臨時休業のお知らせ : 2月22日・23日

2020.02.21 Category :

2月にも関わらず暖かい日が多いですね。

週末まで雨模様のようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

1月もあっという間に過ぎ去り、もう2月半ばです。。。毎年2月はゆっくりモードなのですが、今年は暖冬の影響か去年に比べお客様の気持ちが動きだすのも少し早いかもと感じる今日この頃です。

さて、本日は臨時休業のお知らせです。

2月22日・23日は都合により臨時休業とさせていただきます。

ご来店をご検討されていたお客様にはご迷惑をお掛けし申し訳ありません。

上記2日間以外は毎日営業しております。

春が近づくにつれてご自宅や空家の整理などをされる方も多いかと思います。

古いものや価値の気になるものがありましたらお気軽にご相談下さい。

弊社では長い年月を経たものを探しております。古美術品などの骨董品を中心に古い家具から時代建具といったものまで幅広くお取扱いしております。

丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。
よろしくお願いいたします。



今日の一品『象嵌湯呑』人間国宝 島岡達三

2020.02.18 Category :

大阪市天王寺区のお客様よりお譲りしていただきました。

ご家族が蒐集された陶芸品の査定依頼いただき、色々とある陶芸品なかに人間国宝 島岡達三の『象嵌湯呑』を発見しました。
高台が高く、湯呑みっぽくない形。やや大振りですが、意外にもすっぽりと手に馴染みますので湯呑みに限らず、使いやすい一品です。飽きのこない落ち着いた色彩も良いですね。

窯印はシンプルに達三のタです。

以上、簡単ではありますが先日、買取りさせていただきました人間国宝島岡達三の作品のご紹介でした。
この度は貴重なお品ものをお譲りいただきありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

古美術品などの骨董品を中心に時代家具や建具まで幅広く取り扱っております。
丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。
お品ものの買取や売却に関してのご相談はお電話またはメールフォームよりご相談ください。
よろしくお願いいたします。

島岡達三(しまおかたつぞう)
1919年、東京都東京市(現在の港区)出身。
益子焼の陶芸作家。重要無形文化財保持者(民芸陶器・縄文象嵌)。
東京工業大学窯業学科卒業後、
人間国宝の濱田庄司の元で土作りなどをしながら、粘土・釉薬を研究。
この時代に山内清男講師から 縄文加工法を学び、これが縄文象嵌の着想に役立つ。
53年独立し、精力的な作家活動を行った。

縄文象嵌(じょうもんぞうがん)
島岡達三が考案した陶芸の技法。
半乾きの作品に縄目を作り、そこに化粧土を塗る。
乾燥したのち、表面を削ると模様が表れるというもの。



本日の買取 銀製 「打出の小槌」

2020.01.30 Category :


「小さい物なので持って行きます」とおっしゃってくださり、お持込みしていただきました。

銀製の小さな打ち出の小槌が三点

縁起の良いお品ものをありがとうございました。

控えめなサイズがとても良いですね。

小さいながらも大きな御利益がありそうです。

銀製と刻印有。詳しい品位は刻印してありませんでした。

銀メッキ製品もあるので注意しなければなりませんが、経験的に純銀(SILVER1000)で間違いないと判断いたしました。

今回は銀としての価値に製品価値を加味して買取りができましたが、お品ものによっては素材価値(重量)としての買取りとなる場合がございます。

手元にある間、何か祈念させていただこうと思います。

以上、簡単ではありますが先日お持ち込みしていただいた銀製 打出の小槌のご紹介でした。
この度は店舗までお持ちしていただきありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

古美術品などの骨董品を中心に銀・金置物などの貴金属製品まで幅広く取り扱っております。
丁寧な査定をお約束。古いもの・美術品・銀・金製品の売却はORIGENにお任せください。
よろしくお願いいたします。



カナモノガタリ

2020.01.25 Category :


大阪市東住吉区のお客様のもとへ出張査定にお伺いいたしました。

「祖父が集めていたものです。これはなんでしょうか?」

と、古びた木箱から出してこられたのは様々なモチーフの小さな金物たち。

Q,これは一体なんでしょうか?

