取扱い品目紹介 : 時代着物・古裂・襤褸について

2018.10.22 Category :

着物の買取に関してよくお問い合わせいただきますが、弊社では時代のある着物や古裂・古布を中心に取扱っております。お客様の希望によって現代の着物も買取させていただいておりますが、作家物や高価な着物などは着物専門の業者さまに依頼するのをお勧めいたします。時代の区切りで言えば戦前の着物が取扱いの対象となります。時代が判らない場合は誰が着ていた着物かを考えるといいかもしれません。

着物のハギレで作られた継ぎ接ぎの布。反物の僅か数センチ程の切れ端さえも捨てずに縫い合わせ、一枚の色とりどりの布として再生されています。また、ただ継ぎ接ぎするだけでなく配色にまで気配りしていると思われる点がこの布を作った方の手の良さを感じます。

どういった目的で作ったのかはわかりませんが、古い長持の中に保管されていました。恐らく寝具や衣類を包むための大きな風呂敷の代わりに作られたのだと思います。

当て布で修繕された藍染木綿布。こちらは長持の中で座布団を大事に包んでいました。虫に喰われた箇所を丁寧に修繕しています。こちらは反対に作意の無さから生まれた偶然の産物としての魅力があります。この時代に布がいかに貴重なものであったかがよくわかります。

着物箪笥や行李、長持にしまわれたまま忘れられていたハギレやぼろぎれ。見向きもされず、捨てられてしまうことがよくありますが、手の込んだ刺繍が施されています。

暖簾にしてみました。海外からの観光客の多い恵美須町。店の前も外国からの観光客が通りますが、通る時に一瞬振り向いて見てくれている気がします。古い着物や古裂、襤褸など、穴が空いたものや傷みのあるものでも処分の前にお気軽にご相談ください。よろしくお願いいたします。



医療棚や薬箪笥、古い病院や薬局のお品もの買い受けます。

2018.10.07 Category :


古い病院や薬局のお品ものを探しています。
古い物好きの中でも病院や薬局、学校ものなどは特に人気があるジャンルです。出回る機会の少ないものには自ずと希少価値が付くものです。

特に古い病院や薬局といえば独特の雰囲気を放つものが沢山あります。
私もこの仕事を始めてから古い病院や薬局には何度か買取にお伺いしていますが、未だに出会ったことのないコレクションアイテムもあります。

先日お伺いした古い薬局で見つけた戦時中のガラス薬瓶。
薬局店舗には製薬会社の陳列棚や企業ノベルティ製品、ケビント、ガラスケースなどコレクターアイテムが数多くあります。

屋根裏には戦前の薬瓶などガラスものが残されていました。物資の無い戦時中のガラス瓶の為、不純物などが多く含まれます。今見ると不完全な姿がかえって美しい。これまで見てきた中でも気泡の量が非常に多い。

病院や薬局で使われていた薬箪笥・薬棚
100杯以上の抽斗に小さな環引手が付いており、実際に使わなくても置いておくだけで迫力のある箪笥。明治期。

大正・昭和期のものになると洋風のデザイン・引手の付いたものが主流に。
大正期の洋館扉に付いていたドアノブ。

明治・大正・昭和初期に建てられた建物であれば、建具や照明、装飾金物も買取対象になるかもしれません。
特に病院・薬局などは洋館建で凝った作りのものが多く、建物に取り付けられたものも査定対象になります。
三灯シャンデリア乳白磨り切子ガラスグローブ。大正期のシャンデリアです。薄い乳白磨りガラスに花柄の切子が施されています。明治と大正期の雰囲気を併せ持った一品です。
如何だったでしょうか。写真でご紹介したもの以外にも古いものであれば幅広く取り扱いしております。作家物や古美術品以外にも価値のあるものが沢山あります。
老朽化による解体やリフォームによる交換や処分をお考えの際には是非ご相談ください。
時代を生き残った希少品買い受けます。よろしくお願いいたします。

写真1枚目
黒ケビント(6面ガラス+真鍮製植物柄エンボスグレモン錠)明治期



古い灯りを探しています。

2018.09.12 Category :


日本の古い電笠・照明器具を探しています。この仕事を始めた頃は大阪市内でもちょこちょこ戦前の古い建物に行く機会がありましたが、年々古い建物も減ってきたな~と肌で感じます。特に洋館建の建物はそもそも数が少ないので年間数件に留まります。老朽化等による取壊しが決まっている場合は建具や装飾金物、希少な木材などを取り外すこともあります。そういう建物に取り付けられた装飾品の中でも人気が高いのが古い照明器具です。

古い電笠には手吹き・プレスガラス、切子ガラス、色ガラスなど様々な種類があります。時代は明治~昭和30年代頃。手作業ならではの柔らかな歪さや、プレスガラスでしか作れない凹凸が特徴的です。明るさという点では現代の照明と比べると圧倒的に劣りますが、一点一点表情の異なる灯りの風情は勝ります。電笠だけでなくシャンデリアや玄関灯など大型のものや固定式のものの取り外しも大丈夫です。昭和初期の建物も築100年を迎えようとしています。老朽化により、やむなく解体やリフォーム、電気工事に伴う照明設備の交換を検討されている方はぜひご相談ください。時代を経た古い建物にしかない希少品買受けます。よろしくお願いいたします。