今週は何故だかわかりませんが、古いお家への出張買取が重なりました。
詳しい理由はわかりませんが、どのお家もある日突然、主がいなくなり、時が止まったまま忘れられたかのような佇まいでした。
今回は大阪市内の戦前の建物の中で見つけたものをご紹介します。
査定の対象になるものもあれば、値段の付け難い変わったものまで色々あります。
古い引出しに眠っていた錆びた小さな金属製のもの
折り畳み式の顕微鏡でした。ずっと閉じられていたにも関わらずバネは快調です。
親指ほどの小さなものですが堅牢に作られています。
4cmほどの金属筒
極小望遠鏡でした。
試しに覗きましたがそもそもの口径が小さすぎるので肉眼で見た方がいいのではないのか!?当時の子供向けの玩具でしょう。
戦闘機・爆撃機が描かれた紙製品
戦時の灯火管制発令の際に使われた遮光電笠です。
物々しい図案ですが、笠の立体的なデザインと巧みなグラフィックが光っています。
こちらも戦争機が描かれた封筒
一見ポップで可愛らしい雰囲気ですが、裏面には「前線へ贈る銃後の筆の跡」の文字が。
外国人の男の子とポチ
背面にはMADE IN OCCUPIED JAPANの文字。
占領下の日本の意味です。
1947年~1952年の輸出品には記載が義務付けられました。
子供向けの玩具にしては男の子の顔が怖い。犬は可愛らしい。
主にアメリカへの輸出用として作られたものです。
戦後日本のアメリカ人へのイメージが反映されたのでしょうか。
これは?
ミッキーマ○ス風のセルロイド製の栞。オリジナルに比べ異常に足が長いのは栞のサイズに合わせたためでしょうか。裏には高野山と描かれています笑
1930年前後に登場したキャラクターのマチ針
ミッキーマウス 1928年 昭和3年生まれ
ベティ・ブープ 1930年 昭和5年生まれ
のらくろ 1931年 昭和6年生まれ
零戦型の小さなプラスチック製の玩具
如何だったでしょうか。
ご紹介したものはごく一部ですが、まるで時間が止まったかのようにお家の中に残されていました。
今回は不動産業者様からのご依頼だったので詳しい経緯はわかりません。
ですがお家に残されたものを見ていると戦争が大きく関係しているのかもしれません。似た案件が重なったのは偶然なのか、必然なのかは今のところわかりません。
いずれにせよ古い家屋の老朽化による取り壊しや空家問題など、似たケースのご依頼がこれから増えてくような気配を感じます。
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