この仕事をしていると常日頃から見ているものですが、おじいさんの持ち物を整理していて突然、これが出てきたら何だか分からず驚くかもしれません。

約3センチ程の大きさにも関わらず、細かい彫刻や金銀で象嵌が施され、表情や動きまでも見事に表現しています。手に触れる部分に取り付けられていた金物なので良い金味になっていますね。

ヒント,今では持つことが禁止されている危ない物や嗜むことのなくなったものの入れ物に取り付けられていた金物です。

正解は…A,刀の装飾品である目貫とたばこ入れの前金具

お分かりになられたでしょうか?

目貫(めぬき)とは刀の柄(持ち手部分)に取り付けられる装飾品、煙草入れの金具とは煙管が主流の時代にきざみ煙草の葉をいれる袋の留具のことです。

どちらも主に金属で作られており、高い技術で細密な加工が施されています。

モチーフとなるものは家柄に由来するものや験を担いだもの、モチーフの組合せで意味を読み解かせるものなど多種多様です。

粋で遊び心の詰まった物語のある目貫やたばこ入れの前金具はコレクターの間でも人気のあるお品ものです。

時々こうして金具だけ出てくるのは帯刀禁止令で必要のなくなった刀や時代の流れで使わなくなった煙草入れを処分する際に粋な意匠や手の凝った職人技に感動し、残そうと考えた人が多かったからなのかもしれません。

無銘のものが多いですが、中には高名な金工師作の美術的価値ある逸品もございます。

以上、簡単ではありますが先日取り扱いさせていただいた目貫とたばこ入れの金具のご紹介でした。
この度は弊社にご相談いただきありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

骨董品などの古いものの整理・処分にお困りの方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。

古美術品などの骨董品を中心に絵画などの美術品まで幅広く取り扱っております。
丁寧な査定をお約束。古いもの・美術品の売却はORIGENにお任せください。
よろしくお願いいたします。

メモ:東京に行った際には寄りたい美術館
たばこと塩の美術館
https://www.jti.co.jp/Culture/museum/collection/tobacco/t13/index.html



出張査定 in 阿倍野区

2020.01.19 Category :


「両親の集めた骨董品・美術品の整理をしたい」
大阪市阿倍野区にお住まいのお客様よりご連絡をいただき査定にお伺いいたしました。
一部屋に集められた作品の数およそ100点!長らくご自宅の物置に仕舞われていたそうです。

蒐集品の大部分は絵画類。絵画類は数が多く、まずは印刷・リトグラフなどの種類と作家ごとに仕分けをすることから始めました。
いただきものや画廊で購入したものなどが混在していましたが、未開封のものも多くありました。お仕事が忙しくなかなか楽しむ時間が少なかったのかもしれませんが、これだけ沢山蒐集するには並々ならぬ情熱が必要です。

仕分けした著名作家の作品。左から
ベルナール・ビュフェ: 『道化役者』工芸印刷
芹沢圭介:『いろはにほへと』染色布
中原淳一:『娘』木版画
複製品ではありますが、根強い人気のある作家の作品です。

こちらは備前焼の人間国宝である藤原雄の備前酒杯。
この他、人間国宝である六代加藤卓男や李朝白磁・高麗青磁などの陶磁器類も取り扱いさせていただきました。

大正の歌麿こと人気画家竹下夢二の代表作『黒船屋』
こちらの『黒船屋』は人気のある作品なので沢山複製品がありますが、その中でも質の高いプリントのものです。
この他、棟方志功の版画や須田剋太のペインティング、山下清のリトグラフなどの作品を拝見させていただきました。
思い出のあるものや気に入っている絵画は仕分けした中から選んでいただき、その他のものを取り扱いさせていただきました。

以上、簡単ではありますが先日取り扱いさせていただいた絵画・陶磁器のご紹介でした。
この度は弊社にご相談いただきありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

蒐集品や蔵の蔵品のことでお困りの方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。

古美術品などの骨董品を中心に絵画などの美術品まで幅広く取り扱っております。
丁寧な査定をお約束。古いもの・美術品の売却はORIGENにお任せください。
よろしくお願いいたします。



謹賀新年 あけましておめでとうございます。

2020.01.10 Category :

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は格別のご厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。

