今日の一品はこちら↓
黒っぽいガラス製の花器です。いい仕事のガラス花器ですが、時代・国ともに不明です。が、かなり古いものであることには間違いありません。
大阪府内の古いお宅に保管されていたものです。箱が無く、ヒントがありません。
推測で、明治~大正のものかな?と思っておりましたが、手持ちの明治・大正期のガラス資料に似たものはありませんでした。それ以前のものなのか。それとも和ガラスではないのか。気になるので調べてみます。
黒いガラスに見えていましたが、光を通すと深い緑色です。
小口も綺麗に面取りされております。近代的な機械による面取りではなく、職人の手仕事だと思います。
さらに光を透過させると無数の細かい気泡
ヘラを押し当てたような襞が確認できます。
切り立ったエッジと深い緑色が不思議な魅力を発しております。
作られた時代、地域等を判明させたいので、ご存知の方おられましたら情報提供いただけると幸いです。
ひとまず、緑色硝子六角面取花瓶としておきます。
サイズ感
セルフタイマー目測フレーミングによるミスカット