臨時休業のお知らせ : 2月22日・23日

2020.02.21 Category :

2月にも関わらず暖かい日が多いですね。

週末まで雨模様のようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

1月もあっという間に過ぎ去り、もう2月半ばです。。。毎年2月はゆっくりモードなのですが、今年は暖冬の影響か去年に比べお客様の気持ちが動きだすのも少し早いかもと感じる今日この頃です。

さて、本日は臨時休業のお知らせです。

2月22日・23日は都合により臨時休業とさせていただきます。

ご来店をご検討されていたお客様にはご迷惑をお掛けし申し訳ありません。

上記2日間以外は毎日営業しております。

春が近づくにつれてご自宅や空家の整理などをされる方も多いかと思います。

古いものや価値の気になるものがありましたらお気軽にご相談下さい。

弊社では長い年月を経たものを探しております。古美術品などの骨董品を中心に古い家具から時代建具といったものまで幅広くお取扱いしております。

丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。
よろしくお願いいたします。



今日の一品『象嵌湯呑』人間国宝 島岡達三

2020.02.18 Category :

大阪市天王寺区のお客様よりお譲りしていただきました。

ご家族が蒐集された陶芸品の査定依頼いただき、色々とある陶芸品なかに人間国宝 島岡達三の『象嵌湯呑』を発見しました。
高台が高く、湯呑みっぽくない形。やや大振りですが、意外にもすっぽりと手に馴染みますので湯呑みに限らず、使いやすい一品です。飽きのこない落ち着いた色彩も良いですね。

窯印はシンプルに達三のタです。

以上、簡単ではありますが先日、買取りさせていただきました人間国宝島岡達三の作品のご紹介でした。
この度は貴重なお品ものをお譲りいただきありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

古美術品などの骨董品を中心に時代家具や建具まで幅広く取り扱っております。
丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。
お品ものの買取や売却に関してのご相談はお電話またはメールフォームよりご相談ください。
よろしくお願いいたします。

島岡達三(しまおかたつぞう)
1919年、東京都東京市(現在の港区)出身。
益子焼の陶芸作家。重要無形文化財保持者(民芸陶器・縄文象嵌)。
東京工業大学窯業学科卒業後、
人間国宝の濱田庄司の元で土作りなどをしながら、粘土・釉薬を研究。
この時代に山内清男講師から 縄文加工法を学び、これが縄文象嵌の着想に役立つ。
53年独立し、精力的な作家活動を行った。

縄文象嵌(じょうもんぞうがん)
島岡達三が考案した陶芸の技法。
半乾きの作品に縄目を作り、そこに化粧土を塗る。
乾燥したのち、表面を削ると模様が表れるというもの。



本日の買取 銀製 「打出の小槌」

2020.01.30 Category :


「小さい物なので持って行きます」とおっしゃってくださり、お持込みしていただきました。

銀製の小さな打ち出の小槌が三点

縁起の良いお品ものをありがとうございました。

控えめなサイズがとても良いですね。

小さいながらも大きな御利益がありそうです。

銀製と刻印有。詳しい品位は刻印してありませんでした。

銀メッキ製品もあるので注意しなければなりませんが、経験的に純銀(SILVER1000)で間違いないと判断いたしました。

今回は銀としての価値に製品価値を加味して買取りができましたが、お品ものによっては素材価値(重量)としての買取りとなる場合がございます。

手元にある間、何か祈念させていただこうと思います。

以上、簡単ではありますが先日お持ち込みしていただいた銀製 打出の小槌のご紹介でした。
この度は店舗までお持ちしていただきありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

古美術品などの骨董品を中心に銀・金置物などの貴金属製品まで幅広く取り扱っております。
丁寧な査定をお約束。古いもの・美術品・銀・金製品の売却はORIGENにお任せください。
よろしくお願いいたします。



カナモノガタリ

2020.01.25 Category :


大阪市東住吉区のお客様のもとへ出張査定にお伺いいたしました。

「祖父が集めていたものです。これはなんでしょうか?」

と、古びた木箱から出してこられたのは様々なモチーフの小さな金物たち。

Q,これは一体なんでしょうか?

