喧騒から離れて静かに過ごすためにしばしば訪れ、親しい友人や招待客をもてなし、晩年には年の3分の1をここで過ごすほど気に入っていたようです。

アンカンサスの葉と貝殻の波模様をモチーフとしたデザインはマルリー城の瀟洒で優雅なスタイルを見事に表現しています。

残念なことに、マルリー城自体はフランス革命によって破壊されてしまいましたが、その精神は現代にも受け継がれています。
クリストフル買取大阪
また、マルリーには「何よりも親しい友人と楽しい時間を過ごしたい」という思いが込められています。

柄に刻まれた「M」のイニシャルは特別な贈り物だったのでしょうか。

マルリーの制作に込められた意図を知って選ばれたのか、偶然の一致なのか真相はわかりませんが、大変粋な贈り物と感じました。

一部、変色は見られましたが、傷やすり減りもほとんどない状態で保管されていたことから大事に仕舞われていたことが伺えます。

この度は大切なお品ものをお譲りいただき誠にありがとうございました。


ブランド:Christofle/クリストフル
シリーズ:MARLY/マルリー
特徴:ロココスタイル


イギリス|DAWSON社製|シノワズリ図小皿


春慶塗|隅切折敷


公式サイト↓
Christofle
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大阪市福島区にて角谷莎村作の鉄瓶を買取させていただきました!


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大阪市福島区にて角谷莎村作の鉄瓶を買取させていただきました!

2024.09.24 Category :

角谷莎村鉄瓶買取大阪
大阪市福島区のお客様より、角谷莎村作の竹菖蒲文鉄瓶を買取させていただきました。

角谷莎村は茶の湯釜の重要無形文化財保持者|人間国宝である角谷一圭の実弟で、同じく釜師として高名なお方です。

肩の面を取った上品な形に吉祥文である竹と菖蒲文が施されており、山梔子形の摘が控えめで上品なお品です

大阪を代表する釜師である角谷家は現在も大阪に工房を構えられており、現在は三代の角谷征一氏と四代角谷圭二郎氏が精力的に茶の湯釜を制作されておられます。

その他にも大切にされてきた煎茶道具や骨董品も買取させていただきました。

弊社へとお譲りいただいたお品は、ご所望の方へと橋渡しさせていただきます。

この度は大切なお品ものをお譲りくださり、誠にありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。


骨董品の買取は安心・丁寧査定・実績多数のORIGENへ

買取実例

品名:角谷莎村造|竹菖蒲文鉄瓶

作者・産地:釜師|角谷莎村|かくたに しゃそん

種別:骨董品・金工品

出張買取エリア:大阪市福島区

参考買取価格:40,000円

※写真以外のお品が含まれる場合がございます。
※参考買取価格は商品の状態や市場相場により、変動いたします。


ORIGENでは古い鉄瓶を買取しております。

金瓶・銀瓶・鉄瓶・銅瓶・錫瓶・湯沸・急須・茶釜・茶壷・香炉・仏像等がございましたら是非、ご相談ください。


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波多野正平・泰蔵六・安之助・雨宮宗・西垣一瑳・村治一瑳・淡海秀光・大国寿朗・鈴木光重・北村静香・宮崎寒雉・金谷五郎三郎・中川浄益・畠春斎・高木治良兵衛・角谷一圭・角谷莎村・河内宗明


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大阪市住吉区にて掛軸などの骨董品を買取させていただきました!


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