本日の素材美 vol.5; Glass & Bamboo

2019.08.25 Category :


本日の素材美シリーズも今回で最後となります。vol.5はITALYのガラス花瓶とJAPANの竹花籃のご紹介です。

数色の色ガラスによるストライプが美しいお品もの。
切り抜くと真っ直ぐに伸びたストライプが抽象画のようです。

こちらは細い竹材が細かく編み込まれています。見えない部分に異なる太さの竹が使われる徹底ぶり。約1~2mmの竹を編み込んだとても繊細な一品です。

実験を兼ね発注した合成写真(社内デザイン部へ)ですが、意味ありげなコンセプチュアルアート風写真になりました。

こちらが全貌。ヴェネツィアン・グラスの花瓶です。ヴェネツィアン・グラスといえばイタリアの世界的なガラスブランド。
箱やサインが無いため、作者はわかりませんがモダンな造形感覚を感じさせる洗練された一品。ムラーノ島の無名の職人が作ったものかもしれません。

そして、こちらの竹鶴花籃は竹工芸の名跡である田辺竹雲斎作。本作は二代竹雲斎のものになります。伝統的な技法を踏まえつつも明るい竹材を用い、重さを感じさせない造形は竹本来の素材が活かされた一品。ぽってりした形は愛嬌があって乙ですね。
初代が明治期に大阪堺に居を移し、当代は四代田辺竹雲斎。初代から四代までの作風を見比べると面白い。関西に多く作品が残されており、ちょうど初代作の花籃を手に入れたので次回のBlogでご紹介させていただきます。
http://chikuunsai.com/profile/second/

以上簡単ではありますが、ヴェネツィアン・グラスの花瓶と二代田辺竹雲斎の竹鶴花籃のご紹介でした。

本日の素材美シリーズは素材や質感を通し、古いものの魅力をご紹介いたしました。
国や時代も様々で、大切に保管されていたものから忘れられずっと眠っていたもの、中には打ち捨てられていたものまでありますがどれも趣のある貴重なお品ものばかりです。
貴重なお品ものをお譲りいただきありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

弊社では長い年月を経たものを探しておりますので、経年によるキズや風化は味や景色として評価いたします。
古くよごれたものやこわれたものでも価値がある場合がございます。お品ものの状態に関わらずお気軽にご相談ください。
古美術品などの骨董品を中心に古い家具から時代建具といったものまで幅広くお取扱いしております。
丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。よろしくお願いいたします。

本日の素材美 vol.1;侘び寂び
本日の素材美 vol.2;杢と黄銅
本日の素材美 vol.3;いのりとひかり
本日の素材美 vol.4; Seiji & Koimari



本日の逸品;即中斎書付 真葛焼 永誉香齋作 金襴手四方入角食籠

2019.08.19 Category :


和歌山県和歌山市のお客様よりお譲りいただきました。四代永誉香齋作の金襴手四方入角食籠。赤地に金色が眩い。食籠(ジキロウ)とは茶道で菓子を入れるための蓋付の容器です。

蓋を取り内側を見れば、発色の良い藍による松竹梅鳥図。また入角の枠に捻じる様な構図が面白い。縁取りは銀色で仕上げられており、金赤銀藍の豪華絢爛さに気後れしてしまいそうです。

真葛焼は江戸期より続く伝統ある窯元です。また四代永誉香齋は茶道具に優品を多く残し、その作品は高く評価されております。

箱書きは表千家十三世家元 即中斎。四代永誉香齋の作品は即中斎の好み物でした。
この変わった文字は署名の代わりに使用される花押という記号のようなものです。全くもって使うタイミングがありませんが、高校生の頃に考案したMy花押を無駄に筆ペンで練習するということを時々行っています。

以上、簡単ではありますがお譲りいただいたお品物のご紹介でした。
今回は和歌山県和歌山市のお客様からのご依頼でした。沢山ある中から大阪にある弊社を選んでいただきありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

遠方ですと遠慮される方も多いですが、おところ・お品物の内容に関わらずお気軽にご相談ください。

弊社では長い年月を経たものを探しております。古美術品などの骨董品を中心に古い家具から時代建具といったものまで幅広くお取扱いしております。
丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。よろしくお願いいたします。



本日のお軸。桃果霊禽図。

2019.08.08 Category :


写実的に描かれた桃。生命力の象徴である桃がいきいきと描かれています。

今まさに熟しつつある様が濃淡で表現されています。

桃の下で羽を休めている二羽の鳥は綬帯鳥。四季の植物との組み合わせにより、富貴長寿・春光長寿などおめでたい意味となります。

今回の掛軸は奈良県大和高田市のお客様よりお譲りいただきました。
作者不詳ですが江戸後期頃の南蘋派※1の作品。表具を修復し長年大切にされていたものです。

貴重な旬の掛軸をお譲りいただきありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

弊社では長い年月を経たものを探しております。古美術品などの骨董品を中心に古い家具から時代建具といったものまで幅広くお取扱いしております。
丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。よろしくお願いいたします。