この仕事をしていると常日頃から見ているものですが、おじいさんの持ち物を整理していて突然、これが出てきたら何だか分からず驚くかもしれません。

約3センチ程の大きさにも関わらず、細かい彫刻や金銀で象嵌が施され、表情や動きまでも見事に表現しています。手に触れる部分に取り付けられていた金物なので良い金味になっていますね。

ヒント,今では持つことが禁止されている危ない物や嗜むことのなくなったものの入れ物に取り付けられていた金物です。

正解は…A,刀の装飾品である目貫とたばこ入れの前金具

お分かりになられたでしょうか?

目貫(めぬき)とは刀の柄(持ち手部分)に取り付けられる装飾品、煙草入れの金具とは煙管が主流の時代にきざみ煙草の葉をいれる袋の留具のことです。

どちらも主に金属で作られており、高い技術で細密な加工が施されています。

モチーフとなるものは家柄に由来するものや験を担いだもの、モチーフの組合せで意味を読み解かせるものなど多種多様です。

粋で遊び心の詰まった物語のある目貫やたばこ入れの前金具はコレクターの間でも人気のあるお品ものです。

時々こうして金具だけ出てくるのは帯刀禁止令で必要のなくなった刀や時代の流れで使わなくなった煙草入れを処分する際に粋な意匠や手の凝った職人技に感動し、残そうと考えた人が多かったからなのかもしれません。

無銘のものが多いですが、中には高名な金工師作の美術的価値ある逸品もございます。

以上、簡単ではありますが先日取り扱いさせていただいた目貫とたばこ入れの金具のご紹介でした。
この度は弊社にご相談いただきありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

骨董品などの古いものの整理・処分にお困りの方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。

古美術品などの骨董品を中心に絵画などの美術品まで幅広く取り扱っております。
丁寧な査定をお約束。古いもの・美術品の売却はORIGENにお任せください。
よろしくお願いいたします。

メモ:東京に行った際には寄りたい美術館
たばこと塩の美術館
https://www.jti.co.jp/Culture/museum/collection/tobacco/t13/index.html



出張査定 in 阿倍野区

2020.01.19 Category :


「両親の集めた骨董品・美術品の整理をしたい」
大阪市阿倍野区にお住まいのお客様よりご連絡をいただき査定にお伺いいたしました。
一部屋に集められた作品の数およそ100点!長らくご自宅の物置に仕舞われていたそうです。

蒐集品の大部分は絵画類。絵画類は数が多く、まずは印刷・リトグラフなどの種類と作家ごとに仕分けをすることから始めました。
いただきものや画廊で購入したものなどが混在していましたが、未開封のものも多くありました。お仕事が忙しくなかなか楽しむ時間が少なかったのかもしれませんが、これだけ沢山蒐集するには並々ならぬ情熱が必要です。

仕分けした著名作家の作品。左から
ベルナール・ビュフェ: 『道化役者』工芸印刷
芹沢圭介:『いろはにほへと』染色布
中原淳一:『娘』木版画
複製品ではありますが、根強い人気のある作家の作品です。

こちらは備前焼の人間国宝である藤原雄の備前酒杯。
この他、人間国宝である六代加藤卓男や李朝白磁・高麗青磁などの陶磁器類も取り扱いさせていただきました。

大正の歌麿こと人気画家竹下夢二の代表作『黒船屋』
こちらの『黒船屋』は人気のある作品なので沢山複製品がありますが、その中でも質の高いプリントのものです。
この他、棟方志功の版画や須田剋太のペインティング、山下清のリトグラフなどの作品を拝見させていただきました。
思い出のあるものや気に入っている絵画は仕分けした中から選んでいただき、その他のものを取り扱いさせていただきました。

以上、簡単ではありますが先日取り扱いさせていただいた絵画・陶磁器のご紹介でした。
この度は弊社にご相談いただきありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

蒐集品や蔵の蔵品のことでお困りの方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。

古美術品などの骨董品を中心に絵画などの美術品まで幅広く取り扱っております。
丁寧な査定をお約束。古いもの・美術品の売却はORIGENにお任せください。
よろしくお願いいたします。



謹賀新年 あけましておめでとうございます。

2020.01.10 Category :

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は格別のご厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。

