目次
古い花入や花篭などの花器を探しております。
使われていない古い花器はございませんか。
花嫁修行と言えば茶道か華道と言われる時代がありました。
しかし、今では華道を嗜まれる方が随分減っていると耳にします。
かつて華道をされていた方のお家に伺うと花器が沢山残されていることがあります。
時代の流れには逆らえませんが、花を生けるという行為は今も昔も何ら変わりありません。
華道を嗜んだことはありませんので作法もへったくれもありませんが。。。
顔に似合わず花を生けるのが好きでして自己流で投入れを楽しんでいます。
花器は主にお客様からお譲りいただいたお品で自分の手元にある間、楽しませていただいております。
写真のお品は大阪市生野区のお客様よりお譲りいただいた李朝の白磁瓶です。
李朝とは李氏朝鮮の略で朝鮮における最後の統一王朝のことです。
1392年〜1897年までの約500年もの長きに渡り朝鮮半島を統治していました。
李朝以前の朝鮮陶磁器では高麗青磁、粉青沙器などが有名ですが、李朝時代はなんと言っても白磁です。
李朝では白が最も高貴で気高い色とされ、尊ばれていたそうです。
「ルーツが韓国にある祖父母が保管していた物です」とご依頼人様より、お聞きしました。
遥々海を渡り、故郷から下げて来られたお品でしょうか。
形状とややくすんだ白磁の色味から李朝時代末期頃のお品かと思います。
長い間、大切にされていたお品だと思いますが残念ながらお譲りいただいた時には口縁部が大きく欠損しておりました。
100年以上の時を経たお品ですので、次代に残すことができればと思い修復していただきました。
白と対比する黒漆で試みましたが、かっこいい仕上がりに満足しております。
また新たな100年の旅に送り出したいと思います。
この度は大切なお品ものをお譲りくださり、誠にありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
器:李朝白磁瓶 19c
花:ツルウメモドキ
買取相場について
李朝の陶磁器ですと数万円〜数百万円と非常に幅広い買取相場となっております。
価値があるかわからない・買取対象になるかご不明な場合でもお気軽にお問い合わせください。
丁寧な査定と明朗会計をお約束。
陶磁ブランド/メーカー製品、作家物の花瓶から古陶磁など骨董品の花入まで幅広く買取しております。
お持ちの方で処分をご検討されておられましたら是非、当店にご相談ください。
よろしくお願いいたします。
骨董品・美術品・時代物の売却は高価買取の当店にお任せください。
ORIGENでは骨董品を中心に美術品から時代物まで幅広いお品ものを取り扱いしております。
どんなお品ものでも拝見いたします。
お品ものの買取や売却に関してのご相談はお電話またはメールフォーム・LINEよりご相談ください。
よろしくお願いいたします。
買取のご依頼・商品のお問い合わせは06-7509-5761までお気軽にお電話ください。
お手軽なLINEでのお問い合わせはこちらから簡単にトーク画面にアクセスできます。
メールフォームからのお問い合わせはこちらからお気軽にご相談ください。
出張買取エリア:大阪・奈良・兵庫・京都・滋賀・和歌山を中心に全国に対応いたします。
弊社では近畿・中部・中国地方をはじめ、ご相談に応じて全国に出張いたします。
大阪・奈良・兵庫・京都・滋賀・和歌山は最短で当日にお伺いが可能です。
お所に関わらず、お気軽にご相談ください。
前回のブログ↓
第一回 本うるし金継ぎ教室