※1沈 南蘋(しん なんびん、康熙21年(1682年-?)
中国清代の画家。1731年 (享保16年) 来日し長崎に2年間弱滞在し写生的な花鳥画の技法を伝えた。
弟子の熊代熊斐らが南蘋派を形成。円山応挙、伊藤若冲など江戸中期の画家に多大な影響を及ぼした。



What is this ?

2019.07.30 Category :


Out of focus

Snowstorm pattern

Matte texture

He made

Made by Kyohei Fujita,hand-blown glass flower vase
藤田喬平作 手吹きガラス花瓶

奈良県大和郡山市のお客様よりお譲りいただきました。
すり硝子の肌理の中にある伝統的な吹雪文様。白と黄色が心地よいお品。
ご依頼ありがとうございました。

藤田喬平
1921年4月28日-2004年9月18日
東京都出身のガラス工芸家
色ガラスと金箔を混ぜた飾筥(かざりばこ)は国内外で非常に高く評価されている。
1989年日本芸術院会員
1997年文化功労者
2002年文化勲章受章

NHKアーカイブス人x物x録
https://www2.nhk.or.jp/archives/jinbutsu/detail.cgi?das_id=D0016010385_00000

藤田喬平ガラス美術館
https://www.ichinobo.com/museum/



お盆休みのお知らせ

2019.07.29 Category :

梅雨も明け、暑さが本格的になってきましたが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
お陰様で今夏もたくさんの方にご用命いただき、
大変ありがたい限りです。
まだまだ頑張ってまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

さて今年のお盆休みの期間中ですが、
通常通り出張買取は承っております。
お盆は今のところ若干スケジュールに余裕がございますので、ぜひご相談ください。
ただし、店舗は下記の期間で休業となります。

2019年8月13日〜16日
上記の期間はお持ち込みの査定は対応しておりませんのでご注意ください。

出張買取をご希望の方はお電話または
メールフォームよりご連絡ください。

水分・塩分補給を忘れずに、どうぞご自愛ください!



RECRUIT パートタイム・フルタイムスタッフを募集しております。

2019.07.24 Category :

ORIGENでは一緒に働いていただける方を募集しています。
出張買取や業者様などから買付けした古いものを次のお客様のもとに届けるお仕事です。
骨董品などの時代物からアンティーク家具など古いものを中心に様々なものを扱うお仕事です。

今回は週3~5日程度勤務できる方を募集いたします。

募集業務内容は事務・梱包出荷作業・商品メンテナンスなど社内作業が中心になります。

週3日程度のパートから週5日のフルタイムなど働き方はご相談ください。

あまり馴染みのない業種ですが、未経験の方でも大歓迎です。

勤務シフトは可能な限り調整いたしますのでご相談ください。
継続的に勤務が可能で向上心のある方、これから一緒に成長していける方からのご応募お待ちしております。
履歴書に志望動機を明記の上、下記いずれかの方法でご応募ください。

ご質問・ご相談はinfo@osaka-origen.comまでお気軽にお問い合わせください。

【募集業務内容】
事務作業
出荷作業
商品メンテナンスなど

【募集概要】
年齢:年齢不問(高校生不可)
雇用形態:パートタイム・フルタイム(正社員登用制度有)
試用期間:3ヶ月
勤務時間:営業時間9-18時内
休日:シフト制
アルバイト:時給1000円~
交通費支給有
労働保険有
必要資格:無
勤務地:恵美須事務所・芦原橋倉庫

【事業概要】
ORIGEN 古いもの買取・大切なもの売却代行
骨董品・美術品の出張買取及び売却代行業
代表者:細井律
従業員数:1名
所在地:大阪市浪速区恵美須西2-8-3 上田ビル1F2F
電話:06-7163-6460

【応募方法】
注意
郵送の場合はレターパック・特定記録郵便など
書類の到着が確認できる方法で郵送してください。
メールの場合は受信確認メールを送信いたします。
24時間以内に確認メールが届かない場合は再度送信してください。

・郵送の場合
556-0003
大阪市浪速区恵美須西2-8-3上田ビル2F
ORIGEN
TEL:0671636460まで郵送してください。

・メールの場合
info@osaka-origen.comに履歴書(PDFデータ)を添付してください。
書類審査を通過した方にのみご連絡いたします。
審査期間は7日-10日間となります。