本年も沢山のお客様とのご縁を大切に精進して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

皆さま、お正月はいかがお過ごしになられましたでしょうか。

年末年始はゆっくり休めるかと思いきや、バタバタと忙しく、かえって疲れる方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に女性は。。。

写真は年末年始を忙しく、賑やかに過ごすお多福さんをいきいきと描いた望野香渓作の可愛らしいお掛軸です。

料理の支度に追われながらの子守に書き初め。まさに、我が家もこんな状態でした。

私は何もせず、祖母・叔母・毋に全てを押しつけ、好きな時に寝起きし、ご飯を要求したお陰で目覚しく体力が回復いたしました汗

この回復した体力を活かし、2020年も精一杯がんばりますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

追伸

今年いつもよりも長くお休みさせていただきまして、祖母宅のある博多への帰省後、佐賀県の唐津・有田まで足を伸ばして古い建築や唐津焼・有田焼を見てきました。

また、近いうちにBlogで紹介させていただきます。



駆け込み査定まだまだ間に合います!30日まで!

2019.12.25 Category :


さて、あと数日で今年も終わりというところではありますが、年末の空きスケジュールをご案内いたします。

例年12月の半ばをすぎる頃からじわじわとお問い合わせいただくのですが、今年の12月は去年に比べ、とても平穏な日々を過ごしておりました(仏)

そんな中、ありがたいことに昨日今日と立て続けにお問い合わせをいただきましたので急遽、空きスケジュールを掲載します!

お電話いただいたお客様には「もう年内は厳しいでしょうか?」とお言葉いただきましたが、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

27日:9-18時・終日調整可
28日:9-18時・終日調整可
29日:9-18時・終日調整可
30日:9-12時・16時-18時

結構空いてます汗
「年内に整理したいけれど、もう間に合わないか。。。」と諦めかけている方がいらっしゃいましたら、遠慮なくご用命ください。
よろしくお願いいたします!

出張査定だけでなく、店頭へのお持ち込みでも大丈夫です。
※店頭査定の場合は事前にご連絡をお願いいたします。

※年末年始休業日:12月31~1月9日
1月10日より通常営業いたします。



歳末のご挨拶とお知らせ:本年もご愛顧いただきありがとうございました。

2019.12.18 Category :


今年も残すところあとわずかとなりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私は普段、目を背けがちな事務作業に追われながらも年内に査定のご予約をいただいているお客様のもとへと東奔西走しております。
去年に引き続き、ありがたいことに忙しくさせていただき、あっという間の一年間でありました。
ご依頼いただきましたお客様ならびに取引業者様にはこの場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました。

来年は創業から5周年目になります。またひとつ成長した新しいORIGENをお見せできる予定です。ご期待ください。

本年も残すところあとわずかですが、最終営業日まで気を抜かず、頑張ってまいります。
皆様もくれぐれもご自愛の上、良いお年をお迎えくださいませ。

お知らせが2つございます。
どうぞよろしくお願いいたします。



今日の一品 『月白瓷雷文香爐』 三代伊東陶山

2019.12.17 Category :




大阪市住吉区へ出張買取に伺いました。
お祖母様のお宅の整理をされているとのことでした。

こちらはお祖母様が大事にされていたもののひとつ。
柔らかく澄んだ月白の色と、
丁寧に散りばめられた秋草がとても素敵な香炉です。

他にも煎茶器・掛軸など買取させていただきました。
お譲りいただきありがとうございます。
この場を借りてお礼申し上げます。

古美術品などの骨董品を中心に時代家具や建具まで幅広く取り扱っております。
丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。
お品ものの買取や売却に関してのご相談はお電話またはメールフォームよりご相談ください。
よろしくお願いいたします。


三代伊東陶山(いとうとうざん)
1900年、京都府京都市出身。二代伊東陶山の長男で、日展会員。
大学では絵画を専攻し、卒業後に釉薬の研究を始める。
粟田焼を伝承する制作を行っていた。

月白(げっぱく)
月光のような薄い青みを含んだ白色。
「つきしろ」と読む場合は月が昇り空が明るくなっていくこと。十五夜を心待ちにする様を表す。
三秋の季語としては「月代(つきしろ)」と表記する。



