目に映るもの

2017.08.22 Category :


古いお家の引き出しの中や箱の中には実に色々なものが詰め込まれています。
一枚目の写真は実際に買取した古い木箱の中身そのままの姿。
気に留めなければ見過ごしてしまいそうなほど小さなものばかりです。
「こんなものガラクタじゃ」と思われるかもしれませんが、なかには価値のあるものもあるのです。一部ご紹介いたします。

書道の古い墨(高価なものもあります)

古い極小南京錠(解錠不可)

古い飛び出しナイフ(魚型)

小さな貝(天然)


目貫(日本刀の柄につける装飾金物コレクションアイテム)

真鍮の古いマイナスネジ(古家具の修繕必須アイテム)

相談役ピンバッジ(頼りになります)

古い髭剃り(紳士の嗜み)

紙切れ(昭和10年前後)


豆大黒・恵比寿様(※稀に純金製あり!)

ガラス瓶の蓋のみ(いつか役に立つ日が、、、)

耳かきの先端(否!簪の先端)

極小鍵(古い極小南京錠不一致)

髑髏数珠(魔除け・厄除け)
こういった具合で引出しひとつ見ても実に沢山の見所があるのです。
無価値に見えるものもあるかもしれませんが
実はここにあるほとんどのものに買手がつきます。
この仕事をしていてつくづく思いますが、本当にワケのわからないものを必死に探している人がいらっしゃいます。笑
古いものはどんなものに驚く程の価値があるのかわからない世界。
細かく細かく分け行って分け行ってやっとのおもいで価値あるものを見つけることもしばしばです。
価値のないガラクタかもしれない。。。
売れるものがあるかわからない。。。
無駄足になるかもしれない。。。
長年空家で放置しているので散らかっている。。。
と、ご依頼時に色々と心配してくださるお客さまが沢山おられ、ありがたい限りです。しかし、どんな状況でも遠慮なくご用命ください!
私たち、古物商は欲しいものをメーカーや問屋に注文することはできません。買取依頼くださるお客様があってこその商いです。
しっかり丁寧に拝見いたしますので、ご売却の際にはORIGENにご用命ください。
よろしくお願いいたします。