本日の出張買取 in 西成区

2018.11.08 Category :


大阪市西成区のお客様よりご依頼いただきました。
3年間空家にされていた古いお家。台風の影響による瓦や建具の損傷が至る所に見受けられ、家財整理が済んだら解体されるとのことでした。大正期に建てられた貴重な日本家屋でしたが維持管理にかかる費用を考えると致し方無かったようです。最近そういった老朽化や台風被害による案件が増えています。いつか古いお家を再活用するような事業にも取り組めたらと考えており、その為に必要な準備を始めていこうと思っています。
さて一部ではありますが、今回お譲りいただいたお品ものをご紹介いたします。

先代が商いに使っておられた帳場箪笥と小箪笥。小ぶりで手の良い唐木家具。小ぶりなものの方が流通が良く人気があります。

お客様が必要な着物を選ばれた後の残りもの。ですが、私としてはこちらの方がありがたい。藍染や絣の木綿布など。

使い込まれた鉋に鑿。錆びていたり、刃こぼれしていたりと状態は悪いですが磨けば光ります。また名工と呼ばれる鍛治職人の作ものは美術品として扱われるものもあります。

長い間、明かりをともしてきた照明の電笠。色ガラスが使われているものや本格的な切子が施されているものは希少価値があり高値で取引されるコレクション品です。(写真のものは時代が下り昭和期のもので希少価値はあまりありません)

11月にもかかわらず暑い日が続いています。私は今日も半袖で元気ですが、スタッフはもれなく風邪をこじらせております。2018年も残すところあと二ヶ月ほど、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。年内は12/28までの営業となります。また改めて年末年始の営業案内を投稿いたします。よろしくお願いいたします。



古い家具や時代箪笥はありませんか

2018.10.31 Category :

古い家具、時代家具を探しています。
明治・大正・昭和期に製造された無垢の家具
古い家具は状態の悪さなどで諦められる方もいらっしゃいますが、希少価値のある高価なお品ものもあります。

例えば以下のようなものを探しています。
・水屋・食器棚
・茶箪笥・唐木家具
・伝統工芸品
・本棚
・テーブル・机
・椅子・ソファ
・小引出し・薬箪笥
・医療棚(病院や診療所で使われている棚)
・ケビント・ガラスケース
・山葉家具(YAMAHA)
など

残念ながら買い取り不可の家具もあります。
例えば、、、
・婚礼家具
・フラッシュ家具(はりぼて家具)
・大量生産の家具
・桐箪笥(買取可能なものもございます)
需要の少ないものや量販店の製品は買い取りが難しいです。

家具の査定をご希望の方は、
家具の置かれている場所や階数、おおよその大きさをお知らせください。
搬出に必要な人数など、スムーズにお話が進められます。
可能であればお問い合わせフォームより写真をお送りいただくのが一番です。
概算ですが査定額をお伝えいたします。
※24時間を経過しても返信が無い場合はエラーの可能性があります。お手数ですが、info@osaka-origen.comまで改めて写真をお送りください。

また、他に査定を考えられているものや価値の気になるものなどありましたら、合わせて拝見いたしますのでお気軽にお尋ねくださいね。



取扱い品目紹介 : 時代着物・古裂・襤褸について

2018.10.22 Category :

着物の買取に関してよくお問い合わせいただきますが、弊社では時代のある着物や古裂・古布を中心に取扱っております。お客様の希望によって現代の着物も買取させていただいておりますが、作家物や高価な着物などは着物専門の業者さまに依頼するのをお勧めいたします。時代の区切りで言えば戦前の着物が取扱いの対象となります。時代が判らない場合は誰が着ていた着物かを考えるといいかもしれません。

着物のハギレで作られた継ぎ接ぎの布。反物の僅か数センチ程の切れ端さえも捨てずに縫い合わせ、一枚の色とりどりの布として再生されています。また、ただ継ぎ接ぎするだけでなく配色にまで気配りしていると思われる点がこの布を作った方の手の良さを感じます。

どういった目的で作ったのかはわかりませんが、古い長持の中に保管されていました。恐らく寝具や衣類を包むための大きな風呂敷の代わりに作られたのだと思います。

当て布で修繕された藍染木綿布。こちらは長持の中で座布団を大事に包んでいました。虫に喰われた箇所を丁寧に修繕しています。こちらは反対に作意の無さから生まれた偶然の産物としての魅力があります。この時代に布がいかに貴重なものであったかがよくわかります。

着物箪笥や行李、長持にしまわれたまま忘れられていたハギレやぼろぎれ。見向きもされず、捨てられてしまうことがよくありますが、手の込んだ刺繍が施されています。

暖簾にしてみました。海外からの観光客の多い恵美須町。店の前も外国からの観光客が通りますが、通る時に一瞬振り向いて見てくれている気がします。古い着物や古裂、襤褸など、穴が空いたものや傷みのあるものでも処分の前にお気軽にご相談ください。よろしくお願いいたします。



人間国宝 十四代 酒井田柿右衛門 濁手

2018.09.27 Category :


重要無形文化財 十四代酒井田柿右衛門本人作の一輪生を譲り受けました。
本人作のお品物は稀にしか出会わないので柿右衛門の基本絵付色にちなんだ背景紙を用意し撮影しました。
濁手と呼ばれる柔らかく温もりある乳白素地に繊細な筆使いで絵付がほどこされています。
以前、この濁手(にごしで)という文字と綺麗な乳白色が結びつかなく、??となったことが思い出されます。
濁手とはお米のとぎ汁に例えられつけられた名前です。