研修遠足 大阪市立美術館;特別展 仏像 中国・日本展

2019.12.13 Category :


お店から徒歩10分ちょっと。本気で走れば5分の場所にある大阪市立美術館へ。目と鼻の先にあるにも関わらず、随分とご無沙汰しておりました。
去る12月8日まで開催されていた特別展『仏像 中国・日本 中国彫刻2000年と日本・北魏仏から遣唐使そしてマリア観音へ』に気分転換も兼ねてスタッフ一同で勉強しにいってきました。
とてもいい展覧会だったので会期中にご紹介できればよかったのですが、更新が遅れてしまいました。
美術館の外観はいつみても立派な御姿です。昭和初期の建物で瓦葺屋根鉄骨造。威厳ある堅牢な佇まいです。

懐かしい美術館内部。大きなシャンデリアと回廊部分のデザインが印象的です。阿倍野育ちなので子どもの頃から時々来ていた美術館ですが、学生時代は東京の美術館にばかり行っていたせいで足が遠のいていました。久しぶりに来てみて国宝・重要文化財を含む質の高いコレクションに驚嘆。日本、中国の絵画・彫刻・工芸を中心に8000件ものコレクションを有しております。常設展で定期的に内容を変えて展示されているのでおすすめです。

今回の特別展は大阪市立美術館のコレクションに加え、京都・東京の博物館や寺社より貴重な仏像が集められていました。
撮影禁止のため、ご紹介できないのが残念です。
個人的には羽曳野市長圓寺の十一面観音菩薩立像(9世紀)が乙。
コレクション展では仏教工芸・根来塗などの漆芸品をじっくり堪能できました。

美術館より望む、新世界。
周辺の環境も以前に比べ整備され、様変わりしました。数分の距離に新世界あり、動物園あり、美術館ありのディープローケーションです。

不動産価格の高騰に伴い、開発が進み古い建物がどんどんと取り壊されています。以前の無秩序で古ぼけた街並みはここにしかない独特の空間で高校生の頃、よく写真撮影に来ていました。今や人気の観光スポットです。

話が随分逸れてしまいましたが、先日行った社員遠足のお話でした。大阪市立美術館の充実したコレクションにはこれからお世話になりそうです。さてさて次はどの展示を見に行こうか。
天上天下唯我独尊 拝

大阪市立美術館
https://www.osaka-art-museum.jp/



今日の一品 『帽子箱』 鴨居羊子

2019.11.29 Category :


『帽子箱』 鴨居羊子 油画 1976年4月

堺市より出張査定のご依頼をいただきお伺いいたしました。
絵画を蒐集していたお母様のコレクションの一部をお譲りしていただきました。
人気のある猫がモチーフの小さな絵画です。
かわいらしい作品をお譲りいただきありがとうございます。この場を借りてお礼申し上げます。

古美術品などの骨董品を中心に絵画などの美術品まで幅広く取り扱っております。
丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。
お品ものの買取や売却に関してのご相談はお電話またはメールフォームよりご相談ください。
よろしくお願いいたします。

鴨居羊子(かもいようこ)
1925年、大阪府豊中市出身。
下着デザイナー・画家・執筆家など活動は多岐に渡る。
下着メーカー『チュニック制作室』の創立者。
弟は画家の鴨居玲。



今日の一品 『ラッキョウ徳利』 伊勢崎淳

2019.11.28 Category :




『ラッキョウ徳利』 伊勢崎淳 備前焼

奈良県在住のお客様から和歌山市のご実家の整理の際に出張買取のご依頼をいただきました。

伊勢崎淳の作品の他にも茶道具などを買取させていただきました。
素敵な徳利をお譲りいただきありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。
お品ものの買取や売却に関してのご相談はお電話またはメールフォームよりご相談ください。よろしくお願いいたします。

伊勢崎淳(いせざき じゅん)
1936年、岡山県備前市出身。備前焼5人目の重要無形文化財保持者(人間国宝)。
父は陶芸家の伊勢崎陽山。
兄・満と共に姑耶山古窯跡に中世の半地下式穴窯を復元し、穴窯での備前焼を追究している。