本日の素材美 vol.4; Seiji & Koimari

2019.07.18 Category :


本日の素材美vol.4はSeiji & Koimari
中国の青磁香炉と日本の古伊万里の皿をご紹介いたします。

一点目は中国の青磁香炉。
丸みのある胴にぽってりとした脚が愛くるしい香炉です。
龍泉窯のもので時代は明初期!と言いたいところですが、時代は下り明時代の末期頃のものと思います。
中国から世界中に輸出された龍泉窯の青磁。砧青磁(きぬたせいじ)と呼ばれる最上のものは国宝に指定されているものもあります。中之島の大阪市立東洋陶磁美術館では素晴しい青磁の逸品が見られますのでおすすめです。
窯・釉薬・胎土などの条件によって多種多様な青磁が生まれます。透き通るような澄みきった青色から深い緑色まで実に様々な色調があり、見比べるとほどに深みのある青磁釉。

本作は黄みの強い緑色であり、よく見ると釉薬が薄く胎土がやや透けて見えています。また、釉切れ・窯傷が見受けられ、明時代末期の生産数の増加による質の低下が見受けられます。
時代の判別は容易ではありませんが、実物に触れ、素材の特徴を捉えていくことが重要です。

火屋は銀製でなかなか細かい仕事をしています。蘭・竹・菊・梅の四君子図。それぞれ春夏秋冬に見頃の訪れる気品があり高潔な草花です。

二点目は古伊万里の芙蓉手皿。芙蓉手とは見込みに大きな丸窓を設け、周囲を区切りする文様構成のことをいいます。芙蓉の花に似ていることからそう呼ばれています。本作は宝尽くし文様。周囲の窓には巻物・扇子・桃などの吉祥文様がちりばめられています。

潤いのある生掛け焼成の肌。呉須の発色も豊かです。写真は実物よりも若干濃くなってしまいました。。。古伊万里という言葉を聞いたことのある方は多いと思います。国産磁器の中では最も有名な伊万里焼。江戸期のものを古伊万里と呼び、江戸初期のものは初期伊万里と呼びます。初期のものは希少性が非常に高いものでなかなかお目にかかる機会はありません。

初期伊万里とまではいきませんが、ほのかに青い釉薬が垂れています。形もやや歪で味わいのある古伊万里です。
本日紹介した青磁香炉と古伊万里の皿はやきものとしての完成度は高いものではありませんが、そういった不完全なやきものを珍重する文化が日本には根付いています。
青磁香炉は天王寺区、古伊万里の芙蓉手皿は奈良県のお客様よりお譲りいただきました。貴重なものをお譲りいただきありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

以上、簡単ではありますが、中国の青磁香炉と日本の古伊万里ご紹介でした。
弊社では長い年月を経たものを探しております。古美術品などの骨董品を中心に古い家具から時代建具といったものまで幅広くお取扱いしております。
丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。よろしくお願いいたします。

大阪市東洋陶磁美術館http://www.moco.or.jp/



本日開店 室内装飾・家具・工藝品・照明器具など買取りいたします。

2019.06.21 Category :


先日、品物を整理している時にお皿の保護の為の新聞紙に良い広告を見つけました。昭和六年。今から88年前の新聞です。

元々は調度品の販売店の広告で昭和初期の洋館内部のイラストが描かれています。
特徴がよく捉えられていて、時々ご依頼のある洋館にそっくりです。古い洋館にある調度品は当時こういうお店で販売されていたのですね。

ORIGENでは古美術品などの骨董品を中心に様々なお品ものを査定・買取りしておりますが、古い建物に取付けられている建具や照明器具などの室内装飾品も積極的に取り扱っております。

この仕事を始めて、最初に伺ったのは実家の目の前にあった古い洋館でした。
アンティークショップのお手伝いを始めたばかりの頃で買取りなどは未経験。ある日、長年閉ざされていた古い建物の取壊しが始まり、勇気を出して業者さんに声を掛けたのを思い出します。
右も左もわかりませんでしたが、価値の有る無しではなく、自分がいいなと思えるものを直感的に選んでいたと思います。
最初は趣味の様なもので自分が良いと思うものだけが見えていましたが、知識や経験を得て、仕事としての比重が高まるとお品物の価値や効率の部分に意識が傾きがちになってしまいます。勿論、お品物の価値を判断できるようになるのは一番大事な事ですが、初めての時のように無価値に見えるものに眼を止められる心の余裕と丁寧な仕事を面倒と思わない心を忘れずに続けていきたいものです。頭ではわかっていても実践するのは案外難しいんですよね。

