お盆休みもあっという間に終わり、秋が待ち遠しいですね。
こんにちは。スタッフNです。
今回は久しぶりにカメラについてご紹介させていただきます。
大阪市阿倍野区にお住まいのお客様より、初代ASAHI PENTAX 6×7をお譲りいただきました。
このカメラは旭光学工業株式会社(現:リコーイメージング株式会社)が1969年に発売した中判フィルム一眼レフカメラです。
まず驚いたのはカメラの大きさとどっしりとした重さで、通常のカメラと比べ、2〜3回りくらいの大きさがあり、レンズと合わせると2kgほどの重さになります。
中判フィルムカメラは一般的な35mmカメラよりも大きなフィルムを使用するため、それに比例してボディも大きくなります。
中でもASAHI PENTAX 6×7は特に大きなカメラで、愛好家たちからは「バケペン(化け物のようなPENTAX)」と呼ばれています。
この重量と大きさに加えて撮影可能枚数も少なく不便ですが、近年では若い世代を中心にフィルムカメラが再ブームとなり、フィルム独特の描写や自身で操作して撮影する「体験」に魅力を感じる人が増えASAHI PENTAX 6×7の人気も再燃しました。
今回はフィルムが手元になく、実際に撮影した写真をお見せすることが出来ないのですが、無骨な見た目とは裏腹に高画質で柔らかな描写と、淡いコントラストの優しい写真が撮れるギャップが魅力的なカメラです。
皆様のご自宅にも、古いカメラや仕舞われたまま使っていないカメラがないか、一度探してみてはいかがでしょうか?
この度は大切なお品ものをお譲りいただき誠にありがとうございました。
メーカー:旭光学工業株式会社(現:リコーイメージング株式会社)
型式:ASAHI PENTAX 6×7 中判一眼レフカメラ
サイズ:W177×H152×D91mm1.76kg(TTLペンタプリズム付き)
ファインダー:交換式
専用レンズ:PENTAX Super-Multi-Coated TAKUMAR/6×7 105mm f2.4
公式サイト↓
PENTAX
前回のブログ↓
大阪市守口市で純銀製のちろりを買取させていただきました!