今日の一品 『帽子箱』 鴨居羊子

2019.11.29 Category :


『帽子箱』 鴨居羊子 油画 1976年4月

堺市より出張査定のご依頼をいただきお伺いいたしました。
絵画を蒐集していたお母様のコレクションの一部をお譲りしていただきました。
人気のある猫がモチーフの小さな絵画です。
かわいらしい作品をお譲りいただきありがとうございます。この場を借りてお礼申し上げます。

古美術品などの骨董品を中心に絵画などの美術品まで幅広く取り扱っております。
丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。
お品ものの買取や売却に関してのご相談はお電話またはメールフォームよりご相談ください。
よろしくお願いいたします。

鴨居羊子(かもいようこ)
1925年、大阪府豊中市出身。
下着デザイナー・画家・執筆家など活動は多岐に渡る。
下着メーカー『チュニック制作室』の創立者。
弟は画家の鴨居玲。



今日の一品 『ラッキョウ徳利』 伊勢崎淳

2019.11.28 Category :




『ラッキョウ徳利』 伊勢崎淳 備前焼

奈良県在住のお客様から和歌山市のご実家の整理の際に出張買取のご依頼をいただきました。

伊勢崎淳の作品の他にも茶道具などを買取させていただきました。
素敵な徳利をお譲りいただきありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。
お品ものの買取や売却に関してのご相談はお電話またはメールフォームよりご相談ください。よろしくお願いいたします。

伊勢崎淳(いせざき じゅん)
1936年、岡山県備前市出身。備前焼5人目の重要無形文化財保持者(人間国宝)。
父は陶芸家の伊勢崎陽山。
兄・満と共に姑耶山古窯跡に中世の半地下式穴窯を復元し、穴窯での備前焼を追究している。



お持ち込み査定 from 吹田市 蔵に眠っていた刀鍔

2019.11.18 Category :


大阪府吹田市からお持ち込み査定にご来店いただきました。
「蔵の整理をしていて見つけた刀鍔です」と古びた木箱に入った沢山の鍔。

取りだしてみると古い鍔が九点と柄頭と縁が三振り分入っていました。
鉄製の刀鍔はかなりの赤錆が。。。柄頭と縁は銅製で保管状態も良好。江戸時代の姿を今に伝えています。

微かに見える銘は山城國住・盛家作。
鉄地 金象嵌 腐食により図柄不明 江戸時代
直径70mm厚み5mm

月を銀平象嵌、スッポンを銅高肉象嵌で仕上げた月とスッポン図の鍔
無銘 鉄地 金銀銅象嵌 江戸時代
直径68mm厚み4mm
夜空に浮かぶ月を眺めるスッポンがどこか寂しげで哀愁が漂う。

こちらは今回の中で一番大きな鍔で在銘品ですが、錆が激しく毛彫された銘が全く見えません。鯉に施された鍍金が鉄地の腐食で薄くなっています。
鯉の滝登り図 在銘 鉄地 鍍金金銀象嵌 江戸時代
直径80mm厚み4mm

今回お譲りいただいた刀鍔は保存状態が良ければ高く評価できるものでしたが、錆による劣化が強く評価が低くなってしまいました。時代のあるものなので残念でしたが鉄地の内側まで錆が進むと表面がボロボロと剥がれてしまい修繕が難しくなってしまいます。
表面的な錆で、なんとか修繕できそうな二点は我流ですが、再生に挑戦してみようと思います。上手くいったら後日こちらでご紹介いたします。

http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2019/tousougu.html
ちょうど今、大阪歴史博物館で昭和を代表する刀装具コレクター・刀装具研究者の勝矢俊一氏のコレクションの一部が展示されています。桃山・江戸期の名品が多数展示されています。
私も見にいってきましたが、象嵌や透かしの技術もさることながら、洒落の効いた図案と画面の構成力が凄い。鍔師達がしのぎを削って創作していた時期の作品は尖に尖っており、一見の価値ありです。12/1までお見逃しなく。

この度はご来店ありがとうございました。
蔵の整理をしながら少しずつお持ち込みいただけるとのことで、またのご来店を楽しみにお待ちしております。
貴重なお品ものをお譲りいただきありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

弊社では長い年月を経たものを探しております。古美術品などの骨董品を中心に古い家具から時代建具といったものまで幅広くお取扱いしております。
丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。よろしくお願いいたします。



2020 歴史手帳 with 玉露

2019.11.15 Category :


先日、大阪歴史博物館のミュージアムショップにて良きものを発見いたしました。
その名も歴史手帳。
過去、スケジュール帳を使いこなせず、幾度となく、買ったばかりのスケジュール帳を無駄にしてきたのでこの出会いには感動しました。

なんと全体の半分以上が歴史の勉強に役立つ資料集となっており、寺社仏閣の構造や茶道具・武具の部分名称などはイラストでわかりやすい。また史跡や文化施設の情報もありがたい。

昭和29年から販売されている歴史ある手帳です。こんないいものがあるとは知らなかった。。。

茶器は先日、堺市の古いお宅からお譲りいただきたもの。陰陽紋の宝瓶とメダカの紋様が可愛らしい煎茶碗。

玉露にはやや大きいがカフェイン中毒の私にはちょうどいい。
光に透かすとうっすらとメダカの影が玉露の中に。

可愛らしい茶器をお譲りいただきありがとうございました。
さて、もう少しで12月です。今年もあっという間でしたが、いい手帳も見つけましたし最後まで走り抜けたいと思います。
年末に向けて、ご自宅の整理をされる方も多いかと思います。整理の際に古いものが出てきたら是非ご連絡くださいませ。

弊社では長い年月を経たものを探しております。古美術品などの骨董品を中心に古い家具から時代建具といったものまで幅広くお取扱いしております。
丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。よろしくお願いいたします。



青眼

2019.05.30 Category :


今から83年前に設計された日本家屋の図面。綺麗な青い紙に手書きで引かれた細く白い線。
白黒コピーが普及する以前の複写技術で青写真と呼ばれます。一般的に図面の複写に用いられたことから転じて未来予想図などの意味で使われることがありますが、もはやDead wordです。
ともかく、昔から図面が好きで印刷や写真の勉強をしていたこともあり青写真には馴染みがあることが原因なのか。この二つが組み合わされるとどうにもなりません。

価値が無いわけではありませんが、市場価値を付けるのは難しい。
ですが単なる図面ではなく魅力ある一枚の絵と言えると思います。
一本一本慎重に手書きで書かれた線。細部の意匠や目に見えない部分まで丁寧に書き込まれています。また余白にまで細かな仕様が描かれています。

査定に訪問した古いお家に掛軸と共に保管されていました。似たような形状ということで一纏めになっていました。表具屋さんに頼んで掛軸に仕立ても面白いかもしれません。

内部構造の図面。
こんな風に特別なビジョンでお品物の価値が見えるようになりたい。
知識と経験に裏打ちされた眼。まだまだ鍛えねば。先は長い。

この図面は昭和11年のもの。築83年。
査定時にはかなり老朽化していました。家屋の建替えが決定しており、解体工事前に査定のご依頼をいただきました。
長年保管されていた御道具類に加え、建具や照明器具など建築時から取付けられている貴重なものを取り外しさせていただきました。
長年大切にされてきたものをお譲りいただきありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

古美術品などの骨董品を中心に古い家具から時代建具といったものまで幅広くお取扱いしております。
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