さてさて、話がかなり逸れてしまいましたが、古い建物の解体やリフォーム時など、古いものを処分される際には一度ご連絡ください。長い時を経たものを探しています。

希少な一点ものから価値のわからないお品ものまで丁寧な査定をお約束。
古いものの売却はORIGENにお任せください。よろしくお願いいたします。



本日の買取 in 高槻市の山の中 part1

2019.04.28 Category :


先日、大阪府高槻市の山の中にある築300年の古民家へ出張買取に行ってまいりました。
大阪市内から1時間ちょっとの場所ですが、山道に入ってからは「こんな山中に人家などあるのか」と思ってしまうほど山の中。

道中、山林の木々が酷くなぎ倒されており、また対向車は土砂を積んだ大型ダンプばかり。スマホは圏外。もしかすると騙されて、ありもしない場所に誘導されているのでは。。。と不安になりながら車を走らせました。目的地に近づくにつれて民家が見え始め、ひと安心。出張買取を初めて依頼されるお客様はどんな人が来るのか不安だと思いますが、慣れてはいるものの、こちらも初対面かつ見知らぬ土地なので案外、緊張していますのでご安心ください。

そんなこんなで、道に迷いながらもなんとか無事到着。着いてみると山々に囲まれ、空気の澄んだ小さな集落でした。ご依頼主からお話を聞いたところ、代々このお家に住んでいたわけではなく空家バンクを利用し、このお家を見つけられたそうです。家と裏山と中にあるもの全てそのまま引き受けられたものの、物は極力持たない生き方を実践されておられ、残されたもののほとんどは処分する予定とのこと。とは言え、「ただ捨ててしまうのは忍びなく、欲しい方の元に届けば」とご依頼いただきました。

母屋と土蔵と小屋の内部を細かく拝見し、沢山のお品物を買取りさせていただきました。築300年のお家ですが江戸期のものは流石に残ってはいませんでした。が、明治末大正頃のものは残されておりました。前置きが長くなってしまったのでお品物の紹介は次回にいたします。つづく。。。
空家バンク大阪
http://bank.osaka-sumai-refo.com



RECRUIT スタッフ募集

2019.04.23 Category :

ORIGENでは一緒に働いていただける方を募集しています。
出張買取や業者様などから買付けした古いものを次のお客様のもとに届けるお仕事です。
骨董品などの時代物からアンティーク家具など古いものを中心に様々なものを扱います。

今回は週2~5日程度勤務できる方を募集いたします。
募集業務内容は骨董品や美術品の査定補助・美術オークション等での売買・営業・商品メンテナンス・事務・梱包発送など
募集業務の中からご希望をお聞きした上でご自身にあった業務を中心に社内業務全般をお願いいたします。

あまり馴染みのない業種ですが、未経験の方でも大歓迎です。

働き方や勤務シフトは可能な限り調整いたします。
継続的に勤務が可能で向上心のある方、これから一緒に成長していける方からのご応募お待ちしております。
履歴書に志望動機を明記の上、下記いずれかの方法でご応募ください。

【募集業務内容】
骨董品・美術品の査定補助
美術オークション等での売買
営業
商品メンテナンス等

【募集概要】
年齢:年齢不問
雇用形態:アルバイト(正社員登用制度有)
試用期間:3ヶ月
勤務時間:営業時間9-18時内(業務内容により営業時間外有)
休日:シフト制
アルバイト:時給1000円~
交通費支給有
労働保険有
必要資格:無
勤務地:恵美須事務所・芦原橋倉庫

【事業概要】
ORIGEN 古いもの買取・大切なもの売却代行
骨董品・美術品の出張買取及び売却代行業
代表者:細井律
従業員数:2名
所在地:大阪市浪速区恵美須西2-8-3 上田ビル1F2F
電話:06-7163-6460

【応募方法】
注意
郵送の場合はレターパック・特定記録郵便など
書類の到着が確認できる方法で郵送してください。
メールの場合は受信確認メールを送信いたします。
24時間以内に確認メールが届かない場合は再度送信してください。

・郵送の場合
556-0003
大阪市浪速区恵美須西2-8-3上田ビル2F
ORIGEN
TEL:0671636460まで郵送してください。

・メールの場合
info@osaka-origen.comに履歴書(PDFデータ)を添付してください。
書類審査を通過した方にのみご連絡いたします。
審査期間は7日-10日間となります。



