ORIGENの記憶:身につける和の小物編

2018.11.05 Category :



手先の器用さと遊び心を感じる和の小物
硬く小さな素材の加工や針先ほどの金銀象嵌など細かな技によって造形されています。
セピア調の白黒写真は古い写真アルバムに挟まれていたものです。日本髪を結った女性の後姿。成人式か結婚式の時の記念撮影でしょうか。時代は大正期と思われます。
・左上:本鼈甲(べっこう)帯留、松竹梅
・左中:象牙帯留、梅
・左下:銀メッキ・真鍮帯留、鈴・菊
・右上:金銀象嵌時代帯留、鎧侍・甲冑武士
・右中:オパール帯留、古銭・和同開珎
・右下:赤珊瑚簪(かんざし)、牡丹
小さいものなので忘れられがちですが、赤珊瑚や翡翠、鼈甲、象牙などの希少な素材で作られているものが多い帯留や簪。和服を着る機会が減り、もしかすると箪笥にしまわれたままのお品物があるかもしれません。
また、他にも日本の細かな細工物を探しています。刀鍔・根付・煙管などの時代物がありましたらお気軽にお問い合わせください。よろしくお願いいたします。