お持ち込み査定 from 吹田市 蔵に眠っていた刀鍔

2019.11.18 Category :


大阪府吹田市からお持ち込み査定にご来店いただきました。
「蔵の整理をしていて見つけた刀鍔です」と古びた木箱に入った沢山の鍔。

取りだしてみると古い鍔が九点と柄頭と縁が三振り分入っていました。
鉄製の刀鍔はかなりの赤錆が。。。柄頭と縁は銅製で保管状態も良好。江戸時代の姿を今に伝えています。

微かに見える銘は山城國住・盛家作。
鉄地 金象嵌 腐食により図柄不明 江戸時代
直径70mm厚み5mm

月を銀平象嵌、スッポンを銅高肉象嵌で仕上げた月とスッポン図の鍔
無銘 鉄地 金銀銅象嵌 江戸時代
直径68mm厚み4mm
夜空に浮かぶ月を眺めるスッポンがどこか寂しげで哀愁が漂う。

こちらは今回の中で一番大きな鍔で在銘品ですが、錆が激しく毛彫された銘が全く見えません。鯉に施された鍍金が鉄地の腐食で薄くなっています。
鯉の滝登り図 在銘 鉄地 鍍金金銀象嵌 江戸時代
直径80mm厚み4mm

今回お譲りいただいた刀鍔は保存状態が良ければ高く評価できるものでしたが、錆による劣化が強く評価が低くなってしまいました。時代のあるものなので残念でしたが鉄地の内側まで錆が進むと表面がボロボロと剥がれてしまい修繕が難しくなってしまいます。
表面的な錆で、なんとか修繕できそうな二点は我流ですが、再生に挑戦してみようと思います。上手くいったら後日こちらでご紹介いたします。

http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2019/tousougu.html
ちょうど今、大阪歴史博物館で昭和を代表する刀装具コレクター・刀装具研究者の勝矢俊一氏のコレクションの一部が展示されています。桃山・江戸期の名品が多数展示されています。
私も見にいってきましたが、象嵌や透かしの技術もさることながら、洒落の効いた図案と画面の構成力が凄い。鍔師達がしのぎを削って創作していた時期の作品は尖に尖っており、一見の価値ありです。12/1までお見逃しなく。

この度はご来店ありがとうございました。
蔵の整理をしながら少しずつお持ち込みいただけるとのことで、またのご来店を楽しみにお待ちしております。
貴重なお品ものをお譲りいただきありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

弊社では長い年月を経たものを探しております。古美術品などの骨董品を中心に古い家具から時代建具といったものまで幅広くお取扱いしております。
丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。よろしくお願いいたします。



2020 歴史手帳 with 玉露

2019.11.15 Category :


先日、大阪歴史博物館のミュージアムショップにて良きものを発見いたしました。
その名も歴史手帳。
過去、スケジュール帳を使いこなせず、幾度となく、買ったばかりのスケジュール帳を無駄にしてきたのでこの出会いには感動しました。

なんと全体の半分以上が歴史の勉強に役立つ資料集となっており、寺社仏閣の構造や茶道具・武具の部分名称などはイラストでわかりやすい。また史跡や文化施設の情報もありがたい。

昭和29年から販売されている歴史ある手帳です。こんないいものがあるとは知らなかった。。。

茶器は先日、堺市の古いお宅からお譲りいただきたもの。陰陽紋の宝瓶とメダカの紋様が可愛らしい煎茶碗。

玉露にはやや大きいがカフェイン中毒の私にはちょうどいい。
光に透かすとうっすらとメダカの影が玉露の中に。

可愛らしい茶器をお譲りいただきありがとうございました。
さて、もう少しで12月です。今年もあっという間でしたが、いい手帳も見つけましたし最後まで走り抜けたいと思います。
年末に向けて、ご自宅の整理をされる方も多いかと思います。整理の際に古いものが出てきたら是非ご連絡くださいませ。

弊社では長い年月を経たものを探しております。古美術品などの骨董品を中心に古い家具から時代建具といったものまで幅広くお取扱いしております。
丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。よろしくお願いいたします。