ゴールデンウィーク営業日のお知らせ

2019.04.12 Category :

今年のゴールデンウィークは10連休のようですね。
ようやく春らしく麗らかな気候になってきて嬉しい限りです。

さて、今日はゴールデンウィーク中の営業日のご案内です。
今年もORIGENはゴールデンウィーク中も休まずに営業しております。
お休み中にお家の整理や骨董品等の売却をご検討されている方がおられましたらお気軽にご相談くださいませ。
骨董品を中心に古い家具から時代建具といったものまで幅広くお取扱いしております。丁寧な査定をお約束。
旧蔵品・美術品の売却代行もご相談くださいませ。

出張買取で不在のことがございます。
ご来店をご希望の方は、事前にお電話もしくはメールにてご連絡くださいませ。

※日曜日は定休日となります。日曜日をご希望の際はご相談くださいませ。

写真のお品もの
桑材手箪笥
磁器豆招き猫
硝子瓢箪型根付
純銀製細密彫薬入
木彫瓢箪根付
硝子ニッキ水容器



先日の出張買取 in 枚方市

2019.04.09 Category :


大阪府枚方市のお客様より出張買取のご依頼をいただきお伺いさせていただきました。15年間空家にされていたとのこと。この度、老朽化により家屋解体をせざるを得ない状態となってしまったため解体工事前にご用命くださいました。ご依頼者様は大事なものを探し、私は買取対象となるお品物を探させていただきました。

築80年の古いお家。あちらこちらに仕舞われた古いものを2時間かけて探索しました。旧日本軍の砲弾。もちろん火薬は入っておりません。お祖父様が退役後に記念として持ち帰ったもののようです。

台湾翡翠の香炉に中国葛明祥造の海鼠釉花瓶、象牙の麻雀牌。麻雀牌は残念ながら不揃いでした。

三浦竹泉の煎茶器と堆朱香合、瑪瑙の簪など。他にも小さく手の凝ったものを沢山お譲りしていただきました。

掛軸と古い写真アルバムに絵葉書帖。古写真も買取対象です。お客様自身も写っている人物が誰かわからない時代のものでした。戦争関係や記録の少ない風景写真など研究者の方々が求めることも少なくありません。思いのこもった大切な写真もあるかと思います。そういった写真を除いたアルバムなども買取対象となりますので是非ご相談くださいませ。役立つ資料が含まれているかもしれません。
色々とお話しさせていただきながら3時間ほど作業をさせていただきました。「こんなものも!」と喜んでいただけたものもあり安心しました。
意外なものに価値があるので「こんなものはダメだ」と思わずにお気軽にご相談くださいませ。骨董古美術品を中心に古い家具から時代建具といったものまで幅広くお取扱いしております。丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。よろしくお願いいたします。

今回お譲りいただいたもの一部抜粋
古い書棚・茶箪笥・三浦竹泉・煎茶器・抹茶碗・煎茶盆・如意・象牙麻雀牌・翡翠香炉・堆朱・葛明祥花瓶・書道具・硯・墨・鼈甲簪・瑪瑙簪・赤珊瑚簪・掛軸・古写真・絵葉書など。



小さなものも丁寧に。

2019.04.01 Category :


日本の古いものにはとても小さなものが多いです。しかもただ小さいだけでなく、細かな部分まで丁寧に仕上げられています。さらに遊び心もあったりと。こんなものを作るにはよっぽど心と時間にゆとりがあったんだろうと想像する今日この頃です。そんな極小なもの故に気が付かれることなく消えていくこともしばしば。。。
※小さいので大切に仕舞おうとしてか、空のマッチ箱等に小物を保管し、さらにせんべい等の空き箱に保管されている方もよくいらっしゃいます。
ORIGENではそんな指先ほどの小さな見落としてしまいそうなものまでしっかり丁寧に拝見させていただきます。小さいからと侮ってはいけません。名工作の一点ものかもしれません。

素材や時代は様々ですが、小指半分ほどのサイズ。細部にまで凝られており、瓢箪根付はちゃんと蓋も外れます。
左から
純銀豆恵比寿天
在銘象牙兎根付
古銅豆仏持蓮観音菩薩立像
木彫豆仏吉祥天像
象牙木製瓢箪根付
磁器豆戌人形
骨材サイコロ


もちろん小さなものだけでなく、家具などの大きなものでも遠慮なくご相談ください。骨董古美術品を中心に古い家具から時代建具といったものまで幅広くお取扱いしております。丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。よろしくお願いいたします。



大切な洋食器買い取りいたします。

2019.03.21 Category :


コレクションされた逸品やご進物などブランド食器はございませんか。大切なお品もの丁寧に拝見させていただきます。現代のものから一点もののアンティーク品まで幅広く査定いたします。ブランド不明のものや箱のないものでも大丈夫です。多少に関わらずご相談くださいませ。大切なコレクションのご売却はORIGENにお任せください。よろしくお願いいたします。

