本日の買取 in 高槻市の山の中 part1

2019.04.28 Category :


先日、大阪府高槻市の山の中にある築300年の古民家へ出張買取に行ってまいりました。
大阪市内から1時間ちょっとの場所ですが、山道に入ってからは「こんな山中に人家などあるのか」と思ってしまうほど山の中。

道中、山林の木々が酷くなぎ倒されており、また対向車は土砂を積んだ大型ダンプばかり。スマホは圏外。もしかすると騙されて、ありもしない場所に誘導されているのでは。。。と不安になりながら車を走らせました。目的地に近づくにつれて民家が見え始め、ひと安心。出張買取を初めて依頼されるお客様はどんな人が来るのか不安だと思いますが、慣れてはいるものの、こちらも初対面かつ見知らぬ土地なので案外、緊張していますのでご安心ください。

そんなこんなで、道に迷いながらもなんとか無事到着。着いてみると山々に囲まれ、空気の澄んだ小さな集落でした。ご依頼主からお話を聞いたところ、代々このお家に住んでいたわけではなく空家バンクを利用し、このお家を見つけられたそうです。家と裏山と中にあるもの全てそのまま引き受けられたものの、物は極力持たない生き方を実践されておられ、残されたもののほとんどは処分する予定とのこと。とは言え、「ただ捨ててしまうのは忍びなく、欲しい方の元に届けば」とご依頼いただきました。

母屋と土蔵と小屋の内部を細かく拝見し、沢山のお品物を買取りさせていただきました。築300年のお家ですが江戸期のものは流石に残ってはいませんでした。が、明治末大正頃のものは残されておりました。前置きが長くなってしまったのでお品物の紹介は次回にいたします。つづく。。。
空家バンク大阪
http://bank.osaka-sumai-refo.com



取扱い品目紹介 : 時代着物・古裂・襤褸について

2018.10.22 Category :

着物の買取に関してよくお問い合わせいただきますが、弊社では時代のある着物や古裂・古布を中心に取扱っております。お客様の希望によって現代の着物も買取させていただいておりますが、作家物や高価な着物などは着物専門の業者さまに依頼するのをお勧めいたします。時代の区切りで言えば戦前の着物が取扱いの対象となります。時代が判らない場合は誰が着ていた着物かを考えるといいかもしれません。

着物のハギレで作られた継ぎ接ぎの布。反物の僅か数センチ程の切れ端さえも捨てずに縫い合わせ、一枚の色とりどりの布として再生されています。また、ただ継ぎ接ぎするだけでなく配色にまで気配りしていると思われる点がこの布を作った方の手の良さを感じます。

どういった目的で作ったのかはわかりませんが、古い長持の中に保管されていました。恐らく寝具や衣類を包むための大きな風呂敷の代わりに作られたのだと思います。

当て布で修繕された藍染木綿布。こちらは長持の中で座布団を大事に包んでいました。虫に喰われた箇所を丁寧に修繕しています。こちらは反対に作意の無さから生まれた偶然の産物としての魅力があります。この時代に布がいかに貴重なものであったかがよくわかります。

着物箪笥や行李、長持にしまわれたまま忘れられていたハギレやぼろぎれ。見向きもされず、捨てられてしまうことがよくありますが、手の込んだ刺繍が施されています。

暖簾にしてみました。海外からの観光客の多い恵美須町。店の前も外国からの観光客が通りますが、通る時に一瞬振り向いて見てくれている気がします。古い着物や古裂、襤褸など、穴が空いたものや傷みのあるものでも処分の前にお気軽にご相談ください。よろしくお願いいたします。