本年も沢山のお客様とのご縁を大切に精進して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

皆さま、お正月はいかがお過ごしになられましたでしょうか。

年末年始はゆっくり休めるかと思いきや、バタバタと忙しく、かえって疲れる方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に女性は。。。

写真は年末年始を忙しく、賑やかに過ごすお多福さんをいきいきと描いた望野香渓作の可愛らしいお掛軸です。

料理の支度に追われながらの子守に書き初め。まさに、我が家もこんな状態でした。

私は何もせず、祖母・叔母・毋に全てを押しつけ、好きな時に寝起きし、ご飯を要求したお陰で目覚しく体力が回復いたしました汗

この回復した体力を活かし、2020年も精一杯がんばりますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

追伸

今年いつもよりも長くお休みさせていただきまして、祖母宅のある博多への帰省後、佐賀県の唐津・有田まで足を伸ばして古い建築や唐津焼・有田焼を見てきました。

また、近いうちにBlogで紹介させていただきます。



駆け込み査定まだまだ間に合います!30日まで!

2019.12.25 Category :


さて、あと数日で今年も終わりというところではありますが、年末の空きスケジュールをご案内いたします。

例年12月の半ばをすぎる頃からじわじわとお問い合わせいただくのですが、今年の12月は去年に比べ、とても平穏な日々を過ごしておりました(仏)

そんな中、ありがたいことに昨日今日と立て続けにお問い合わせをいただきましたので急遽、空きスケジュールを掲載します!

お電話いただいたお客様には「もう年内は厳しいでしょうか?」とお言葉いただきましたが、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

27日:9-18時・終日調整可
28日:9-18時・終日調整可
29日:9-18時・終日調整可
30日:9-12時・16時-18時

結構空いてます汗
「年内に整理したいけれど、もう間に合わないか。。。」と諦めかけている方がいらっしゃいましたら、遠慮なくご用命ください。
よろしくお願いいたします!

出張査定だけでなく、店頭へのお持ち込みでも大丈夫です。
※店頭査定の場合は事前にご連絡をお願いいたします。

※年末年始休業日:12月31~1月9日
1月10日より通常営業いたします。



歳末のご挨拶とお知らせ:本年もご愛顧いただきありがとうございました。

2019.12.18 Category :


今年も残すところあとわずかとなりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私は普段、目を背けがちな事務作業に追われながらも年内に査定のご予約をいただいているお客様のもとへと東奔西走しております。
去年に引き続き、ありがたいことに忙しくさせていただき、あっという間の一年間でありました。
ご依頼いただきましたお客様ならびに取引業者様にはこの場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました。

来年は創業から5周年目になります。またひとつ成長した新しいORIGENをお見せできる予定です。ご期待ください。

本年も残すところあとわずかですが、最終営業日まで気を抜かず、頑張ってまいります。
皆様もくれぐれもご自愛の上、良いお年をお迎えくださいませ。

お知らせが2つございます。
どうぞよろしくお願いいたします。



今日の一品 『月白瓷雷文香爐』 三代伊東陶山

2019.12.17 Category :




大阪市住吉区へ出張買取に伺いました。
お祖母様のお宅の整理をされているとのことでした。

こちらはお祖母様が大事にされていたもののひとつ。
柔らかく澄んだ月白の色と、
丁寧に散りばめられた秋草がとても素敵な香炉です。

他にも煎茶器・掛軸など買取させていただきました。
お譲りいただきありがとうございます。
この場を借りてお礼申し上げます。

古美術品などの骨董品を中心に時代家具や建具まで幅広く取り扱っております。
丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。
お品ものの買取や売却に関してのご相談はお電話またはメールフォームよりご相談ください。
よろしくお願いいたします。


三代伊東陶山(いとうとうざん)
1900年、京都府京都市出身。二代伊東陶山の長男で、日展会員。
大学では絵画を専攻し、卒業後に釉薬の研究を始める。
粟田焼を伝承する制作を行っていた。

月白(げっぱく)
月光のような薄い青みを含んだ白色。
「つきしろ」と読む場合は月が昇り空が明るくなっていくこと。十五夜を心待ちにする様を表す。
三秋の季語としては「月代(つきしろ)」と表記する。