取り扱いブランド
LimogesリモージュFRANCE
BACCARATバカラFRANCE
WEDGWOODウェッジウッドENGLAND
HERENDヘレンドHUNGARY
MeissenマイセンGERMANY
RosenthalローゼンタールGERMANY
HUTSCHENREUTHERフッチェンロイターGERMANY
MOSERモーゼルCZECH REPUBLIC
RichardGinoriリチャードジノリITALY
ROYALCOPENHAGENロイヤルコペンハーゲンDENMARK
上記以外のお品物でもご相談ください。



名機から大衆機まで 古いカメラ買い取りいたします。

2019.03.06 Category :


使わなくなったカメラやレンズはございませんか。ORIGENではカメラなどの写真機材の買い取りを強化しております。名機・名玉と呼ばれる逸品からマニアックな珍品、大衆機まで幅広く査定いたします。また国内外も問いません。古く傷んでいるものや壊れている可能性があるものでも遠慮なくご相談くださいませ。よろしくお願いいたします。

写真は直近の取り扱い実績カメラ
Leica M6 Summicron ライカ ズミクロン F2 50mm
Nikon NIKKOR 28mm ニッコール F2.8
Nikon Nikomat EL ニコマート
Nikon S2 NIKKOR-SC F1.4 50mm
Canon PELLIX キャノンペリックス FL 50mm F1.2
Rollei ROLLEIFLEX 2.8GX ローライフレックス F2.8 80mm
VOIGTLANDER VITESSA COLOR-SKOPAR フォクトレンダー F3.5 50mm
ZEISS IKON Piccolette ツァイスイコン F6.3 75mm
CONTAX RTS Distagon コンタックス F2.8 28mm
CONTAX Ⅱ Carl Zeiss Sonnar F1.5 50mm
Kodak Retina automatic コダック レチナ F2.8 45mm



ありがたき資料提供。

2019.03.05 Category :


同業者の先輩から頂いた貴重な資料たち。
「俺より先が長いから勉強して頑張って」と譲っていただきました。ありがたき幸せ。まださっとしか目を通していませんが、どの本も写真と解説がしっかりあるのでわかりやすい貴重な資料。設置計画中のスタッフ共有閲覧図書に加えさせていただきます。資料提供ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

古陶磁関係の資料に混じりひときわ目を引くものが、、、、

盆百選。著者は大阪生の瀬良陽介氏。阪急百貨店内で古美術商をされていた方のようです。

カラー図版の方が多かったにも関わらず気になるものはモノクロに多かった。
時代を経なければ生まれない風合いはさることながら、国や宗教からの影響・地域特有の素材や文様が興味深い。
盆の世界。あまり知らなかったですが奥が深い。。本の中には重要文化財に指定されている平安時代のものも掲載されている。時代的にもなかなかお目にかかることの無いものばかりですが、出会いは突然やってくる。見落とさないようにインストールしておこう。

左上から時計回り
根来塗輪花盆 鎌倉時代 図版5
春慶塗十字形盆 江戸中期−後期 図版89
黒朱塗肩身替盆 江戸後期 図版100
朱漆塗紙撚盆 李朝 図版38B
『盆百選』瀬良陽介著 平安堂書店より

画像1枚目、上から。
『桃山の茶陶 黄瀬戸・志野・織部』大阪美術倶楽部青年会編集発行
『明代の染付と赤絵』社団法人日本陶磁協会編集
『私の愛蔵品』目の眼大阪友の会著
『瀬戸物と美濃瀬戸』井上吉次郎著
『古唐津』出光美術館編集発行
『盆百選』瀬良陽介著 平安堂書店



本日の素材美 vol.3;いのりとひかり

2019.03.01 Category :


本日の素材美vol.3はいのりとひかり。
唐草の刺繍がほどこされたものと草花の姿が浮かびあがったものをご紹介いたします。

長年にわたり唱え受け継がれた経典
浄土真宗の経典で天保九年のお品ものです。傷んでいるものの、形をしっかり保っています。肌身離さず大切にされていたのでしょう。布地の両端が摩耗して擦り切れそうになっています。

布地に図案化された蓮華唐草文が刺繍されています。一針一針丁寧に縫い付けられており、ほとんどほつれることも無く今日まで形を保ち続けています。

天保九年戊戌初春・名古屋書林 大阪小経師・東壁堂偕龍渓板と記されております。今から181年前のお品です。

続いてのお品ものは同じ植物の図柄ですが写実的な草花文。古い箱に仕舞われていた古布の中から見つけた藍染の端切です。日本に藍染が伝来したのは飛鳥時代。江戸時代には様々な布地が藍で染められ、それを見た西洋の人々はその藍色をジャパン・ブルーと呼んだそうです。

