先日、大阪府高槻市の山の中にある築300年の古民家へ出張買取に行ってまいりました。
大阪市内から1時間ちょっとの場所ですが、山道に入ってからは「こんな山中に人家などあるのか」と思ってしまうほど山の中。
道中、山林の木々が酷くなぎ倒されており、また対向車は土砂を積んだ大型ダンプばかり。スマホは圏外。もしかすると騙されて、ありもしない場所に誘導されているのでは。。。と不安になりながら車を走らせました。目的地に近づくにつれて民家が見え始め、ひと安心。出張買取を初めて依頼されるお客様はどんな人が来るのか不安だと思いますが、慣れてはいるものの、こちらも初対面かつ見知らぬ土地なので案外、緊張していますのでご安心ください。
そんなこんなで、道に迷いながらもなんとか無事到着。着いてみると山々に囲まれ、空気の澄んだ小さな集落でした。ご依頼主からお話を聞いたところ、代々このお家に住んでいたわけではなく空家バンクを利用し、このお家を見つけられたそうです。家と裏山と中にあるもの全てそのまま引き受けられたものの、物は極力持たない生き方を実践されておられ、残されたもののほとんどは処分する予定とのこと。とは言え、「ただ捨ててしまうのは忍びなく、欲しい方の元に届けば」とご依頼いただきました。
母屋と土蔵と小屋の内部を細かく拝見し、沢山のお品物を買取りさせていただきました。築300年のお家ですが江戸期のものは流石に残ってはいませんでした。が、明治末大正頃のものは残されておりました。前置きが長くなってしまったのでお品物の紹介は次回にいたします。つづく。。。
空家バンク大阪
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