研修遠足 大阪市立美術館;特別展 仏像 中国・日本展

2019.12.13 Category :


お店から徒歩10分ちょっと。本気で走れば5分の場所にある大阪市立美術館へ。目と鼻の先にあるにも関わらず、随分とご無沙汰しておりました。
去る12月8日まで開催されていた特別展『仏像 中国・日本 中国彫刻2000年と日本・北魏仏から遣唐使そしてマリア観音へ』に気分転換も兼ねてスタッフ一同で勉強しにいってきました。
とてもいい展覧会だったので会期中にご紹介できればよかったのですが、更新が遅れてしまいました。
美術館の外観はいつみても立派な御姿です。昭和初期の建物で瓦葺屋根鉄骨造。威厳ある堅牢な佇まいです。

懐かしい美術館内部。大きなシャンデリアと回廊部分のデザインが印象的です。阿倍野育ちなので子どもの頃から時々来ていた美術館ですが、学生時代は東京の美術館にばかり行っていたせいで足が遠のいていました。久しぶりに来てみて国宝・重要文化財を含む質の高いコレクションに驚嘆。日本、中国の絵画・彫刻・工芸を中心に8000件ものコレクションを有しております。常設展で定期的に内容を変えて展示されているのでおすすめです。

今回の特別展は大阪市立美術館のコレクションに加え、京都・東京の博物館や寺社より貴重な仏像が集められていました。
撮影禁止のため、ご紹介できないのが残念です。
個人的には羽曳野市長圓寺の十一面観音菩薩立像(9世紀)が乙。
コレクション展では仏教工芸・根来塗などの漆芸品をじっくり堪能できました。

美術館より望む、新世界。
周辺の環境も以前に比べ整備され、様変わりしました。数分の距離に新世界あり、動物園あり、美術館ありのディープローケーションです。

不動産価格の高騰に伴い、開発が進み古い建物がどんどんと取り壊されています。以前の無秩序で古ぼけた街並みはここにしかない独特の空間で高校生の頃、よく写真撮影に来ていました。今や人気の観光スポットです。

話が随分逸れてしまいましたが、先日行った社員遠足のお話でした。大阪市立美術館の充実したコレクションにはこれからお世話になりそうです。さてさて次はどの展示を見に行こうか。
天上天下唯我独尊 拝

大阪市立美術館
https://www.osaka-art-museum.jp/



今日の一品 『帽子箱』 鴨居羊子

2019.11.29 Category :


『帽子箱』 鴨居羊子 油画 1976年4月

堺市より出張査定のご依頼をいただきお伺いいたしました。
絵画を蒐集していたお母様のコレクションの一部をお譲りしていただきました。
人気のある猫がモチーフの小さな絵画です。
かわいらしい作品をお譲りいただきありがとうございます。この場を借りてお礼申し上げます。

古美術品などの骨董品を中心に絵画などの美術品まで幅広く取り扱っております。
丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。
お品ものの買取や売却に関してのご相談はお電話またはメールフォームよりご相談ください。
よろしくお願いいたします。

鴨居羊子(かもいようこ)
1925年、大阪府豊中市出身。
下着デザイナー・画家・執筆家など活動は多岐に渡る。
下着メーカー『チュニック制作室』の創立者。
弟は画家の鴨居玲。



今日の一品 『ラッキョウ徳利』 伊勢崎淳

2019.11.28 Category :




『ラッキョウ徳利』 伊勢崎淳 備前焼

奈良県在住のお客様から和歌山市のご実家の整理の際に出張買取のご依頼をいただきました。

伊勢崎淳の作品の他にも茶道具などを買取させていただきました。
素敵な徳利をお譲りいただきありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。
お品ものの買取や売却に関してのご相談はお電話またはメールフォームよりご相談ください。よろしくお願いいたします。

伊勢崎淳(いせざき じゅん)
1936年、岡山県備前市出身。備前焼5人目の重要無形文化財保持者(人間国宝)。
父は陶芸家の伊勢崎陽山。
兄・満と共に姑耶山古窯跡に中世の半地下式穴窯を復元し、穴窯での備前焼を追究している。