藍染は藍色と布地の白色のグラデーションのみで構成されていますが、抽象的なものから具象的なものまで表現できる沢山の技法があります。写真のものはろうけつ染めでしょうか。藍色が染み込まないように溶かした蝋で図柄を描き、後にお湯で蝋を流す技法です。いきいきとした草花の様子を描いていますが、よく見ると型紙かなにかを利用して蝋を塗布しているのかもしれません。ひょっとすると型染めでしょうか。
そんな藍染古布ですが、今回のものを見つけた時にあるものが思い浮かびました。

これが何かご存知でしょうか。青と白の濃淡で現れる像。
これは写真の古典的技法でサイアノタイプというものです。感光剤を塗布した紙の上に物を置いて太陽光に当てると露光した部分は青く、遮光された部分は感光せずに紙の白色のままになります。光と影の明暗、露光時間の調節で濃淡が変わります。今回は簡易キットを取り寄せて作ってみました。

鼈甲金魚帯留と竹籠、雑草、小石を配置して露光。露光時間を2分3分5分と調節して5枚目に何とか1枚できました。セッティングに手間取ったり、太陽光が雲で遮られたりすると露光データが全部変わるので最後は感覚勝負でいきました(笑)
藍染の端切の発見からサイアノタイプを作ってしまいました。大学の最初の実習がサイアノタイプだったので懐かしい気持ちになりました。なんだか話がやや逸れてしまいましたが今回は古い布の素材美を簡単ではありますがご紹介いたしました。
次回vol.4も写真の中から2点ご紹介する予定です。弊社では長い年月を経たものを探しております。骨董・古美術品などの時代もの。古い建具類など幅広く取扱いしておりますのでお気軽にご相談ください。よろしくお願いいたします。

ちなみに玄関の目隠しには藍染の襤褸を使っています。コーポレートカラーもブルー。昔の藍染のように親しみやすい身近な存在になれるよう頑張りますのでよろしくお願いいたします。



83年前の今日。告広聞新の行発日一十二月二年一十和昭

2019.02.21 Category :


掛軸を包んでいた古新聞に目が止まりました。昭和十一年の二月二十一日発行。西暦1936年。今日からちょうど83年前の朝日新聞の一面で大部分は広告欄で占められています。
包まれたものの特定に新聞は役立ちます。あくまでも目安ですが戦前or戦後のもの?など判断材料の1つに加えることもあります。新聞だけ古くて中身は新しいものなんて可能性もありますので注意が必要です。
因みに1936年の出来事と言えば二・二六事件。この新聞の5日後と思えば少し時代感が掴みやすくなるかと思います。余談ですが昭和十一年のカレーライス1皿価格は十五銭~二十銭、大福は三銭です。

広告欄に目を向けますとレコード会社と製薬会社が目立ちます。今でもある企業も。レコードの新譜案内ですが一曲もわからない。。。気になる一曲を選ぶならば廣澤虎吉の左甚五郎ですかね。
※ちなみに左甚五郎とは…江戸時代初期の宮大工、彫刻師。日光東照宮の眠り猫などの作者とされている伝説的人物。逸話が多く、彼が登場する歌舞伎や落語がある。


デザインは手書きならでは温かみが感じられます。商品のキャッチコピーもいいですね。

試験準備は先ず鼻の治療から 鼻の薬 ハナトオール
気持ちわかります。鼻詰まりがキツいと息苦しく受験勉強に集中できない。ゞ( ̄∇ ̄;)大した受験勉強してないでしょ!!泣

濃化粧 さらりと 落ちる シバニホーサン石鹸 地肌を整ふ
恋化粧 さらりと 落とし シバニホーサン石鹸 あなたを想ふ
替えてみました。ダメですね。センスがない(´Д`。)悲

ORIGEN オリゲン 古いもの買取・大切なもの売却代行
「あっ!昔から変わらず同じキャッチコピーで営業してはるんですね~。ロゴも変えることなく細く長く商売されてるんですね~」Σ\( ̄ー ̄;)んなわけあるかいっ!!
作り話です汗

この新聞を見つけて眺めているうちにアイディアが浮かび、広報部長に発注して作ってもらいました。新聞広告の営業電話よくかかってくるんですが、なかなかいいお値段しますので、こちとら手作りですゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
それにしても良くできていると思いませんか(笑)
手書き具合と古い新聞印刷のかすれた風合いを再現しました。
今日から83年後は2102年。これを読んでいる人はもれなくあの世の住人となっています(笑)
が、その頃に会社はどうなっているのか。。心配しても仕方ない。日々精進あるのみ。
古いものを整理される際にはお気軽にご相談ください。よろしくお願いいたします。