止まった時間

2019.10.11 Category :


査定の際に見つけた古いアルバムに貼り付けられた一枚の写真。
昭和30年代頃と思われる時計宝飾店のショーウィンドウを写したものです。
腕時計や置時計、指輪などが陳列されています。
今でも時々商店街や街角で見かける昔ながらの個人商店。
廃業された時計店に残されたものの買取りと整理のご依頼をいただきました。

大阪市内で時計や眼鏡・宝飾品を扱うお店を長年営まれていたようですが、いつ頃から営業されていたか等、正確なことはわかりません。
というのも、今回はお家の方からのご依頼ではなく、その成年後見人である司法書士の方からのご依頼だったからです。

成年後見制度とは、判断能力が不十分なため契約等の法律行為を行えない人の代わりに後見人が契約の締結・財産の管理等を代理する制度です。
成年後見人の方より聞いたお話では成年被後見人の方が高齢になられ認知症を患い介護施設に入居されたとのことでした。
ご家族がおられなかったため、裁判所の許可のもと不動産の売却や財産整理を進めているとのことでした。

小さいものだと1mm程の部品。よくもこんな小さいものを正確に作れるなと感心してしまいます。
古い箱にしまってあった修理部品よりゼンマイやテンプ・秒針など。

長年使われた年季の入った修理道具。
表面のメッキが剥がれるほど使い込まれていますが、まだまだ現役の道具達です。
ここまで風合いが出るには長い時間が掛かります。長年、修理職人をされていたのでしょう。
使いやすいよう特殊な改造がされているものなどもありました。
こじあけ・オープナー・ハンマー・ドリルスタンドなど。

・CHRONOMETER JUVENIA 16 JEWELS 4ADJUSTS 100291 SWISS
・TANIT 15 JEWELS 4ADJUSTS SWISS
・ULYSSE NARDIN LOCLE 537615 SUISSE
・SEIKOSHA ADJUSTED 36477904 JAPAN
・CHRONOMETER SEIKO JAPAN
・CITIZEN Alarm 19 JEWELS PHYNOX
・OMEGA AUTOMATIC Seamaster DE VILLE SWISS MADE
・SEIKO CHRONOMETER 15 JEWELS 635 JAPAN
・LONGINES 17 JEWELS Cal.25.173 5ADJ 5669323 SWISS
いずれも不動。
壊れた時計が引出しに仕舞い込まれていました。
腐食したものの多くは水の侵入によるものでしょうか。現代の時計のような防水機能のない時代です。
修理の時のパーツ取り用に残していたのかもしれません。

今回の案件はご相談があってから作業完了まで約6ヶ月程の期間を要しました。
買取り査定や整理のお見積もりを提出し、裁判所の許可が出るまで一定の期間がかかります。
また作業中に価値のあるものが見つかった場合はその都度、成年後見人の方への確認が必要となります。

成年後見人の方の立会いのもと金庫を解錠をした際に証書や権利書などの書類に埋もれて保管されていた古いジュエリーケースを発見しました。
角は擦り切れ、ずいぶん年季の入った箱です。

開けると中には指輪が沢山保管されており、一同びっくり!
お店の在庫が金庫に保管したままになっていました。
カラフルで大きな石が印象的なレトロなデザインですが、製品としての販売が難しいため、品位別に計量し地金価値での買取りとなりました。
それにしても発見時に付けられていた値札を見ると金相場が今の1/4以下。ずいぶん上昇していますが金相場の上昇は世界の情勢不安と関係しているので気が気でない。

話がそれましたが、長年大切にされていたものや資産価値の高いものを無事発見できよかった。
長年住まれていた住居でもあるので処分するものも沢山ありましたが処分に関しては協力業者の力に頼りました。
特殊な案件でしたので全ての作業が完了するか不安もありましたが、無事終了し達成感を得られたいい経験となりました。
ご相談いただきありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。

弊社ではご相談内容に応じた細やかなお取引に努めております。
古美術品などの骨董品を中心に古い家具から時代建具といったものまで幅広く取扱いしております。
丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。よろしくお願いいたします。