基本色は赤・緑・群青・紫・黄です。濁手にとても映える絵付色。十七世紀に確立された柿右衛門様式と呼ばれる色彩と図案構成はマイセンなどのヨーロッパ陶磁器にも大きな影響を与えました。



本人作の濁手を見て「柿右衛門の基本絵付色の背景紙で撮影すると濁手はどのように見えるのか?」と思いつき撮影してみました。
図録などの作品写真の背景は白・灰・黒色くらいしかないので、ちょっと目新しい柿右衛門の写真になったかと思います。濁手が背景色を優しく反射してくれました。個人的には最後の薄紫が絵付・濁手と一番マッチしていると思います。
余談ですが、以前から薄々気づいていた私の使用しているデジカメの弱点が今回の撮影ではっきりとわかりました。
TOP写真の赤・青が分かりやすいですが、白いものと特定の色との境界線が黒く濁るのです。
この現象はN社のデジカメ特有のものなのか、デジカメ一般のあるあるなのか??ご存知の方がいればコメントお待ちしております。
ひとまずこの現象をデジタル写真の濁手と呼ぶことにします。



OLD MARUNI オールドマルニの珍しい成型合板椅子

2018.02.07 Category :


神戸市中央区で買取させていただきました。
久しぶりに古いマルニ木工(通称オールドマルニ)の椅子を見つけました。
マルニ木工と言えば昭和初期に創業した日本有数の家具メーカー。
http://www.maruni.com/
老舗家具メーカーであると同時にnextmaruni projectでは妹島和世+西沢立衛 / SANAAや深澤直人が設計した家具を高い木工加工技術で製造しています。
一時期、HIROSHIMAのアームチェアが欲しくてショールームまで見に行ったのが懐かしい。
http://www.maruni.com/shop/g2956-31/
そんなマルニ木工の1950年代の成型合板椅子。製造年代はマークで判別できます。5脚中の1脚だけステッカーが残っていました!

孔雀マークは1952年(昭和27年)から採用されたようです。いつ頃からがオールドマルニと呼ぶべき物かはっきりしませんが、私は60年代までと認識しています。
http://www.maruni.com/jp/company/ci

成型合板のオールドマル二は初めてで、最初は天童木工の椅子かと思いました。材質は森の女王ブナです。

安心感のある背もたれで座り心地もすごくいい。
しかし、、、状態が、、、この椅子は神戸の異人館近くのお家の床下に長期間眠っていたため、残念ながらコンディションがあまりよくありません。
写真のものが一番良品。
神戸の地形を利用した地下室のような場所です。長期間、湿気を吸ったためビスは錆び、合板の剥がれも見受けられます。
一般的な木製椅子ならば修善が可能ですが成型合板だと修理がかなり難しくなってしまいます。
何とかなるかな~っと思い買取させていただきましたが、今回は商品にはならないかもしれません。
それでも最近では見かけることのない資料的価値のあるオールドマルニの一脚です。



古い扉・窓・建築部材買取ります。

2017.10.24 Category :


ORIGENでは古い扉や窓といった建築部材の買取をしております。
買取に伺った際にお客さまに伝えると驚かれることもありますが、扉や窓は住宅、店舗などに。金物や古材は家具などに再利用されます。

床の傾きに合わせ斜めにカットされた扉

真鍮製の金物


応接間に置かれていた飾棚とノリタケ飾皿

洋館のガラスノブ(腐食しないので浴室やトイレで使われることが多い)

古いプレス板ガラス

取手やコート掛け、房掛けなどの古いパーツ

洋間の照明

乳白ガラスに切子。洋間に使われていながらも和を感じさせる切子細工。

ここ最近、じわじわと大正・昭和初期前後のお家に伺うことが増えています。
昭和初期の建物も90年以上が経過し、限界が近づいているからかもしれません。(超えているか、、、、)
時代を経た部材がただ破棄されるのを何度も目の当たりにしてきました。劣化や修繕を考えれば手間が掛かり、簡単ではありませんが少しでも探している人の手元に届けることが出来ればと思います。
リフォームによる撤去や老朽化による解体・取壊しの際には是非ご相談ください。

取り扱い品目
扉・窓・ガラス戸などの建具
電傘・電灯などの照明器具
ドアノブ・取手などの建築金物
床板・床の間などの古材
など



時代和洋家具を探しています!

2017.07.13 Category :

和洋古家具を探しています!

最近めっきり仕入れの減っている古家具。仕入れの機会が減っているというよりは程度のいいもの自体が減っているのかもしれません。


腕の立つ指物師が作ったものは100年経ても反りもなく、なまだまだ使えます。

木目選び、材の組み合わせ、金物の寸法まで計算されています。

頑丈な金物!

引出しの中に保管されていました。
写真のものは和家具ですが、洋家具も扱っております。
状態の完璧なものはなかなかありませんが、金物のストックもあるので傷んでいる部分があっても修繕できる範囲であれば大丈夫です。
ご不要な家具類・諸道具がございましたら是非ご連絡ください。