今日の一品 water shape

2022.04.14 Category :


硝子工芸作家
津田清和氏の作品を手にしました。

ふくらんだ気泡のような、うすい硝子が水の姿を教えてくれます。

口縁部まで水を満たすと、まるで水晶のように光を集め、やさしく拡散します。

器形は瓶子と呼ばれるもので底部から肩にかけて大きく張った曲線を描き、口は小さく窄む形が特徴です。

古くに中国で考案された陶磁器の器形で当時は酒瓶として用いられましたが、使い勝手が悪く次第に作られなくなったそうです。

しかし、その姿はとても美しく今なお、鑑賞陶磁として高く評価されています。

これまで陶磁器で作られてきた瓶子を宙吹き硝子で試みたのが津田清和氏です。

目を凝らすと、かすかに緑色を帯びており、ゆらゆらと波打ち、小さな気泡を含んでいます。

古い硝子の質や陶磁器の形を沢山、研究されているんだと思います。

津田清和氏はこの瓶子を「水のトルソー」とも呼んでおられるそうです。

花は最近、お気に入りのパーロット咲きのチューリップ。

黄色に赤縞が特徴的なフレミングパーロットです。

台にしているのは以前にお客様からお譲りいただいた江戸時代の朱塗棚。

歴史ある棚の上に置き、水をいっぱいに満たすだけで背筋がすっと伸びる瓶子です。

高台が凄く小さいので慎重に扱い、割らないように気をつけます。。。

以上、簡単ではありますが津田清和氏の硝子瓶子のご紹介でした。

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どこかの街 織源三丁目六番九号

2022.01.28 Category :

とある街のお話…

「地方の旧市街にある祖父母宅はもう随分と長い間空家になっています。

昭和のはじめ頃からこの地で文具店を営んでいました。

昔はお客さんで賑わっていたこの辺りもほとんどのお店が廃業し、今ではシャッター通りになってしまい街の風景も様変わりしました。

お店と倉庫には大昔に仕入れたと思われる商品や店を始めた頃から変わらぬままの古いものが色々と残されています。」

時折、ご連絡をいただく古い商店の在庫やお店に残された陳列棚や備品の買取りのご相談。

これまで文具店や時計店・玩具・工芸品・陶芸品・額縁・・・・ちょっと変わり種では古い診療所や病院、薬局などなど、一般家庭からのご依頼とは異なる様々なご相談をお受けしてきました。

昔からご商売をされているお店では知らず知らずのうちに古いものが溜まっていることもしばしば…

古い商店に残されているおき古し商品や陳列棚などの古道具類には人気のあるお品ものも少なくありません。

お店を閉めて長い間、足を踏み入れていない古い商店や倉庫などには貴重なお品ものが眠っているかもしれません。

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