※著作権について
今回は一枚目の新聞の画像内にて、
調べたところ著作権の切れていない部分がありましたのでそれらしく見えるように差し替えております。
毎回著作権に関わるだろうことがある際は素人には判断が難しいことがありとても悩みますが、
こちらも作る側にいますので気をつけて参ります。
今後もブログを楽しんでいただけたら幸いです。



切符手形買取の御案内

2019.02.15 Category :


昔に収集した記念切手や郵便切手などなど。見る機会が減り、閉まったままの切手はございませんか?
シート切手にバラ切手、ボストークに収録した希少な切手など幅広く拝見いたします。
今回は喜多川歌麿と東洲斎写楽の浮世絵で切手買取の流れをご説明いたします。

ORIGENの切符手形買取の引き札を手に取った元禄美人。どうやら切手の査定方法を思案中。
査定方法は店頭買取・出張買取・宅配買取からお選びいただけます。
いずれの方法でも先ずはお問合せフォームもしくはお電話にてお客様のご希望をお聞かせください。その際に切手の量や種類などわかる範囲でお知らせくださいませ。

実際には煙管を吹かしての接客はいたしませんのでご安心ください(笑)
切手帳の中に紛れた希少切手・付加価値のあるものは番頭がきちんと査定いたします。
付加価値のない通信用切手は額面価値を計算し、以下の%で買取いたします。
~15万円70%
~30万円72%
~45万円73%
50万円~75%
※2019年2月現在の%となります。※小額面バラ切手中心の場合は応相談となります。

もしかすると意外な切手に思わぬ価値が、、、、、、、、、、、
捨ててしまうのはもったいない、、、多少に関わらずお見せください。

こんなドヤ顔にはなりませんのでご安心くださいね(笑)
査定内容を確認していただき、ご納得いただけましたらその場でお支払いいたします。
「見せてよかった」と思っていただけるよう精一杯頑張ります!

切手以外にも金貨・銀貨・古銭・記念硬貨・テレホンカードなども買取しておりますので、お持ちでしたら合わせてご相談ください。よろしくお願いいたします。

画像1枚目左・喜多川歌麿作:おちやつぴ
画像1枚目右・喜多川歌麿作:江戸六玉顔 弓
画像2枚目左:東洲斎写楽:四世松本幸四郎の山谷の肴屋五郎兵衛
画像2枚目右:東洲斎写楽:三世坂東彦三郎の鷺坂左内
画像3枚目左・喜多川歌麿作:おちやつぴ
画像3枚目右・喜多川歌麿作:傘さす男女
画像4枚目右:東洲斎写楽:市川鰕蔵の竹村定之進
画像4枚目左:東洲斎写楽:三世沢村宗十郎の名護屋山三



本日の素材美 vol.1;侘び寂び

2019.02.01 Category :


本日の素材美と題しまして実際にお客様からお譲りいただいたものを数回に分けてご紹介していきます。TOPの写真はそれぞれのクローズアップ写真。今回は左上の赤茶けた素材。月面のクレーターのような、ぼこぼことした表面。
正体は舟形吊灯籠。吊灯籠とは家屋の軒先などに吊り下げる照明器具。蝋燭や油を火種とし六角形や丸形は沢山ありますが舟形のものは比較的少なく珍しい一点です。また長年風雨に晒され、朽ちかけている様がさながら沈没船のようです。この吊灯籠を見つけたのは軒先ではなく、縁側の下でした。鉄鎖がちぎれてしまい、吊ることができなくなったために縁側の下に置かれていました。沈没してしまったのです。

船室(火袋部分)の風除け装飾は朽ち果て舟底には穴が空いています。吊灯籠は風雨に晒されるため素材は鉄よりも銅を用いることの方が比較的多いですが銅製ではこの沈没船形吊灯籠は生まれなかったでしょう。自然が創り出したものなので浪漫があります。

「自然の力によって生み出された造形美。細かな装飾部分が朽ちることで無駄な装飾の一切が取り払われ、老いても堅牢さを保つ芯の部分。鉄の味。その佇まいに侘び寂びの美を感じずにいられません」なんてキャプションが添えられていればさまになりそうです。当たり前ですが時代ものは劣化しているものの方が多く、僅かな傷みで価値が無くなることがありますが、それがかえって魅力となる事がよくあります。今回は吊灯籠のご紹介でした。次回は写真の中からいくつかご紹介しようと思います。弊社では長い年月を経たものを探しております。骨董・古美術品などの時代もの。古い建具類など幅広く取扱いしております。お気軽にご相談ください。よろしくお願いいたします。