今日の一品 『ラッキョウ徳利』 伊勢崎淳

2019.11.28 Category :




『ラッキョウ徳利』 伊勢崎淳 備前焼

奈良県在住のお客様から和歌山市のご実家の整理の際に出張買取のご依頼をいただきました。

伊勢崎淳の作品の他にも茶道具などを買取させていただきました。
素敵な徳利をお譲りいただきありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

丁寧な査定をお約束。古いものの売却はORIGENにお任せください。
お品ものの買取や売却に関してのご相談はお電話またはメールフォームよりご相談ください。よろしくお願いいたします。

伊勢崎淳(いせざき じゅん)
1936年、岡山県備前市出身。備前焼5人目の重要無形文化財保持者(人間国宝)。
父は陶芸家の伊勢崎陽山。
兄・満と共に姑耶山古窯跡に中世の半地下式穴窯を復元し、穴窯での備前焼を追究している。



人間国宝 十四代 酒井田柿右衛門 濁手

2018.09.27 Category :


重要無形文化財 十四代酒井田柿右衛門本人作の一輪生を譲り受けました。
本人作のお品物は稀にしか出会わないので柿右衛門の基本絵付色にちなんだ背景紙を用意し撮影しました。
濁手と呼ばれる柔らかく温もりある乳白素地に繊細な筆使いで絵付がほどこされています。
以前、この濁手(にごしで)という文字と綺麗な乳白色が結びつかなく、??となったことが思い出されます。
濁手とはお米のとぎ汁に例えられつけられた名前です。

基本色は赤・緑・群青・紫・黄です。濁手にとても映える絵付色。十七世紀に確立された柿右衛門様式と呼ばれる色彩と図案構成はマイセンなどのヨーロッパ陶磁器にも大きな影響を与えました。



本人作の濁手を見て「柿右衛門の基本絵付色の背景紙で撮影すると濁手はどのように見えるのか?」と思いつき撮影してみました。
図録などの作品写真の背景は白・灰・黒色くらいしかないので、ちょっと目新しい柿右衛門の写真になったかと思います。濁手が背景色を優しく反射してくれました。個人的には最後の薄紫が絵付・濁手と一番マッチしていると思います。
余談ですが、以前から薄々気づいていた私の使用しているデジカメの弱点が今回の撮影ではっきりとわかりました。
TOP写真の赤・青が分かりやすいですが、白いものと特定の色との境界線が黒く濁るのです。
この現象はN社のデジカメ特有のものなのか、デジカメ一般のあるあるなのか??ご存知の方がいればコメントお待ちしております。
ひとまずこの現象をデジタル写真の濁手と呼ぶことにします。