青眼

2019.05.30 Category :


今から83年前に設計された日本家屋の図面。綺麗な青い紙に手書きで引かれた細く白い線。
白黒コピーが普及する以前の複写技術で青写真と呼ばれます。一般的に図面の複写に用いられたことから転じて未来予想図などの意味で使われることがありますが、もはやDead wordです。
ともかく、昔から図面が好きで印刷や写真の勉強をしていたこともあり青写真には馴染みがあることが原因なのか。この二つが組み合わされるとどうにもなりません。

価値が無いわけではありませんが、市場価値を付けるのは難しい。
ですが単なる図面ではなく魅力ある一枚の絵と言えると思います。
一本一本慎重に手書きで書かれた線。細部の意匠や目に見えない部分まで丁寧に書き込まれています。また余白にまで細かな仕様が描かれています。

査定に訪問した古いお家に掛軸と共に保管されていました。似たような形状ということで一纏めになっていました。表具屋さんに頼んで掛軸に仕立ても面白いかもしれません。

内部構造の図面。
こんな風に特別なビジョンでお品物の価値が見えるようになりたい。
知識と経験に裏打ちされた眼。まだまだ鍛えねば。先は長い。

この図面は昭和11年のもの。築83年。
査定時にはかなり老朽化していました。家屋の建替えが決定しており、解体工事前に査定のご依頼をいただきました。
長年保管されていた御道具類に加え、建具や照明器具など建築時から取付けられている貴重なものを取り外しさせていただきました。
長年大切にされてきたものをお譲りいただきありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

古美術品などの骨董品を中心に古い家具から時代建具といったものまで幅広くお取扱いしております。
丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。よろしくお願いいたします。



先日の出張買取 in 枚方市

2019.04.09 Category :


大阪府枚方市のお客様より出張買取のご依頼をいただきお伺いさせていただきました。15年間空家にされていたとのこと。この度、老朽化により家屋解体をせざるを得ない状態となってしまったため解体工事前にご用命くださいました。ご依頼者様は大事なものを探し、私は買取対象となるお品物を探させていただきました。

築80年の古いお家。あちらこちらに仕舞われた古いものを2時間かけて探索しました。旧日本軍の砲弾。もちろん火薬は入っておりません。お祖父様が退役後に記念として持ち帰ったもののようです。

台湾翡翠の香炉に中国葛明祥造の海鼠釉花瓶、象牙の麻雀牌。麻雀牌は残念ながら不揃いでした。

三浦竹泉の煎茶器と堆朱香合、瑪瑙の簪など。他にも小さく手の凝ったものを沢山お譲りしていただきました。

掛軸と古い写真アルバムに絵葉書帖。古写真も買取対象です。お客様自身も写っている人物が誰かわからない時代のものでした。戦争関係や記録の少ない風景写真など研究者の方々が求めることも少なくありません。思いのこもった大切な写真もあるかと思います。そういった写真を除いたアルバムなども買取対象となりますので是非ご相談くださいませ。役立つ資料が含まれているかもしれません。
色々とお話しさせていただきながら3時間ほど作業をさせていただきました。「こんなものも!」と喜んでいただけたものもあり安心しました。
意外なものに価値があるので「こんなものはダメだ」と思わずにお気軽にご相談くださいませ。骨董古美術品を中心に古い家具から時代建具といったものまで幅広くお取扱いしております。丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。よろしくお願いいたします。

今回お譲りいただいたもの一部抜粋
古い書棚・茶箪笥・三浦竹泉・煎茶器・抹茶碗・煎茶盆・如意・象牙麻雀牌・翡翠香炉・堆朱・葛明祥花瓶・書道具・硯・墨・鼈甲簪・瑪瑙簪・赤珊瑚簪・掛軸・古写真・絵葉書など。