お持ち込み査定 from 吹田市 蔵に眠っていた刀鍔

2019.11.18 Category :


大阪府吹田市からお持ち込み査定にご来店いただきました。
「蔵の整理をしていて見つけた刀鍔です」と古びた木箱に入った沢山の鍔。

取りだしてみると古い鍔が九点と柄頭と縁が三振り分入っていました。
鉄製の刀鍔はかなりの赤錆が。。。柄頭と縁は銅製で保管状態も良好。江戸時代の姿を今に伝えています。

微かに見える銘は山城國住・盛家作。
鉄地 金象嵌 腐食により図柄不明 江戸時代
直径70mm厚み5mm

月を銀平象嵌、スッポンを銅高肉象嵌で仕上げた月とスッポン図の鍔
無銘 鉄地 金銀銅象嵌 江戸時代
直径68mm厚み4mm
夜空に浮かぶ月を眺めるスッポンがどこか寂しげで哀愁が漂う。

こちらは今回の中で一番大きな鍔で在銘品ですが、錆が激しく毛彫された銘が全く見えません。鯉に施された鍍金が鉄地の腐食で薄くなっています。
鯉の滝登り図 在銘 鉄地 鍍金金銀象嵌 江戸時代
直径80mm厚み4mm

今回お譲りいただいた刀鍔は保存状態が良ければ高く評価できるものでしたが、錆による劣化が強く評価が低くなってしまいました。時代のあるものなので残念でしたが鉄地の内側まで錆が進むと表面がボロボロと剥がれてしまい修繕が難しくなってしまいます。
表面的な錆で、なんとか修繕できそうな二点は我流ですが、再生に挑戦してみようと思います。上手くいったら後日こちらでご紹介いたします。

http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2019/tousougu.html
ちょうど今、大阪歴史博物館で昭和を代表する刀装具コレクター・刀装具研究者の勝矢俊一氏のコレクションの一部が展示されています。桃山・江戸期の名品が多数展示されています。
私も見にいってきましたが、象嵌や透かしの技術もさることながら、洒落の効いた図案と画面の構成力が凄い。鍔師達がしのぎを削って創作していた時期の作品は尖に尖っており、一見の価値ありです。12/1までお見逃しなく。

この度はご来店ありがとうございました。
蔵の整理をしながら少しずつお持ち込みいただけるとのことで、またのご来店を楽しみにお待ちしております。
貴重なお品ものをお譲りいただきありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

弊社では長い年月を経たものを探しております。古美術品などの骨董品を中心に古い家具から時代建具といったものまで幅広くお取扱いしております。
丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。よろしくお願いいたします。



2020 歴史手帳 with 玉露

2019.11.15 Category :


先日、大阪歴史博物館のミュージアムショップにて良きものを発見いたしました。
その名も歴史手帳。
過去、スケジュール帳を使いこなせず、幾度となく、買ったばかりのスケジュール帳を無駄にしてきたのでこの出会いには感動しました。

なんと全体の半分以上が歴史の勉強に役立つ資料集となっており、寺社仏閣の構造や茶道具・武具の部分名称などはイラストでわかりやすい。また史跡や文化施設の情報もありがたい。

昭和29年から販売されている歴史ある手帳です。こんないいものがあるとは知らなかった。。。

茶器は先日、堺市の古いお宅からお譲りいただきたもの。陰陽紋の宝瓶とメダカの紋様が可愛らしい煎茶碗。

玉露にはやや大きいがカフェイン中毒の私にはちょうどいい。
光に透かすとうっすらとメダカの影が玉露の中に。

可愛らしい茶器をお譲りいただきありがとうございました。
さて、もう少しで12月です。今年もあっという間でしたが、いい手帳も見つけましたし最後まで走り抜けたいと思います。
年末に向けて、ご自宅の整理をされる方も多いかと思います。整理の際に古いものが出てきたら是非ご連絡くださいませ。

弊社では長い年月を経たものを探しております。古美術品などの骨董品を中心に古い家具から時代建具といったものまで幅広くお取扱いしております。
丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。よろしくお願いいたします。



