大切な壺・古い甕の買取はORIGENにお任せください。

2025.03.05 Category :

壺買取大阪
こんにちは。

出張査定担当のスタッフSです。

突然ですが、“骨董品”と聞いて、皆様はどんな物を思い浮かべますでしょうか?

掛軸?鎧や刀?古い箪笥?。。。それとも茶道具でしょうか?

ひと口に骨董品と言えども実に色々な物がありますが、やはり骨董品と言えば壺や甕を想像する方も多いのではないでしょうか。

お爺さんが大切な壺を撫でている姿や、床間に飾られた大壺を愛でる姿が思い浮かびますよね。

そして、奥様に「ガラクタ集めもいい加減にして」と邪魔者扱いされている姿も目に浮かびます。。。笑
壺買取大阪
現代の生活においては使われる機会がなくなり“大きくて邪魔な厄介者”のように扱われていることの多い壺や甕。

ですが、かつては種子や穀物に茶葉。そして水を蓄えるための欠かせない道具であり、生きる上で最も重要な”やきもの”として大切にされてきました。

また、生活道具としての用途だけではなく、遺骨や経典を納めるといった宗教用具としての特別な役割もありました。

その多くは雑器として作られたものですが、それ故に作為の無い素朴な風合いと力強い美しさが宿っています。

大切な道具であった壺や甕ですが、便利な代替品のある現代においては“大きくて重い・役に立たないもの”として捉えられ、残念ながら見捨てられていることも少なくありません。
壺買取大阪
日本は縄文時代から現代に至るまで、多種多様なやきものを焼成し続けている“やきもの王国”です。

中でも壺や甕は最も古い時代から焼成されている器種であり、様々な産地で焼成されております。

一見すると似たように見えることも多い壺や甕ですが、じっくり見比べると違いが見えてくるのも面白さのひとつ。

同じ産地のものでも、姿形や景色はひとつとして同じものはありません。

その美しい景色に魅せられた壺愛好家の方も沢山いらっしゃいますが、床の間の消滅や住宅事情の影響を受けて、壺や甕の評価は以前に比べると相対的に低くなっております。
壺買取大阪
かく言う私も、飾り場所に困っております。。。が、いつの日か「とびきり美味しい壺が欲しいなぁ」と思っております。

長い時間と様々な時勢を経て、今日まで生き延びた古い壺や甕がございましたら、是非当店にご相談ください。

蒐集品から古い家屋や蔵にある正体不明の壺や甕まで、丁寧に査定させていただきます。

古信楽・古常滑・古越前・古瀬戸・古丹波・古備前などの日本六古窯、中国、朝鮮の古いお品は高く評価いたします。


ORIGENでは古い壺や甕を探しております。

六古窯|信楽|常滑|越前|瀬戸|丹波|備前|伊賀|珠洲|渥美|猿投|陶邑|小代|小杉|上野|弓野|パナリ|中国|元|明|清|朝鮮|高麗|李朝


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縄文式土器|弥生式土器|新羅土器|須恵器|土師器


ORIGENでは骨董品・古美術品・古道具等を高価買取しております。

「査定対象かわからない」

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ORIGENでは骨董品を中心に美術品・古美術品・古道具などの年代物を幅広く出張買取しております。

年代物の骨董品、価値の気になる美術品・希少な古美術品から昔懐かしい古家具、古道具まで幅広く買取しております。

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丁寧な査定と明朗会計・高価買取をお約束いたします。

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お持ちの方で処分をご検討されておられましたら是非、安心の当店にご相談ください。


出張買取エリア:大阪・奈良・兵庫・京都・滋賀・和歌山を中心に全国に対応いたします。

弊社では近畿・中部・中国地方をはじめ、ご相談に応じて全国に出張いたします。

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前回のブログ↓
岸和田市にて平安春峰の煎茶器を買取させていただきました!


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東洋陶磁美術館に行ってきました!

2025.01.20 Category :

大阪市立東洋陶磁美術館
こんにちは。

出張査定担当のSです。

開館40周年を記念して、リニューアルオープンした東洋陶磁美術館に2年ぶりに行ってきました!