古い鉄瓶買取りいたします。

2019.01.25 Category :

古い鉄瓶を探しております。
時代と共に使われる機会の減ってしまった鉄瓶ですが、実用品を超える価値ある逸品がございます。
明治から昭和にかけて優れた鉄瓶が沢山造られた日本。価値が見直され愛好する方も増えています。
錆びついた鉄瓶から工芸品としての価値ある鉄瓶、無銘のものから名人作のものまで査定いたします。
こちらは最近入手した南瓜形の鉄瓶ですが、掴手の据わりが悪く傾いてしまいます。全体に赤錆も見られ、おまけに蓋もありませんでした。査定にお伺いした際に物置の隅で発見したのですが、お客様も査定対象になるとは思っていなかったようで置いたままにされていました。状態はお世辞にも良いとは言えませんが、鉄瓶として良い点もあります。南瓜形の鉄瓶は縁起の良い人気のある形です。また注口の下と右手に銘があるのもポイントとなります。蓋に銘が入っているものは沢山ありますが、鉄瓶の胴部分に銘のあるものは比較的数が少なく希少価値の高い可能性があります。

蓋の裏面の銘。写真のものには龍文堂と彫られています。江戸から昭和まで存在した京都の鉄瓶屋。鉄瓶屋の屋号に加え作者の銘や花押があるものは評価が高くなります。


これはダメだと言ってしまいそうな赤錆が出ていますが大丈夫です。穴が空いてしまうと修繕は困難になりますが、錆は綺麗になりますので「錆びてるからダメ」と諦めずにご相談ください。穴空き以外のダメージは大概直せます。

蓋無し・蓋のみでも大丈夫です。なかなかぴったり合うものは少ないですが蓋のストックもしています。鉄瓶が錆びて穴が空き、銅製の蓋だけ残していることが時々あります。昔の人は物を捨てずに残している方が多いので助かります。
アルミやステンレスのやかんのようにメンテナンスフリーではなく、お手入れにひと手間必要ですが鉄瓶は水道水に含まれる塩素を除去する性質が高く、口当たりのいい軟水になります。また同時に鉄分も摂取出来るので健康にいいと古来から言われています。仕舞われたまま使われることのない鉄瓶がございましたら是非ご相談ください。
よろしくお願いいたします。
●前回の鉄瓶ブログ
http://osaka-origen.com/2017/12/27/鉄瓶・錫瓶・銀瓶・金瓶の買取・大切なお品の売/



古い家屋・蔵整理のご相談承ります。

2019.01.15 Category :


時々、街で見かけるこんな風景。
庭木が鬱蒼と生い茂り、手入れされぬままの状態となった空家。今思えば子供の頃、近所の森のような空家の存在が不思議で良く眺めていたのを覚えています。既にその頃からこの仕事に導かれていたのかも知れません。
時々、子供の頃に住んでいた地元の街に査定で行く事があります。かつての空家はマンションや新しい住宅地に生まれ変わり、街並みも随分と変わったなぁと感じる今日この頃です。
古い建物が好きなので取り壊しと聞くと残念な気持ちになりますが、空家の所有者の方からお話を聞くうちに維持管理も大変だと知りました。形あるものはいつか壊れます。諸行無常ではありますが、簡単に壊されてしまうのではなく、全てでは無くても活かせる部分を見つけ大切にしたいものです。いつか好みの古い建物があれば綺麗に手直して住みたいなと憧れています。

今回撮影に使ったのは箱根の伝統工芸寄木細工の貯金箱。
意識して集めた訳ではないんですが、状態が悪く売り物としては難しいものです。細かい細工を見ていると捨て辛く、気がつけばいくつか集まっていました。

箱根の寄木細工は江戸時代から続く歴史ある工芸品です。
薄く加工した木を嵌め込む木象嵌・複数の木を組み合わせる寄木細工は世界最高峰の木工技術。
今回の寄木細工は経年劣化と保管状態が原因でかなり傷んでいるものですが、落ちた瓦や外壁の傷み具合がご依頼で伺う古い蔵そっくりだったのでジオラマにしてみました。

古い石造の銀行イメージした貯金箱
こんな左右対称でシンプルな古い家があれば良いですね。

こちらは屋根をズラした部分に投入口が隠されています。

近藤俊二製
大日本相州小田原緑町
昭和初期頃の物と思われます。

ORIGENでは古い家屋や蔵に保管されたものの査定はもちろんのこと。古い建物に取付けされている照明や建具なども買取しております。また大量に残された荷物の整理に関するご相談も承っておりますのでお困り事がありましたらお気軽にご相談ください。個人様だけでなく事業者様からのご相談も随時承っております。
よろしくお願いいたします。

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