職人礼賛 数寄屋建築金物

2019.09.14 Category :


菊、竹丸、小判、黄銅、赤銅、陶器に桑材と形も材質も様々な金物。
縁あって大阪の老舗建具店様からご依頼いただき、工房に残っていた金物などをお譲りいただきました。

数寄屋建築の建具を専門にされていたことから珍しい金物がずらり。竹や陶器のものは金物と呼んでいいのかわかりませんが。。。
陶器のものは青磁のものと染付のもの。染付は絵付けが施され手間のかかったお品ものです。茶室などに使う特別注文かも知れません。

数寄屋建築の名工として高名な平田雅也氏との関わりも深かったとのことで、残された金物はどこかの名建築の建具に使われたものの残りかも知れません。
職人が高齢になったことや時代の流れで廃業されていますが、貴重なお話を聞くことができました。

そんな珍しい金物の中でも、今回一番ツボに入ったのがこちらの一品。
これがなんという金物かご存知でしょうか。
意外と身近にある金物でどなたでも触れたことのある金物です。
建具に取り付けられる金物で名称は「押板」と呼びます。バネの力で自然に元の位置に戻る扉の手で押す部分に取りつける金物です。

黄銅のベースに1mm程の桐の薄板が貼り付けられています。実はここがツボでして。一般的なものは表面には何も貼られていません。
数寄屋建築に馴染むよう職人がわざわざ貼り付けたものです。
金物に板を貼りつけたものと言えばそれまでですが、建具の細部へのこだわりが感じられる仕事です。
聞けば、建具の小口や細部への徹底的なこだわりが認められ、当時の著名な建築家からの注文が後を絶たなかったそうです。

自宅建物は平田雅也氏の設計。町中にあることを忘れさせるような素晴らしい設計でした。
建替えの為に取壊しが決定していましたが、部材の一部は新しい建物に使われるとのことで安心しました。
金物以外には工房に残されていた鑿や鉋といった職人の道具類や建物に取り付けられていた希少な一枚板などをお譲りいただきました。

古い建築物には長い時を経た味わい深い天然木や当時の建築装飾品など希少なものが当時のまま残されていることがあります。

当時の職人が選び抜いた木材やこだわり抜いた装飾品をそのまま壊してしまうのはとても残念なことです。活用できるものはごく一部かもしれませんが次の時代に引き継げるよう努めていきたいと思っています。

築年数70年前後の家屋の改修・解体工事の際にはぜひ、ご相談ください。

弊社では長い年月を経たものを探しております。古美術品などの骨董品を中心に古い家具から時代建具といったものまで幅広くお取扱いしております。
丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。よろしくお願いいたします。



He is his father. CHIKUUNSAI I TANABE 初代田辺竹雲斎 竹花籃

2019.09.05 Category :


前回のBlogでご紹介しました竹工芸家二代田辺竹雲斎の師であり、また実の父である初代田辺竹雲斎の作品をご紹介いたします。本日の素材美 vol.5; Glass & Bamboo

1877年-1937年 明治-昭和時代前期に活躍しました。
摂津尼崎藩出身。堺に工房を据え名工として確固たる地位を築きました。
現在は四代目が田辺竹雲斎の号を襲名しております。当代から見て曽祖父にあたります。

見事な編み込み。百年物の飴色の竹材がなんともいえぬ古色の美。
初代は自宅近くの竹細工を営む家の影響で竹に興味を持ち始め、若干12歳で名工初代和田和一斎に弟子入りしています。時代が違えど12歳で職人としての道には進むということは想像しがたい。

堂々のお姿
本作は大正期の作品。残念ながら箱の蓋が欠損しており作品名がわかりません。
ですが籃の保存状態は完璧。竹は決して弱い素材ではありませんが、細い竹ひご故に経年の劣化が見受けられる作品も少なくありません。本作は百年前の当時の姿を伝えている貴重な逸品です。

田辺竹雲斎の公式HPでは初代から四代までの作品が見られます。
型にはまらない、それぞれの独自性を探求されています。
http://chikuunsai.com/first/

以上、簡単ではありますが初代田辺竹雲斎の竹花籃のご紹介でした。
この度は貴重なお品ものをお譲りいただきありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

弊社では田辺竹雲斎の作品を探しております。古美術品などの骨董品を中心に古い家具から時代建具といったものまで幅広くお取扱いしております。
丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。よろしくお願いいたします。