世界屈指の東洋陶磁コレクションが、すぐ近くで見られるのはありがたい限りです。
大阪市立東洋陶磁美術館
最初に出迎えてくれたのは陶器でも磁器でもなく、漆器。

中国・明時代の堆朱蓮池鴛鴦文輪花盆。

構図・彫刻技術、共に圧倒的迫力。

15世紀の中国で作られた堆朱の最高傑作ではないでしょうか。

いつまでも、目が離せません。
大阪市立東洋陶磁美術館
男性が見入っているのは、18世紀に朝鮮半島で焼成された白磁壺(満月壺)です。

志賀直哉から東大寺の管長・上司海雲氏に贈られた由緒正しきお品。

1995年に塔頭・観音院に飾られていたこの壺を、忍び込んだ泥棒が盗んだ挙げ句、追い詰められて石畳に叩きつけて割ったという話は有名です。

それにしても罰当たりな泥棒ですが、こんなにも大きな壺を狙うとは余程の数寄者泥棒でしょう。
青磁陽刻菊花文輪花形碗
こちらは12世紀に、朝鮮半島で焼成された青磁陽刻菊花文輪花形碗。

これ程までに洗練され、研ぎ澄まされた高麗時代の美意識に驚かされます。

翡翠のような美しさを放つ灰青緑色は翡色と呼ばれ、非常に尊ばれました。

800年以上前の器が完品で伝世しているのは奇跡ですね。
大阪市立東洋陶磁美術館
翡色青磁の張り詰めた緊張感とは打って変わって、17世紀(桃山時代)の織部向付。

舟形の器に干し柿。

色・形・着想の全てにおいて、なんとも癒し系です。

順路通りに進むと最後に日本陶磁のコーナーがあるのですが、やはり日本のやきものは心落ち着きますね。
大阪市立東洋陶磁美術館
最後はやっぱり、古信楽。

室町時代の甕です。

カセ・抜け・霰・ウニ・ゴマ・火色に淡い緑色の自然釉が最高の景色。

調和が見事な古信楽屈指の名品ですね。

私もいつか、こんな最高の古信楽をひとつ手にしたいと夢見ています。

以上、簡単ではありますが、リニューアルオープンした東洋陶磁美術館のご紹介でした。

現在開催中の大阪市・上海市友好都市提携50周年記念特別展「中国陶磁・至宝の競艶―上海博物館×大阪市立東洋陶磁美術館」
こちらも面白そうですので要チェックです。3月30日まで。

ご清聴ありがとうございました。


東洋陶磁美術館
公式サイト


只今開催中の展覧会↓
大阪市・上海市友好都市提携50周年記念 特別展「中国陶磁・至宝の競艶―上海博物館×大阪市立東洋陶磁美術館」


前回のブログ↓
スタッフ日録:染付ふくら雀型もの皿#29

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常滑|とこなめ陶の森資料館に行ってきました!

2024.10.22 Category :

常滑
こんにちは。

出張査定担当のスタッフSです。

やっと長く暑い日々が過ぎ去ったと思いきや、今度は肌寒い季節の到来ですね。

束の間の過ごしやすい季節をゆっくりと満喫したいところですが、、、

ありがたいことに暑い時期を避けていたお客様方が一斉に動き出し、東奔西走させていただいております。

なかなか連休は取れないのであまり遠くへは行けませんが、隙を見つけて愛知県常滑市のとこなめ陶の森資料館に行ってきました。
常滑
周知のことではありますが、愛知県常滑市は古の頃より窯業が非常に盛んな地域であり、常滑焼は日本六古窯のひとつに数えられます。

六古窯の中でも最も古く、また規模が大きかったと言われております。

人々の暮らしの必需品であった壺や甕から、経塚に埋設した広口壺や三筋壺といった宗教色の強いものまで、多様な器種があります。

とこなめ陶の森資料館では、中世から現代までの常滑焼の歴史が時系列に展示されており、非常に見やすくわかりやすい展示となっております。
常滑
定期的に企画展も開催されており、しかも、入館料は無料となっております。

中央にあるショーケース。

この眺めは絶景です。

「いつのひか じていをたてることあらば かならずかような ところもうけし」

お気に入りの壺を並べて、好きなだけ眺めていられたらどれだけ幸せでしょうか。
常滑
少しずつ、好きな壺をコレクションしていきたいですね。

今回はゆっくりと常滑を満喫することができなかったので、近々再訪したいと思います。

以上、簡単ではありますが、とこなめ陶の森資料館のご紹介でした。

ご清聴くださり、ありがとうございました。


とこなめ陶の森資料館
公式サイト


前回のブログ↓
スタッフ日録:南京形銀瓶#22


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